6番目バス到着時に犯行/川崎刺傷事件ドキュメント(日刊スポーツ)

28日午前7時40分ごろ、川崎市多摩区登戸新町の路上で、私立カリタス小学校(多摩区)のスクールバスを待っていた児童17人、大人2人の計19人が男に次々と刃物で刺された。小学6年の女児(11)と、別の児童の保護者の男性(39)が死亡し、3人が重傷。男は同市の岩崎隆一容疑者(51)で、児童らを襲撃後に自分で首付近を刺し、死亡が確認された。 【写真】献花される路肩には血痕がまだ残っているスクールバスは午前7時25分から8本、ピストン輸送で運行されていた。当日の事件までの経過は以下の通り。(小学校の倭文教頭の説明による)▼午前7時10分 教員1名がJR、小田急線の登戸駅に到着する第1陣の児童を改札前に集め、バス停まで徒歩で引率。所要時間7~8分。▼7時20分 1年生が登戸駅に到着する指定時間。▼7時25分 教頭が1年生を改札口に集め、バス停に引率。▼7時32分前後 教頭が1年生を引率してバス停到着。▼7時40分ころ 教頭がこの日5番目のバスを学校に送った後、バス停に6番目のバスが到着。先頭の6人の児童をバスに乗せた時、列の後方から子どもたちの叫び声。岩崎容疑者が両手に長い包丁のようなものを持ち、無言で子供を切りつける。▼7時45分 教頭が児童のケガ、状況を確認した上で110番通報。警察にパトカーと救急車を手配し現場の状況を説明。▼7時51分 教頭が学校に携帯電話で状況を説明。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

川崎殺傷事件、犯行現場で対応した教頭の無念「怒鳴りながらやって来れば…」(ハフポスト日本版)

神奈川県川崎市多摩区登戸で、登校中にスクールバスを待っていた小学生らが男に次々と刺された事件。5月28日午後6時過ぎに行われた私立カリタス小学校(内藤貞子校長)の記者会見では、事件現場に居合わせた倭文覚(しとり・さとる)教頭が出席して当時の状況を語った。(中村かさね・高橋史弥/ハフポスト日本版)人力では防ぎようがない被害の状況が明らかになった。同校によると、スクールバスの定員は60人で、登戸駅から学校まで毎朝8本運行している。駅では、小田急線とJR南武線で登校する子どもたちを教師が迎え、まとめてバス停まで引率。倭文教頭も午前7時25分ごろ、登校した1年生を連れてバス停に向かった。数十人を引率し、列に並ばせると、ちょうど3番目のスクールバスが出発するところだった。間もなく、6番目のバスが到着。倭文教頭は、2列に並ぶ子どもたちの先頭で、児童を車内に誘導したという。子どもたちを6人ほど誘導したところで、子どもたちの叫び声に気づいた。何事かと列の後方に向かったところで、無言で両手の刃物を振り回す男を見た。倭文教頭は「無言でした。子どもたちは(前方の)バスを見ていて、後ろから走りながら切りつけられていた。叫び声でそれぞれ振り向いたところを切りつけられたんだと思います」と当時の状況を回想。犯行後は110番通報や学校への連絡を行い、怪我をしていない児童をバスの車内に避難させ、コンビニ内に逃げ込んでいた児童の確認や、怪我をした児童の手当も行ったという。「怒鳴りながら、大声あげてやって来れば、子どもたちも逃げることができたのかなと思います」と無念さをにじませた。亡くなった6年生の栗林華子さんについて、内藤校長は「毎朝学校の前でおはようと声をかけると、『おはようございます』と笑顔いっぱい元気に挨拶を返してくれるお子さんでした」と語り、「本当に信じられません。今日も元気のいい挨拶が聞けるかなと思っていました」と声を詰まらせた。容疑者については「心当たりがない。警察の捜査にお任せする」と話した。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

笑顔が印象的 犠牲の栗林さん 川崎19人殺傷(産経新聞)

 川崎市多摩区で28日に起きた無差別殺傷事件で犠牲になった小学6年の栗林華子さんは、笑顔で周囲を和ましていた。 近隣住民によると、華子さんは両親と3人暮らし。犬も飼っていて、早朝に華子さんと母親が一緒に散歩する姿が見られた。「仲のよい家族だった」。住民らは口をそろえる。 近くに住む40代の女性は、華子さんが家の前の公園で池をのぞきこんでいる姿を見かけた。「何をしているの」と尋ねると、「オタマジャクシがいるよ」と教えてくれたという。女性は「まさか。間違いであってほしい」と言葉を詰まらせた。 華子さんが通っていたカリタス小によると、華子さんは、学校を見学にきた編入希望者らに「外国語がたくさんできるよ」と笑顔で説明することもあったという。倭文覚(しとり・さとる)教頭は「お願いしていないのに、学校の良いところを話してくれた。今でもそれが忘れられない」と振り返った。 「今日は勘弁してほしい。今後、対応する。今日は妻を一人にすることはできない」。華子さんの父は自宅前で、こう言葉を振り絞った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

恨んだ父、手術強いた国 20年闘った女性の原点

 子どもを産み、育てる自由を奪われた人たちの訴えは、司法に届かなかった。仙台地裁は28日の判決で、旧優生保護法を違憲としながら、国の賠償を求める原告の訴えを退けた。  法廷を出た70代の原告女性は会見場の椅子に座ると、背中を丸め、体を震わせた。20人が全国7地裁で起こした強制不妊手術訴訟は、この女性の20年にわたる闘いから始まった。  宮城県の知的障害者施設を卒業後の1963年、不妊手術を受けさせられた。16歳だった。住み込みで職業訓練をしていた先の「職親」に言われ、行き先は分からぬまま、連れて行かれた。診療所には父親がおり目を覚ますと手術は終わっていた。半年後、父が「子どもができなくなる手術をした」と母に話すのをふすま越しに聞き、初めておなかの傷の意味を知った。  「なぜ手術させたの?」と父を責めても、口ごもるだけだった。3度結婚したが、不妊手術を打ち明けると、みんな離れていった。  97年、父から手紙が届いた。… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

近隣住民憤り「こんな事件は今までない」川崎刺傷(日刊スポーツ)

28日午前7時40分ごろ、川崎市多摩区登戸新町の路上で、私立カリタス小学校(多摩区)のスクールバスを待っていた児童17人、大人2人の計19人が男に次々と刃物で刺された。【写真】無差別事件が起きたファミリーマート登戸新町店前の路肩に添えられる献花 ◇   ◇   ◇「なぜこんな静かな町で」「悔しい」。登校中の児童らが犠牲となった事件に、近隣住民や関係者らは一様に悲しみと憤りを語った。現場の前に住む男性(79)は午前7時45分ごろ、「助けて」と叫ぶ子供の声や悲鳴に驚いて外に出たという。「血しぶきを浴びたのか、白いシャツが血に染まった女の子がぼうぜんと座り込んでいた」。登戸には60年住んでいるというが「こんな事件は今までない。子どもの命を奪うとは」と怒りをあらわにした。近くに住む主婦(89)によると、スクールバスは基本的に低学年の児童が使用。登戸駅から線路沿いを歩いてバス停に向かうルートも確立されており、登校時間にはいつも50~100人ほどが、行儀よく整列して並んでいたという。「職員の方も要所要所に立っていた。これまで何事もなかったのに。本当にかわいそう」と悲しそうな表情を見せた。一方、現場の目の前のマンションに住む会社員男性(26)は、容疑者とみられる男が市バスのバス停前で、グッタリと横たわっている姿を目撃。「全身血まみれで、黒っぽい服装にも血が染み込んでいた」と振り返った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

WTO紛争処理制度改革 日本の主張に米国同調(産経新聞)

 世界貿易機関(WTO)の上級委員会が韓国による福島など8県産水産物の輸入禁止措置を事実上認めた問題で、日本政府は28日、スイスで開かれたWTO会合で「上級委は役割を逸脱した一面がある。これは加盟国が直面する深刻な問題で是正が必要だ」と主張した。これに対し米国政府は「上級委がその役割を逸脱したとの日本の見解を共有している。加盟国がこの重要な制度的問題についてよく考えることを求める」と同調した。外務省が28日、発表した。 上級委が4月11日に公表した報告書は日本の主張を退けたが、韓国の禁輸措置がWTO協定違反であるかは判断しなかった。 一方、報告書は韓国が輸入規制を強化する際に周知義務を果たさなかったのはWTO協定違反だとした紛争処理小委員会(パネル)の判断を支持した。この点について韓国政府は28日の会合で、是正に向けた意思表明を行った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

Carp squander big lead, end Swallows’ comeback hopes in ninth inning

Closer Shota Nakazaki steered the Hiroshima Carp through a nail-biting ninth-inning as the Central League…

刃物持った男に発砲 腹部に命中、搬送先で死亡 さいたま市(産経新聞)

 28日午後2時15分ごろ、さいたま市見沼区の路上で、警察官が包丁を持って向かってきた男に発砲し、腹部に命中した。埼玉県警は公務執行妨害の疑いで男を現行犯逮捕した。男は救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。 県警大宮東署によると、男は近くに住む職業不詳、鎌田幸作容疑者(68)。 午後2時5分ごろ、「男性が倒れている」との通報を受け、同署地域課の警察官2人が駆けつけたところ、左腕付近から出血した鎌田容疑者を発見。包丁を手にして向かってきたため、2回警告後、2人で1発ずつ発砲し、うち1発が命中した。 同署は「被疑者が亡くなったのは残念。現時点で拳銃使用については適正な職務執行であったと考えている」とコメントしている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

二階氏、都知事選で小池氏応援は「当たり前」(産経新聞)

5/28(火) 23:09配信  自民党の二階俊博幹事長は28日夜、東京・銀座の鉄板焼き店で、東京都の小池百合子知事と会食した。二階氏は会食後、記者団に対し、来年の東京都知事選については「話していない」とした上で「小池氏が立候補を決意したら自民党が応援するのは当たり前だ。しっかりやる」と述べた。 会食には同党の林幹雄幹事長代理や都議会関係者らが同席した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

外交・経済、日本に成果 貿易問題は参院選へ影響回避(産経新聞)

 令和初の国賓となるトランプ米大統領の招待は、外交、経済ともに日本に大きな成果をもたらした。北朝鮮による日本人拉致問題では日米の方針が完全に一致していることを世界に示し、主張の違いが目立つ貿易交渉もトランプ氏が安倍晋三政権の内政事情をくみ取り、夏の参院選への影響を回避した。イラン情勢をめぐってはトランプ氏が安倍首相に「ぜひ行ってほしい」とイラン訪問を要請し、米国との緊張緩和の橋渡しに期待を示した。 「私がじかに受け取る。(ホワイトハウスの)私の机に置いておくよう指示し、必ず読む」。政府高官によると、27日に東京・元赤坂の迎賓館で行われたトランプ氏と拉致被害者家族との面会で、拉致被害者の有本恵子さん(59)=拉致当時(23)=の父、明弘さん(90)が「大統領に手紙を書いた。ぜひ読んでほしい」と直訴したところ、トランプ氏は力強くこう応じた。いずれも予定外で周囲を驚かせた。 トランプ氏はこの場で「被害者は取り返す」と明言。横田めぐみさん(54)=同(13)=の母、早紀江さん(83)が持つめぐみさんの着物姿の写真を見たトランプ氏は「ビューティフル」「あなたにそっくりだ」と話しかけ、「必ず会えるよ」と語った。 首相とトランプ氏の会談は11回目となった。トランプ氏がツイッターに投稿した自身の大相撲観戦の動画は世界で400万人以上が閲覧した。外交の最前線では首脳同士がメールや会員制交流サイト(SNS)などで直接連絡を取り合うことが少なくない。首相がトランプ氏と信頼関係を深めることは国益に直結する。その象徴が拉致問題へのトランプ氏の対応だろう。 一方、貿易問題でトランプ氏は「8月にも大きな発表がある」と表明した。だが、実際は「トランプ氏は首相に一切そうした話はしていない」(政府高官)。トランプ氏は滞在中、首相に「対日貿易赤字は何とかならないか」と持ちかけたが、首相は従来方針の説明にとどめたという。日米交渉の焦点である農産品の関税引き下げは、交渉の行方によっては、参院選で自民党の地盤が弱い農業地帯の北海道や東北などに痛手になる可能性があった。 トランプ氏がツイッターで「参院選まで取引を待つ」と投稿し、交渉妥結を急がない意向を示したことは参院選に勝負をかける首相への側面支援となった。 また世界が驚いたのは、米国と対立するイラン問題だ。核合意締結国(米英仏独中露)ではない日本が主導的な役割を担う可能性が浮上している。日本はイランと約40年間、米国とは一線を画した友好関係を続けている。米イランの関係改善や中東の安定に寄与できれば、日本の存在感がさらに高まりそうだ。 トランプ氏は海上自衛隊の護衛艦「かが」で首相と別れる際、こう語った。 「パーフェクトな訪問だった。天皇、皇后両陛下のお人柄に触れ、感動した」(沢田大典、永原慎吾)Source : 国内 - Yahoo!ニュース