6月28、29日に大阪市で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)でのテロ対策で、関西国際空港や大阪(伊丹)空港などを運営する関西エアポートは13日、期間中の両空港での対応を公表した。旅客ターミナルの入り口の利用を制限して警察官が航空券の確認と手荷物検査を実施。関空連絡橋は一時通行止めされる。 関空の旅客ターミナルでは、第1ターミナルの国際線の出発フロアと到着フロア、国内線フロアにある出入り口について、一部を閉鎖した上で、残りを入り口専用と出口専用に分ける。入り口では警察官が旅客の航空券や手荷物を検査し、見送り客などは入場目的を確認する。第2ターミナルでも同様の対応を取る。伊丹空港でも同様のチェックを行う予定だ。 空港へのアクセスでは、関空連絡橋は27~30日、各国首脳や要人が大阪市内に向かうときには対岸に向かう車線が通行止めになり、首脳らが空港へ向かうときには関空に入る車線が通行止めとなる。 阪神高速など両空港の周辺道路が通行止めとなるのを受け、関空へのリムジンバスは27日終日、28日午前、30日午前に全路線が運休。このほかの時間帯は本数を減らして運行する。伊丹でも27~30日に伊丹-大阪駅前、伊丹-難波など複数の路線が全便運休する。 神戸空港と関空をつなぐ高速船「ベイ・シャトル」は27、29日に全便運休。 このほか両空港のターミナルでは、コインロッカーの使用を中止。商業施設なども入る関空の展望ホールは27~30日、全館で休館。伊丹空港の展望デッキも同期間に閉鎖される。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース
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