イチョウの葉が黄色く染まり、ハラハラと落ちる季節になりました。このきれいな黄色のイチョウの落ち葉でお子さんでも簡単に蝶々と花束が作れるそうです。 「イチョウの葉には油分が含まれるので、落ち葉もしなやかです。この特性を生かして作ります。イチョウの葉にはシキミ酸という、衣服や紙に付く虫が嫌う成分が含まれていて、古くは本の間にはさんだり、タンスの中に虫除けとして入れていたそうです」というのはクラフト作家の加藤なぎささんです。 さっそく作り方を教えてもらいましょう。イチョウの葉の蝶々の作り方「作り方はごく簡単ですが、拾う際には葉の柄の長いもので、落ちたばかりのしなやかなものを探してください。落ちて時間が経ったものは乾燥しているので、柄を曲げた時に折れることがあります。 また、柄が固くて折れてしまうようなら、柄を瓶の底などでたたくと柔らかくなり、とても作りやすくなります」(加藤さん) 【作り方】 (1)なるべく柄の長い葉を拾う (2)葉を2つ折りにして柄の部分を上へ折り曲げる (3)折った柄を後ろ側から下に折り曲げる (4)柄の先端を手前側に持って来て輪の部分に通す (5)2つ折りにした葉を開いて、折り目のところから手で割いて羽を作る (6)柄を縦に2つに割って触覚にしたら出来上がり葉を丸めて重ねるとバラの花に「イチョウの葉と一緒に赤く紅葉した桜や柿の葉が拾えたら、バラの花束を作りましょう。花の作り方もごく簡単、イチョウの葉5~7枚とテープがあれば1輪のバラができます。これを束ねればかわいいバラの花束ができます。クローゼットなどに置いておくと虫除けになるかもしれませんね」(加藤さん) 【作り方】 (1)葉を丸めて芯を作る (2)芯の周りに葉を巻いてテープで止める (3)5~7枚の葉を重ねたらバラの花のできあがり…
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