【動画解説】大雨に備え分散避難の検討も 今週も西・東日本で大雨のおそれ(ウェザーマップ)
今週も梅雨前線の活動がたびたび活発になり、月曜日から火曜日にかけては西日本を中心に、金曜日頃は西日本と東日本で活発な雨雲がかかるおそれがあります。 今週、月曜日は晴れ間の出る所が多いですが、火曜日以降は梅雨空が続き、たびたび梅雨前線の活動が活発になるため、大雨に注意が必要です。 月曜日の夜から火曜日にかけては、西日本を中心に大雨のおそれがあり、水曜日は東日本の一部でも大雨のおそれがあります。また、金曜日頃も西日本と東日本に活発な雨雲がかかりそうです。 今の所、前線は少しずつ移動するため、広範囲で大災害という雨ではなさそうですが、局地的に大雨となり、道路の冠水や川の増水、土砂災害などに警戒が必要になる所が出てくるおそれがあります。 また、これまでたびたび大雨になっている九州では、土壌が緩んでいるため、今後の雨で土砂災害の危険が高まることが考えられます。 感染症対策を考えた避難として「分散避難」があります。避難の選択肢を増やし、人が一か所に集まることを避ける方法です。 従来通り避難所へ行くことも選択肢の一つですが、まず、ハザードマップで確認の上、安全な場所で、鉄筋など丈夫な建物、高い階であれば、留まることが避難となります。 また、危険な場所でなければ、車に一時的に滞在することで難を逃れることもできます。(長時間の滞在は健康管理に注意が必要です) 安全な場所に住んでいる親戚や知人などがいれば、事前に声をかけておくことで、いざというときに避難ができます。これは感染症のリスクを大きく減らすことができます。 梅雨後半の大雨の後は、台風のシーズンにもなります。「分散避難」などについて考えておくことも大切だと思います。 (気象予報士・長谷部愛)Source : 国内 - Yahoo!ニュース