早期大腸がんで増える細菌を特定 便での発見に期待

 大阪大と国立がん研究センターなどの研究チームは、早期の大腸がんで増える細菌を発見したと発表した。大腸がんは、日本人に最も多いがんで、年に15万人以上が診断される。細菌はこの発症に関連するとみられ、便でごく早期の大腸がんがわかる新技術につながると期待されている。  成果は7日、米科学誌ネイチャー・メディシンに掲載された。  人の腸内には約1千種類、40兆個の細菌がいる。様々な細菌が腸内で作る群れは「腸内細菌叢(そう)(腸内フローラ)」と呼ばれて近年、病気との関連が明らかになってきている。  チームは、国立がん研究センター中央病院で、大腸内視鏡検査を受けた20~90代の男女616人の便のDNAを網羅的に解析し、フローラの細菌を調べた。すると、内視鏡で切除できるポリープや粘膜内にとどまる早期のがんがある人の腸内フローラで、特定の2種類の細菌の割合が、健康な人の2~3倍あった。2種類は、アトポビウム・パルブルムとアクチノマイセス・オドントリティカス。口の中に多く存在するもので、早期がんに多い細菌の発見は初という。便に含まれるアミノ酸や胆汁酸などの代謝物も、早期がんの人とそうでない人で違いがみられた。  ポリープや粘膜内にとどまるス… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

自民参院選公約、外交が柱 国際ルールづくり主導 7日に決定(産経新聞)

 自民党の参院選公約の重点項目が6日、判明した。安倍晋三首相(党総裁)が28、29日に大阪で開催する20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で議長を務めることを踏まえ、「外交」を第1の柱に位置付けた。米中貿易摩擦が激化する中、国際社会の協調やデータ取引のルールづくりを日本がリードする姿勢を打ち出す。相次ぐ悲惨な交通事故を受け、総合的な子供の安全対策の実施も盛り込んだ。党内手続きを経て7日に決定する。 公約は、外交▽経済▽人生100年(社会保障)▽地方▽防災・国土強(きょう)靱(じん)化(災害)▽憲法改正-の6つのテーマを柱とした。安倍首相は各国首脳と良好な関係を構築し、国際社会で存在感を高めており、公約では外交を前面に掲げる。 具体的には、国境をまたぐデータ取引の制度の整備や、中国の台頭を念頭に、日本が新興国などのインフラ整備で国際社会共通のルール策定を主導することを重点項目に位置づける。このほか、日米同盟の強化をはじめ、日本人拉致問題の解決に向け「北朝鮮」、北方領土問題など「ロシア」、中国や韓国など「近隣外交」も入れる。 経済では中小企業対策を強調する。社会保障は人生100年時代の制度づくりに加え、親による体罰禁止を明記した児童虐待防止法改正案の確実な実行など子供の安全対策を盛り込む。6日には各部会長も出席して党公約作成委員会が開かれ、委員長の岸田文雄政調会長への一任が決まった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

〔中国道〕山口県内で事故 一部通行止めは解除(7日3時15分現在)(レスキューナウニュース)

NEXCO西日本などによると、山口県下関市の中国自動車道で事故が発生し、7日02:05頃から、上り線(広島・大阪方面)の下関IC→小月IC間で通行止めとなっていましたが、03:15現在、解除されています。レスキューナウ Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「あなたに合った学校を」教諭の暴言、和解成立 長崎

 長崎市の純心女子高校に通っていた発達障害のある女子生徒が、担任だった女性教諭=退職=から暴言を受け、精神的苦痛を被ったとして教諭と学校を相手に慰謝料などの支払いを求めた訴訟は6日、長崎地裁(武田瑞佳裁判官)で和解が成立した。教諭と学校が解決金50万円を支払う。  訴状によると、女子生徒は入学した2017年の9月~18年3月ごろ、50代の女性教諭から「こんな問題も解けないなんて人間じゃない」「他の学校に行った方がいい」などと言われ、適応障害を発症して自主退学した。  原告代理人によると、和解条項には、学校は教職員に研修を実施し、発達障害への理解を深めることや、生徒に対する言葉遣いなどの改善を盛り込んだ。(米田悠一郎) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

子供には負けられない「プログラミング学習」注目(日刊スポーツ)

新学習指導要領の全面実施に伴い、「学び」が大きく変化する。人工知能(AI)などの情報技術の革新を見越し、20年4月から小学校でのプログラミング教育が必修化されることを受けて、「プログラミング学習」が注目を集めている。【写真】野球データ分析、予測競技会「ハッカソン」に潜入インターネットを活用した在宅学習などでプログラマーを育成するシステム開発会社「凜(りん)」(本社・東京都品川区)では、200時間の授業を受講すると、最短3カ月でSNSのようなシステムを1人で組めるようになる。新規受講者は、15年に比べて約5倍に急増したという。同社の柳田亜沙美社長(40)は「特に、子育て中の30代女性の受講者が増えています。在宅での仕事を目的とするほか、小学校でのプログラミング授業が必修となることで『子供に負けられない』との思いで勉強する方もいます」と話した。新学習指導要領では、コンピューターの基本操作や、算数や理科などでプログラミング的思考の育成が明記されている。受講者増加の背景には、近年のIT業界の人材不足も大きく影響している。経産省によると、20年に36・9万人、30年に78・9万人の人材不足が予測されている。同社ではプログラマーの育成だけでなく、全課程修了後に大手企業などへの紹介や正社員としての就職支援も行っている。柳田さんは「もともと、私もプログラミングは素人でした。しかし、勉強して手に職を持つだけで、子育てをしながら十分収入を得ることが出来ます。働く女性が子育てを理由にキャリアを中断させられることはとても残念ですし、そんな女性たちの少しでも力になれればと考えています」。同社では、小さな子供をベビーシッターに預け、その横でプログラミング授業を受講することが出来る。今後は「ママ割」もスタートさせる予定という。また、レゴ(本社・デンマーク)傘下のレゴ・エディケーションは4月、レゴブロックでコンピューターのプログラミングが学べる“理系教材”の販売は始めた。小学校高学年以上の子供たちがモーターなどが付いたブロックを組み合わせてロボットを作り、コンピューターで操作する。1949年に発売されたなじみのレゴブロックでプログラミング学習が出来るとして、世界中の教育関係者から関心を向けられている。「プログラミング」と聞くと、高度なコンピュータースキルが求められ、不安に思うかもしれないが、10カ月後には小学生が学ぶ時代が訪れる。時代の変化とともに、年齢関係なく、今こそプログラミングを「学ぶ」絶好のチャンスなのかもしれない。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

当時75歳の母を殴った疑いで逮捕された男性 不起訴処分に 名古屋地検(メ〜テレ(名古屋テレビ))

 名古屋市北区で母親を殴ったとして、5月に逮捕された男性について、名古屋地検は6日付で不起訴処分としました。 名古屋市北区の無職の男性(45)は当時75歳の母親の顔を殴り、けがをさせたとして5月に逮捕されていました。 母親はその後、死亡しました。 名古屋地検は男性について6日付で不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。 男性は、逮捕当時の警察の調べに対し「介護でイライラがたまっていた」と話していました。 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

N700Sが362キロ記録 米原―京都間で試験公開(共同通信)

 東海道新幹線に来年7月デビュー予定の新型車両「N700S」が、米原―京都間で時速360キロの走行試験を重ねている。5月24日に初めて成功し、6日深夜には5回目の試験を報道関係者に公開。試験は今月中旬まで続け、360キロで安定して走行できるかどうかや騒音、乗り心地の良さなどを確認する。 N700Sは6日午後11時41分、米原駅を出発すると加速を続け、約8分後360キロに到達。その後、362キロまで速度は上昇した。 360キロ以上で走行したのは約45秒間。JR東海の担当者は「高い走行性能を示すことができた。さらに高速技術を発展させたい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

Giants’ Kazuma Okamoto delivers game-winning blast against Eagles

SENDAI - Kazuma Okamoto’s home run lifted the Yomiuri Giants to a 2-1 win over…

中国人が係留依頼 横浜出港の密輸船 覚醒剤大量押収事件(産経新聞)

 静岡県南伊豆町の海岸で覚醒剤約1トンを積み、警視庁などに摘発された小型船は、横浜港の玄関口に架かる横浜ベイブリッジにほど近い会員制クルージングクラブ(横浜市中区)をいつの間にか出港していた。 「消えるようにいなくなっていた」。クラブ役員の男性(49)が振り返る。100艘(そう)ほどの船が停泊するクラブに、大きな2つの船外機を備え、船名が記されていないプレジャーボートが入港したのは5月23日の昼だった。 「ハロー」。船を持ち込んだ男は目を細め、愛想良く役員の男性に英語で声をかけてきた。スポーツ刈りで身長180センチほどのがっしりとした体格。Tシャツにジーパンというラフな格好で、もう1人の男とは中国語で会話をしていた。 1週間前に貿易会社に勤務する旧知の中国人男性から電話で連絡があった。「次の(停泊)場所が決まったら出ていくので、係留をお願いしたい。期間は最短でも1カ月間になる」。男らは中国人男性とともにクラブを訪れた。 一時的に停泊する「臨時係留」の依頼だが、売買で船を引き渡す際などにしばしばある申し出だ。しかし、振り返れば不審な点がいくつかあった。 小型船は、係留時に桟橋との接触を防ぐため船体側面に取り付ける「フェンダー」を備えていなかった。桟橋と船をつなぐロープの結び目もゆるかった。 男らは約12万円の料金を前払いで済ませた。申し込みの書面には紹介者の中国人の名前と電話番号、造船メーカーの社名しか書かれていない。男性は語る。「最後に船を見たのは26日昼だった。何の連絡もなく出港していった」(玉崎栄次) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

農業票固め 二階氏、北海道へ 参院選へ不安払拭(産経新聞)

 自民党の二階俊博幹事長が7日、北海道入りする。参院選で勝敗の鍵を握る農業票を固めるためだ。二階氏は昨年11月から農業地帯の東北を回り、安倍晋三首相が断行した農協改革や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)によって悪化した農業団体との関係修復に動いてきた。だが、トランプ米大統領が先月、日米貿易交渉の「8月決着」に言及。首相が農業分野で譲歩したとの見方が広がっており、二階氏は参院選で必勝を期すため、政権に対する不安を払拭する考えだ。 二階氏は道内で地域高規格道路などを視察し、帯広市で農業関係者らとの意見交換に臨む。全国農政連の組織内候補である山田俊男参院議員(自民)も一部の日程で同行する。 農業票はかつて自民党の強固な支持基盤の一つだった。だが自民党が平成21年に下野したのを機に徐々に農業票が離れ、9年前の参院選では農政連も自民党から組織内候補の擁立を見送った。24年の政権奪還後は自民党支持に回帰したものの、TPPへの不満はくすぶり、28年の前回参院選では東北の各県で自民候補の支持を見送り自主投票とするなどした。その結果、自民党は東北を中心に改選1人区で11選挙区で敗れた。 この二の舞いを避けるため、二階氏は昨年秋から参院選を見据え、全国農業協同組合中央会(JA全中)との関係修復に取り組んできた。昨年11月には宮城県を訪れ、東北のJA全中関係者らと意見交換。二階氏の地元のJA和歌山中央会の会長も務める中家徹JA全中会長と首相の会食も仲介した。4月のJA全中主催の会合にはビデオメッセージを送り、「政治に重要なことは信頼と実行だ。自民党はJAグループとともに行動する」と寄り添う姿勢を見せた。二階氏の行動が功を奏したのか、前回参院選では鬼門だった東北各県で、自民党候補への農政連の推薦がそろいつつある。 だが、トランプ氏が先月27日の日米首脳会談で日米貿易交渉の「8月決着」に言及したことに対し、一部野党が「米国が参院選後に日米貿易交渉の妥結先送りを認める代わりに、農業分野で日本が譲歩した密約があったのではないか」と批判し、勢いづいている。首相は5日の参院本会議で密約を否定したが、「農業関係者の不安は根強い」(自民党関係者)という。 二階氏の周辺は「トランプ氏の発言の影響を払拭し、農業票をしっかりと固めたい」と語っている。(大島悠亮) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース