虐待の緊急性評価を作成せず 女児衰弱死で札幌市児童相談所(共同通信)

 札幌市中央区の池田詩梨ちゃん(2)が衰弱死し、傷害容疑で母親と交際相手の男が逮捕された事件で、札幌市児童相談所が、厚生労働省が作成を求めている虐待の緊急性を評価する「リスクアセスメントシート」を作成していなかったことが7日、児相への取材で分かった。 5月に母子と面会した北海道警からの情報提供を考慮すると、緊急性は市児相が定める3段階評価のうち、2番目の「早急」に該当する可能性があったいう。 虐待の通告があった場合、各児相は客観的に緊急性を判断するため、シートに基づき、身体的虐待やネグレクト(育児放棄)などの項目をチェックする。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

自民国防議連がF2後継機で提言 「来年度から開発予算確保を」(産経新聞)

 自民党の国防議員連盟(衛藤征士郎会長)は7日の会合で、2030年代に退役を迎えるF2戦闘機の後継機に関する政府への提言をまとめた。F2後継機の開発予算を来年度から確保することなどを盛り込んだ。11日に安倍晋三首相に申し入れる方向だ。 提言は来年度からの予算確保のほか、今年度中に防衛装備庁にF2後継機の開発担当部署を設置することや、開発では国内技術を最優先し、同盟国との相互運用性に配慮することも求めた。戦闘機について「わが国の主権、独立を維持し国民の生命、身体、財産の安全を確保するために欠かすことのできない装備だ」と強調。開発では特に改修の自由度を確保することが重要との認識を示した。 政府は昨年末に策定した新たな中期防衛力整備計画で、F2後継機について「国際協力を視野に、日本主導の開発に早期に着手する」と明記した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

池田小事件題材に舞台「大悲」 7月、東京で上演(産経新聞)

 大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)で起きた児童殺傷事件を題材にした舞台「大悲(だいひ)」が7月、東京で上演される。事件を起こした宅間守元死刑囚=執行当時(40)=の主任弁護人と犠牲女児の母という2人の視点から、事件に関わった人々の姿を描く作品で、10年以上の取材から構想を練り上げた脚本・演出家、西森英行さん(41)は「舞台を通じ、ともに事件について考え、行動を起こすきっかけになれば」と話す。(南里咲) 「大悲」は、「ストーリーA」「ストーリーB」の2作品。事件発生から宅間元死刑囚の死刑執行までの約3年間が題材だ。「A」では、反省の態度を見せない被告と対話し続けた弁護人の姿から、「犯罪史上特筆されるべき凶悪かつ無差別大量殺人事件」と評された事件を起こした男は「何者だったのか」を問う。「B」は娘を失った母親が、あることを機に事件を受け止め、前に向かって進み始める姿を描く。 脚本と演出を手掛けた西森さんは、東京を中心に活動する劇団「Innocent Sphere(イノセントスフィア)」の旗揚げメンバー。これまで、平成9年の神戸連続児童殺傷事件などを題材にした社会的な作品を制作してきた。 池田小事件を題材にしたいと考えたのは、事件の5年後。報道関係の知人から事件について話を聞き、「関係者が置かれた境遇や心境を知りたい」と思った。高校で講師として勤めた経験もあり、教員の立場からも事件を深く知りたいと、知人を通じて遺族や学校関係者、報道に関わった記者らに取材を重ねた。 10年超の取材を経て、作品のモデルに選んだ1人は、宅間元死刑囚の主任弁護人。「池田小事件の弁護人であることに、つらく悲しいものがあることを告白しないわけにはいかない」と述べ、金子みすゞの詩を引用して「君が摘んだのは、花の咲く前の芽だったことを忘れるな」と呼び掛ける異例の最終弁論を行った。 もう1人のモデルは、娘を失った母親。致命傷を負った娘が懸命に廊下を歩いたことを知り、「最後まで生きようとした姿から、前に進めるようになった」と語ってくれたという。 実際に起きた事件を舞台化することは難しく、「上演することで、誰かを傷つけるかもしれない」との恐れが「常にある」と明かす。それでも舞台化するのは、「観客と事件を考え、何らかの行動に移すきっかけにしたい」から。上演まであと1カ月余り、「最後まで最善の形を探り、模索し続ける」決意だ。 これまでの活動を通じ、「事件の背景にはさまざまなことが複合的に関係しており、多角的に事件を見ないと原因を追究したことにはならない」と考えている。先月28日に川崎市でスクールバスを待つ児童らが殺傷された事件には、「視聴者の怒りにあおられ、報道の多くが犯人の生い立ちや生活状況だけに原因をとどめて単純化しようとする風潮に、やるせなさを感じる」と話した。 「大悲」は7月19~29日、東京都渋谷区の新宿紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで。一般発売は6月15日から、全席8800円。問い合わせはオデッセー(03・5444・6966)。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

韓国の情報戦に対抗せよ 面積7倍に拡充される領土・主権展示館 (産経新聞)

 日本固有の領土である尖閣諸島(沖縄県石垣市)や竹島(島根県隠岐の島町)などの資料を集めた政府の「領土・主権展示館」(東京・日比谷公園)が岐路に立っている。竹島を不法占拠する韓国が情報戦を進めて一定の成果を上げるなど、日本を取り巻く環境は厳しさを増すばかり。展示館は懸案の移転先が決まり、面積も従来の7倍に拡充されるが、専門家は、領土や主権の広報戦略について、調査・研究から発信までを一元的に担う拠点作りが不可欠と警鐘を鳴らす。【写真でみる】「領土・主権展示館」が入る市政会館■中韓が活発に行動 「領土・主権をめぐる問題の解決は極めて重要な課題だ。政府が全力で取り組むにあたっては、わが国の立場に関し、今後、より効果的に国内啓発、対外発信を行うことが必要だ」 宮腰光寛領土問題担当相は5月21日の「領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会」でこう述べ、より戦略的な対応が必要になるとの認識を示した。 背景には中韓両国の動きがある。直前の同月13日には、韓国が遅くとも2016年から竹島周辺の日本領海で無人観測装置「海上ドローン」による海洋調査計画を本格化させ、データ収集などを継続していたことを産経新聞が報じた。 中国は4月12日以降、尖閣諸島周辺で公船を航行させる挑発行為を続ける。6月5日には55日連続となり、平成24年9月の尖閣諸島国有化後、最長の連続日数を更新した。 懇談会ではこうした情勢を踏まえ、座長を務める財団法人「平和・安全保障研究所」の西原正(まさし)理事長を含む外交・安全保障、国際法、歴史研究などの専門家13人が、領土と主権に関する発信強化策を議論する。7月をめどに提言を取りまとめ、宮腰氏に提出する予定だ。 宮腰氏は懇談会で(1)領土・主権展示館の開館を含めた、これまでの啓発・発信事業の実績評価(2)小中学校での領土教育の充実や国際情勢の変化を受けた施策の新たな方向性の検討(3)領土・主権展示館の活用方法の検討-の3点を要請した。 なかでも(3)の領土・主権展示館の活用は、懇談会のメインテーマといえる。■好条件の移転先 領土・主権展示館は、政府が平成30年1月に開設したが、入居先の市政会館が耐震工事を行うため、来年3月までの移転を迫られた。 最終的に移転先に決まった「虎の門三井ビルディング」(千代田区霞が関)では、同館の面積は従来の7倍の約700平方メートルに拡充される。市政会館では案内を出せず場所が分かりにくかったが、新しいビルは1階に入居して通行人の目を引きやすい。さらに、永田町から徒歩圏内という立地を生かし、国会見学と連動させた訪問も見込むことができる。 移転が遅れれば「領土軽視」と受け取られかねない恐れがあっただけに、与党関係者は「このタイミングで好条件の移転先が決まったのは奇跡だ」と胸をなで下ろす。今後の展示について、自民党の閣僚経験者は「全国に散在する竹島や尖閣諸島などの資料をさらに集約し、日本の主張の正当性を周知したい」と話す。 政府・与党は、移転先の同じビルに入る公益財団法人「日本国際問題研究所」(国問研、理事長兼所長・佐々江賢一郎前駐米大使)との連携も見据えている。 国問研は吉田茂元首相らが主導して昭和34年に設立したシンクタンクで、主に政府の調査委託を受けて外交政策を研究する。先の閣僚経験者は「国問研には領土関連の資料やデータが蓄積されており、展示内容の充実にもつながる」と期待を寄せる。 尖閣諸島や竹島が「日本固有の領土」であることを周知するためには、中韓両国の主張だけでなく、それに対する反論を展示館で紹介することも、理解を深めるうえで欠かせない。現在の展示館はそれだけのスペースがなく、フォローできていないのが実情だ。■「東海」併記が増加 問題は領土だけにとどまらない。 竹島問題に詳しい下條正男・拓殖大教授は5月に東京都内で開かれた政府主催の講演会で「竹島問題と日本海の呼称問題はリンクしている。韓国からすれば、(日本海では)独島(トクト、竹島の韓国での呼称)が日本の領海の中にあってけしからんとなる。そこで自分たちの古来の呼称『東海』にすべきだと言い始めた」と指摘した。 日本海の呼称をめぐり、政府は韓国、北朝鮮と非公式で協議している。国際水路機関は2020年総会での報告を求めており、日本側は「日本海が国際的に確立した唯一の呼称」との立場を堅持する構えだ。 ただし、下條氏によると「東海」と併記する地図は徐々に増えており、日本側は劣勢という。 下條氏は「危機認識を持たなければいけない。『東海』併記の主張に歴史的根拠は全くないが、日本側はあまり主張してこなかった。これが大きな問題だ」と強調した。 その上で「韓国では竹島が歴史認識問題の原点だ。日本政府は何かあると遺憾の意を表すだけ。韓国に反論しなければいけないが、戦略的に対応する機関がない」と危機感を募らせた。 領土と主権は国の根幹である。領土・主権展示館は移転を機に単なる展示施設から脱却し、国際社会の理解と支持を得る研究・発信拠点に生まれ変わらなければならない。(政治部 清宮真一)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「散策後に息切れの症状」上皇后さまが心臓検査へ…心不全の診断指標“BNP値”とは?(FNN.jpプライムオンライン)

心臓の検査をお受けになる上皇后さま 6月6日、東京・八王子市の武蔵陵墓地を訪れ、4月末の退位を報告する「親閲の儀」に臨まれた上皇ご夫妻。【画像】真夏のような暑さの中、長い階段を上られる上皇后さま真夏のような暑さの中、長い階段を上られた上皇后さま。宮内庁は7日、上皇后さまについて「上皇后陛下には今年に入ってから、朝のご散策後に息が切れるご症状が次第に目立つようになりましたが、今週初めの血液検査において心不全の診断指標であるBNP値が上昇していたことから、近く宮内庁病院で心臓の検査をお受けになります。」と発表した。BNP値の上昇とは、どのような状態を示しているのか。大高病院の阿部裕之診療部長に話を聞いた。大高病院・阿部裕之診療部長:BNP値の上昇とは心臓への負担を調べるためのマーカー。絶対的な指標ではなくて、数値がこれ以上だったから心不全とか、これ以下だったから大丈夫というふうに一概に言うことはできないBNPは心臓に負荷をかけたときに出るホルモンの値で、心機能低下の早期発見につながる指標とされるが、心臓以外の要因で上昇する場合もあるという。上皇后さまは2015年6月末ごろから胸の痛みがあり、24時間の心電図検査を受けられた。その結果、筋肉への血液の流れが悪くなる心筋虚血が疑われたことから、同年8月、冠動脈CT検査を受けられたところ、冠動脈に狭窄がある可能性を指摘されていた。心臓の筋肉への血流が不足する心筋虚血は、強いストレスなども引き金になるという。フジテレビ皇室担当・橋本寿史解説委員は「前回は宮内庁側としては、ご公務や色んな形の中でストレスが上皇后さまにかかったのが、一つの要因ではないかとみていた」と話す。上皇さまとともに退位に伴う多くの行事に臨まれてきた上皇后さま。週明けには検査の結果が明らかになる見通しで、6月11日から2泊3日で予定されている京都ご訪問については、現時点で変更はないという。(「Live News it!」6月7日放送分より)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

調剤報酬で不正 北海道のアイランド薬局(FNN.jpプライムオンライン)

FNN.jpプライムオンライン 「アイランド薬局」を展開する「アルフレッサホールディングス」は、北海道・北広島市の店舗で、調剤報酬の不正請求があったと発表した。また、不正請求に関する1万5,000件以上の記録を改ざんし、厚生労働省に虚偽の申告をしていた。改ざんは、運営会社の役員の指示で、店舗の薬剤師などが行っていた。アルフレッサは、ほかの店舗でも不正がないか調査している。FNN 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

萩本欽一さん 市川海老蔵さんら 東京パラリンピック初会合へ(FNN.jpプライムオンライン)

FNN.jpプライムオンライン 東京パラリンピックの成功とバリアフリー推進のための有識者会議の初会合が、10日に開かれる。東京都の小池知事が座長を務める有識者会議は、パラアスリートや学識経験者に加え、タレントの萩本欽一さん、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん、元プロ野球選手の中畑清さん、そして、事故でけがをして車いすを使うアイドルの猪狩ともかさんらがメンバーとなっている。また、自民党前総裁の谷垣禎一氏が名誉顧問を務める。有識者会議の初会合は、10日に開かれ、東京パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた都の施策について、議論・提言が行われるという。FNN 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

シーサイドライン逆走は「システム欠陥」 断線未検知、ブレーキ作動せず 同様事故に懸念も(産経新聞)

 横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅(同市磯子区)で無人自動運転の車両が逆走、車止めに衝突して14人が重軽傷を負った事故は8日で発生から1週間。事故は運行制御の回路断線が原因との見方が強まり、システム欠陥も明らかになった。自動運転の路線は全国にあり、同様のトラブルが懸念される中、国は事故原因や実態調査を急ぐ。 事故は1日午後8時15分ごろ発生。5両編成の新杉田発並木中央行きが、折り返しの発車時に逆走し、約25メートル先の車止めに激突して14人が重軽傷を負った。 平成元年の開業当初、ワンマン運転だったシーサイドラインは、6年からコンピューター制御による無人運転を導入。開業以来、人身事故は初めてだった。 運営会社が6日に発表した事故原因は「断線」だ。無人運転は、車両側と、駅や地上側に設置された装置が互いに信号を送りあう自動列車運転装置(ATO)で制御する。折り返しの際は、駅から車両に進行方向の切り替えを指示。列車の2号車には装置があり、1号車を経由して、全車両に指示が連動する仕組みだった。 ところが、100本超の回路の1本が断線し、1号車から全体に指示が伝わらず、全車両のモーターが逆に作動した可能性がある。 同社は「レアケースの事故」と説明するが、駅側の装置で異常は検知されず、車両の進行方向を示すライトも正常。断線を感知できる仕組みもなかった。異常時に列車を停止する装置は断線で作動しなかったとみられ、同社は「システム上の欠陥だ」と認めた。車両制御に詳しい近畿大の酒井英樹准教授は「断線を検知するすべは、必ず用意しておくべきだった」とする。 国土交通省によると、運転士が乗車しない無人運転路線は全国に7路線あり、事業者や有識者による検討会を設置し再発防止を図る方針だ。同社や国の運輸安全委員会も調査を進める。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

元KAT-TUN田口被告ら、保釈金300万円納め保釈

 東京地裁は7日、大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された人気アイドルグループ「KAT―TUN(カトゥーン)」元メンバーで会社経営の田口淳之介被告(33)=東京都世田谷区=の保釈を認める決定を出した。田口被告は保釈保証金300万円を納付し、同日夜、勾留されていた警視庁東京湾岸署から保釈された。  田口被告とともに起訴された、元俳優で会社経営の小嶺麗奈被告(38)=同=は6日付で保釈が認められた。7日に保釈金300万円を納め、同じく同署から保釈された。  両被告は、同居する自宅マンションの一室で乾燥大麻数グラムを所持したとして、5月22日に関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕され、5日に東京地検に起訴された。  捜査関係者によると、田口被告は麻薬取締部の調べに「約10年前から大麻を使用していた」と供述。田口被告は2001年から16年までグループメンバーで、現役時代から使用を繰り返していたことになる。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Max Kepler slugs three homers as Twins avoid sweep

CLEVELAND - Max Kepler homered three times and Jose Berrios (8-2) locked up Cleveland’s lineup…