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「黒板アート甲子園」入賞に喜び 福岡の九州産業高美術部(西日本新聞)

 学校の黒板をキャンバスに、チョークで描いた作品を審査する今年の「日学・黒板アート甲子園」で、福岡県筑紫野市の九州産業大付属九州産業高美術部が高校部門のエリア賞(九州・沖縄ブロック)を受賞した。最優秀賞、優秀賞に次ぐ成績。工夫を凝らして制作に当たった部員たちは入賞を喜んでいる。【写真】入賞した作品「はじめよう」 大会は黒板メーカー、日学の主催で5回目。高校部門には全国から145点の応募があった。九州産業高は昨年から、美術部の活動として取り組んでいる。 受賞作の「はじめよう」は新入生だけでなく、いじめや不登校に悩む生徒にも向けた作品。校庭の桜を背景に、中央の生徒がこちらに手を差し出し、右側には「いっしょに行こうよ!」のメッセージも添えた。 春休み中の3月に、当時の1、2年生7人で制作。全員で構想を練り、イメージに合わせて撮影した写真を見ながら、およそ縦1メートル、横5メートルの黒板に作画。10色のチョークを使って1週間で仕上げた。 通常の絵とは逆に、黒い部分はチョークを消すことで表現。校舎のラインではシャープさが必要なため消しゴムを使用した。また、桜の花びらにしっかり色をつけて遠近感を出そうと、チョークを崩して水で溶き、絵の具のようにして塗るなど工夫を凝らした。 審査では、見る人が明るい気分になる作風である点や、細かい部分も手を抜かない繊細な仕上がりが評価された。 中央の生徒のモデルを務めた2年生の榎本愛弓さん(16)は「自分も気に入っているポーズ。受賞に貢献できて光栄」と笑顔。部長で3年生の前田しおんさん(17)は「やる以上は賞を取りたかったけど、本当に入賞すると思わなかった」とし、「大会での活躍が美術部の伝統になってほしい」と今後に期待していた。西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大好きだった卓球も、恋も吃音を言い訳に手放した。どもりながら生きる道を選ぶまで(BuzzFeed Japan)

小学校で過ごした6年の間、音読の時間が何よりも苦手だった。順番が回ってきたときに頭文字でどもってしまわぬよう、いつだって先回りをして自分が読まなくてはいけない文章の頭文字を必死に探す。どもりやすいのは「た行」。緊張すると自分の名字ですらつまずいた。どもった瞬間、突然生まれる静寂が何よりも怖い。気付けば愛想笑いが上手になっていたのは、気まずい沈黙をとりあえず笑ってやり過ごす、そんな時間があまりに長かったからだと思う。「普通に喋りなよ」という言葉を何度も投げかけられた。きっとクラスメイトに悪気はなかったはずだ。でも、無邪気に突きつけられる「違い」への違和感は大人のそれよりも時に鋭い。とはいえ中学校に入学した頃から、どもる頻度は減っていった。より正確に言うと、どもりそうな言葉がわかるようになった。どもりそうなときは、とっさに違う言葉で言い換える。どうしても言い換えられないときには、その言葉の前に「えっと…」や「あのー」なんて言葉を付け足して勢いをつけてしまえば問題ない。これは僕の実体験だ。大学入学後、これが「吃音」と呼ばれるものだと知った。きっかけはある新聞記事だった。そこで「生きづらさ」として記されているものを、私は知っていた。そんな吃音当事者で「吃音を治す努力を否定する」と1976年に宣言した人々がいる。吃音のセルフヘルプグループ・言友会だ。どもることを治すことに必死だった小学校、中学校時代を過ごしたからこそわかる。「どもりながら生きる」ことへの覚悟は並大抵のものではないはずだ。なぜ彼らは「どもりながら生きる」ことを、こんなにも声高に宣言することができたのだろう。【BuzzFeed Japan / 千葉雄登】 すべて吃音のせいにして、「逃げて、逃げて、逃げまくった」 言友会の創立者、伊藤伸二さんは75歳になったいまも精力的に全国を飛び回る。取材の前日も東京で講演の仕事をこなしていた。1965年に日本初の吃音当事者団体を立ち上げ、1986年には京都で第1回目の吃音者の世界大会を開催するなど吃音の当事者運動を牽引してきた。言友会を通じて打ち出した「吃音を治す努力の否定」というメッセージは、あまりに強いその表現もあいまって一部の人からはいまも誤解され続けている。だが、伊藤さんが否定したいのは治したいと思う当事者の気持ちそのものではないと語る。「治したいという一人ひとりの思いは否定しない。でも、治すことばかりに意識を向けるのは損だと伝えたかったんです。どうせエネルギーを向けるのであれば治療することではなく、自分の人生をどう生きるかということに向けるべきでしょう、と」 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

消費税問題、相澤・日病会長「病院は課税にすべき」 – 「課税以外に方法なし」(医療介護CBニュース)

 医療機関が負担する控除対象外消費税問題について、日本病院会(日病)の相澤孝夫会長は25日の社員総会後の記者会見で、「病院は課税にすべきだ」との考えを示した。控除対象外消費税の負担を診療報酬によって補填する現在の仕組みでは、個々の病院に対応するのは難しいと相澤会長はみている。【松村秀士】 こうした考えについて、相澤会長は「個人的な見解」とした上で、「論理的にはそれしか方法がない」と強調。また、控除対象外消費税については、日病として解決すべき大きな課題との考えを示した。 この問題を巡っては、日本医師会が現在の非課税制度の枠組みでは「解決された」との見解を示しているが、四病院団体協議会(四病協)は、非課税の社会保険診療を課税扱いとすることも視野に入れ、抜本的な解決策を講じる必要があると主張している。CBnews 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「ポスト安倍」より「ポスト吉田」が喫緊の課題(産経新聞)

 自民党の吉田博美参院幹事長は脳腫瘍が見つかったため、夏の参院選に出馬せずに議員を引退する。120人超の参院自民党を派閥を超えて束ねた吉田氏の存在は、安倍晋三首相にとって安定した政権運営のために必要だった。参院が揺らげば政権も揺らぐ。「ポスト吉田」問題は「ポスト安倍」以上に喫緊である。 吉田氏が参院で事実上の最高実力者として取り組んできたのは、時に「衆院の補完勢力」と揶揄(やゆ)された参院の発言力を高め、衆院や首相官邸にモノが言える存在にすることである。4月23日の引退表明の記者会見直前、部下にあたる副幹事長らを国会内に集め、語った言葉によく表れている。 「参院自民党は強くなくてはダメなんだ。強くなければ必ず参院不要論が出てくる」 政府が提出する法案の大半は衆院で可決された後、参院で可決されて成立する。参院が法案の生殺与奪権を握っている。かつて青木幹雄元参院議員会長は、この構図を利用して「強い参院自民党」を目指した。 青木氏は平成17年の郵政民営化法案の審議などで小泉純一郎首相(当時)に恩を売り、独断タイプの小泉氏も青木氏の要求だけは飲んだ。参院の存在感は高まったが、青木氏が一線を退くと薄れていった。 だが、吉田氏が平成26年に参院国対委員長、28年に参院幹事長に就くと状況は変化した。安倍首相を高く評価する吉田氏は参院を挙げて法案審議や政権運営に協力した。首相は吉田氏の野党人脈や根回しの手腕を信頼し、国会運営などで意向を尊重した。 27年の通常国会は安全保障関連法を成立させるため、会期を現行憲法下で最長の95日間延長した。昨年の通常国会は32日間延ばした。いずれの時も衆院側では短い延長幅を求める声が強かったが、「衆院よりも熟議に力を入れる参院」という独自性を打ち立てたい吉田氏の考えを、首相や官邸が飲んだ結果だ。 人事の要求にも応えた。直近2回(29年8月と30年10月)の内閣改造では、当選回数や参院への貢献を考慮して吉田氏が作成した推薦リストの中から、それぞれ参院議員2人を入閣させた。以前の安倍政権下での組閣でも参院議員は入閣しているが、当選2回の丸川珠代元五輪相ら大半が首相の一本釣りだった。 衆院や官邸を相手に成果を残すことで参院内での吉田氏の求心力は高まり、首相もますます吉田氏を重んじるようになった。 ■周囲に「次は世耕さん」 当面、吉田氏に代わるかじ取り役は見当たらないが「同じやり方はできないにしてもリーダーは必ず出て来るもの」(参院自民党幹部)だろう。 それは誰なのか。本命視されるのは最大派閥の細田派(清和政策研究会)に所属する世耕弘成経済産業相(10年初当選)だ。 吉田氏は半年ほど前から周囲に「次は世耕さん」と語っていた。世耕氏は24年12月の第2次安倍政権発足以降、政府で官房副長官と経産相を務め、首相とのパイプは太い。参院でも世耕氏、竹下派(平成研究会)の吉田氏、岸田派(宏池会)の林芳正前文部科学相の主要3派の実力者3人による会食を定期的に重ねてきた。 一方、野党への根回しや派閥を超えて参院議員をまとめる能力は未知数だ。現在、閣僚としてロシアとの平和条約締結に向けた経済協力を担当しており、閣僚を退任すれば「日本政府は北方領土返還を諦めたとのメッセージになりかねない」との懸念もある。 現職閣僚である点がネックとの指摘もある。参院議員会長と幹事長は参院選直後の総会で選ぶのが通例で、世耕氏がどちらかに就けば次の内閣改造まで経産相ポストに空白が生じてしまうからだ。過去、現職閣僚が参院会長や幹事長に就いたケースは少ない。 ■「3本の矢」と呼ぶ部下3人も いずれにせよ、次のかじ取り役は主要3派の中核議員が務める公算が大きい。国会運営の司令塔を2年間務めている関口昌一参院国対委員長(15年初当選、竹下派)も候補に名前が挙がっている。 松山政司・前1億総活躍担当相(13年初当選、岸田派)、吉田氏の療養中に代役を務め、首相にも近い岡田直樹参院幹事長代行(16年初当選、細田派)、議院運営委員長を経て入閣した山本順三国家公安委員長(16年初当選、細田派)についてもそれぞれの所属派閥で参院幹事長などのポストに推す声がある。 吉田氏が引退表明の記者会見で「3本の矢」と呼んだ直属の部下もいる。岡田幹事長代行、松村祥史幹事長代理(16年初当選、竹下派)、石井準一筆頭副幹事長(19年初当選、竹下派)の3人で、「私の精神を受け継いでいただける。(今後の参院自民党について)何も心配していない」と強調した。 当面、こうした面々が中心になるとみられる。自民党の二階俊博幹事長は「今後、参院の皆さんがより一層団結し、吉田さんの後をみんなで埋めようと取り組んでほしい」と語っている。(政治部 田中一世)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

日米首脳、約2時間の会談終了(産経新聞)

5/27(月) 13:58配信  安倍晋三首相とトランプ米大統領は27日、東京・元赤坂の迎賓館で約2時間にわたり会談した。当初は1時間程度の予定だったが、大幅に延びた。両首脳はワーキングランチに移った。ワーキングランチの後は北朝鮮による拉致被害者の家族らと面会し、共同記者会見に臨む予定。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

東海 スモッグ気象情報発表 夕方にかけ注意(tenki.jp)

名古屋市内では見通しが下がり、5キロほど離れた建物や鉄塔がかすんで見えます。東海地方では夕方にかけて光化学スモッグが発生しやすいでしょう。この時間の各地の天気 発生理由と今後の見通し 光化学スモッグは、晴れて日射が強く、気温が高く(おおむね30度以上)、風が弱い(おおむね5メートル程度以下)の日に発生しやすくなります。きょうの東海地方は、おおむね晴れて風も弱く、気温も30度以上の所が多くなっています。このため、光化学スモッグが発生しやすい気象条件になっています。このあと、夕方ごろにかけては屋外での作業の際や換気などは十分注意してください。日本気象協会 中部支社 奥平 雄太 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

すれ違いざま女性の胸触る 容疑で自衛官逮捕(産経新聞)

 路上で女性の胸を触ったなどとして、大阪府警曽根崎署は26日夜、大阪府迷惑防止条例違反容疑で、陸上自衛隊伊丹駐屯地に所属する自衛官の男(25)=兵庫県伊丹市=を現行犯逮捕した。同署によると、容疑を否認しているという。 逮捕容疑は26日午後9時ごろ、大阪市北区曽根崎の路上で、20代の女性会社員=奈良県内=の胸を、すれ違いざまに触るなどしたとしている。 現場は府警曽根崎署近く。被害を受けた女性が同署に「胸を触られた」と申告。目撃者もいたことなどから逮捕した。 同駐屯地などによると、逮捕された自衛官は1等陸士で、26日は休暇のため午前中から外出。事件当時は酒を飲んでいたという。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大阪・梅田でコンビニ強盗 9万7000円奪われる(産経新聞)

 27日午前3時40分ごろ、大阪市北区中崎西のコンビニエンスストア「ファミリーマートK2梅田東店」で、客を装った男がカウンターにいたアルバイトの男性店員(28)に対し「金を出せ」などと脅した。男は店員が差し出した約9万7000円などを奪って逃走した。店内に客はおらず、けが人はなかった。大阪府警曽根崎署は、強盗事件として捜査している。 同署によると、男は中高年とみられ、ベージュ色っぽいキャップ帽を着用。たばこを買うように装い、突然、店員を脅したという。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

介護していた父親に暴行、死なす 容疑で44歳の長男逮捕(カナロコ by 神奈川新聞)

 介護をしている父親に暴行し死亡させたとして、幸署は27日、傷害致死の疑いで、川崎市幸区河原町、自称設計士の男(44)を逮捕した。 逮捕容疑は、16日から22日にかけて、同区内の路上や自宅で、父親の守一さん(72)の背中や手足を殴ったり蹴ったりし、外傷性ショックで死亡させた、としている。 署によると、同容疑者は長男で、守一さんと母親(67)の3人暮らし。22日に同容疑者が「父が動かない」と119番通報、守一さんは搬送先の病院で死亡が確認された。 その後、病院が全身に複数のあざがあったことから県警に通報。署は司法解剖して死因を外傷性ショックと特定し逮捕した。同容疑者は暴行について認めているが、「あざになるほどではない」と死亡との因果関係を否定している。 同容疑者は、守一さんが脳梗塞を患った2年前から同居し、父親と認知症の母親を介護していたとみられる。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

器具滅菌せず7人手術 さいたま赤十字、1人感染症に(共同通信)

 さいたま赤十字病院(さいたま市)で昨年10月、患者7人の手術で誤って滅菌していない器具を使い、うち1人が感染症にかかって再手術を受けていたことが27日、病院や市保健所などへの取材で分かった。病院は患者に謝罪した。 保健所などによると、昨年10月26日、40~80代の男女7人の手術に滅菌していない器具が使われた。切開部を広げるための開創器など16点を前日夜から滅菌器に入れてあったが、作動スイッチを入れ忘れていたという。手術後、滅菌器の運転記録がないことに気付き判明した。 病院は「患者様やご家族に心よりおわびし、再発防止に努める」とのコメントを出した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース