All Nippon NewsNetwork(ANN) 医療態勢の逼迫(ひっぱく)が指摘されている大阪府では重症病床の使用率が初めて70%を超えました。 大阪府では8日、新たに258人の感染者が確認され、重症者の数も過去最多の146人となりました。重症病床の使用率は初めて70%を超え、府独自の基準「大阪モデル」で非常事態を示す「赤信号」点灯の基準を超えたことになります。大阪府では吉村知事がこれに先行して赤信号を点灯させ、外出自粛などを呼び掛けていました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
温かいコーヒーが恋しい季節 おうちでおいしくいれる“コツ”は?(ウェザーニュース)
12月に入り、北海道で雪の日が続くなど、冬本番を思わせる日が増えてきました。温かいコーヒーが恋しくなってくるこの季節ですが、新型コロナウイルスがなお猛威をふるう中、コーヒーも“ウチ飲み”が増えているのではないでしょうか。 家庭で手軽なドリップ式による、おいしいコーヒーを味わうにはどのようにいれたらいいのか。キーコーヒー・コーヒー教室に伺いました。 ドリップ式には「中挽き」の豆を用意 「まず、新鮮で質のよい豆が用意できたら、次はいれ方です。挽き方は使う器具によって『細か挽き』『中挽き』『荒挽き』の三段階に分けられますが、ドリップ式には中挽きを用います。サイフォンは『細か挽き』~『中挽き』、パーコレーターは『荒挽き』が適しています。 また、コーヒーを挽くときに発生する熱は、コーヒーの味と香りに悪影響を与えますので、家庭用コーヒーミルで挽く場合は、なるべく短時間で挽くように気をつけてください。 コーヒーをいれる際は、ドリッパーやサーバーなどの器具類を使用する前に温めてから使用しましょう。さらに、カップもあらかじめ、熱いお湯で温めておきましょう。このちょっとした心配りが、新鮮な味と香りを守るためにはとても大切です。 また、コーヒーは必要な分だけをいれるようにしましょう。残ったコーヒーを再び沸かし直すと香りが飛んで、味が変わってしまいます。つくりおきは避けるようにしましょう」(キーコーヒー) 目安は一人前粉10g、90~95℃の湯で3分間でいれる 「コーヒーの濃さはお好みですが、ドリップ式の場合、粉の分量の目安は1人前10g。出来上がり量は120mlが標準です。ペーパードリップ式は、日本で最も多くの方が利用しているいれ方です。 台形型3つ穴ドリッパーの場合、布を使ったネルドリップ式に近い味わいの傾向があります。お湯の注ぎ方はネルドリップとほとんど同じです」(キーコーヒー) おいしいコーヒーのいれ方のコツ 「コーヒーのいれ方は、次のような手順となります」(キーコーヒー) (1)出来上がり量の約2倍の熱湯をケトルに準備します。沸騰した状態ではなく、ケトル内の湯温が90~95℃が適温です。同時にドリッパーとサーバーにお湯を通して器具を温めます。その温めたお湯をコーヒーカップに注ぎ、カップも温めます。 (2)台形ドリッパー用のペーパーフィルターをチャック部分に沿って底と横を互い違いに折り、ドリッパーに密着させます。そこに杯数分のコーヒー粉を入れます。 (3)適温に下げた湯の入ったケトルから、出来上がり量までお湯を注ぎ分けていきます。1回目は、コーヒーのおいしさを決める一番大切な蒸らしの工程です。粉全体にお湯が浸み込む程度に、中央から外側に向かって渦を描く要領でていねいに注ぎ、20秒ほど待ちます。 (4)2回目は、コーヒーの風味が一番良く出ますから、たっぷりと注ぎます。中央で上下して、泡を充分に出してから、手前から時計回りに高低をつけながら一周させます。そうすることで、ドリッパー内で粉が対流して全体から泡が盛り上がり、風味豊かな味わいが引き出されます。2回目に一番多くのお湯を注ぎ、3回目、4回目と湯量を減らしながら合計で5~6回に分けて注ぎ分けます。 (5)3回目以降は注ぐタイミングがとても大切です。粉の中央がくぼみ、表面の泡の層が崩れないうちに、2回目と同様に「の」の字を描く要領で注ぎます。このとき、新しい泡は白くなります。 (6)出来上がり量になりましたらドリッパーを取り外します。コーヒー濃度を整えるように攪拌(かくはん)して、あらかじめ温めておいたコーヒーカップに注ぎます。これで、出来上がりです。 1杯でも10杯でも杯数に関わらず、お湯を注ぎ始めてから出来上がりまで3分間でいれると、バランスの良いコーヒーに仕上がります」(キーコーヒー) テレワークなどおうち時間が増えるいまだからこそ、自分でいれたおいしいコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「嵐」チケット高額転売で6300万円脱税 業者告発(産経新聞)
人気アイドルグループ「嵐」のコンサートチケットなどの高額転売で得た所得を過少申告し、約6300万円を脱税したとして、大阪国税局が所得税法違反罪で、大阪市浪速区のチケット販売店「アークチケット」経営の男性(56)を大阪地検に告発していたことが8日、関係者への取材で分かった。追徴税額は過少申告加算税を含めて約7200万円に上るとみられる。 関係者によると、男性は平成27年1月~29年12月、コンサートチケットなどを高額転売して得た所得を過少申告する手口で、個人所得約1億5千万円を隠し、所得税約6300万円を脱税したという。 男性は600人以上の架空名義を駆使して抽選に参加し、アイドルのコンサートチケットなどを購入。チケットはオークションサイトを通じ、正規の2~3倍の価格で転売していたという。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「御体調には波がおあり」皇后さま医師団見解(産経新聞)
皇后さまの57歳のお誕生日に際し、9日示された医師団の見解は以下の通り。 皇后陛下におかれましては、昨年も医師団が説明いたしました基本的な考え方を踏まえながら、引き続き御治療を継続していただいております。 本年は、新型コロナウイルス感染症のためにお出ましの機会が減少しましたが、1月の講書始の儀、歌会始の儀に始まり、初めての御養蚕、立皇嗣の礼における立皇嗣宣明の儀や朝見の儀など、感染防止に十分配慮されながら御活動を続けられ、5回の賢所儀式にもお出ましになりました。 また、新型コロナウイルス感染症に関しても、16回に及ぶ御進講・御接見をお受けになるなど、国民が直面している様々な困難を心から気遣っておられます。 また、皇后陛下には、学習院大学に御入学され、新たな学習分野にオンラインで取り組まれ、日々お忙しくされている愛子内親王殿下を、母親として温かく見守られ、支えていらっしゃいます。 新型コロナウイルス感染症のために御活動が制限され、御体調が整いにくくなっていらっしゃるなか、皇后陛下がこのように工夫を重ねられ、御体調を整えられながら御活動を続けるよう努力していらっしゃることは、御治療にあたらせていただいている医師団としても、御自信につながる望ましいことと考えております。 一方で、これまでも繰り返し説明して参りましたように、皇后陛下には、依然として御快復の途上にあり、御体調には波がおありです。そのため、大きい行事の後や行事が続かれた場合には、お疲れがしばらく残られることもあります。過剰な期待を持たれることは、今後の御快復にとって、かえって逆効果となり得ることを御理解いただければと思います。これもまた、かねてから皆さまにお伝えしているところ、現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況下で難しくなっているものの、私的な部分でも御活動の幅を広げていっていただくことが大切だと考えております。 皇后陛下には、これまで同様、周囲の方々の理解と支援をお受けになりながら御治療を続けていただくことが大切ですので、引き続き温かくお見守りいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ禍の国民に寄り添われ「絆の大切さ強く感じる」 皇后さま57歳(産経新聞)
9日に57歳の誕生日を迎えた皇后さまは天皇陛下とともに、医療従事者や新型コロナウイルス感染症の影響に苦しむ人を支援する現場の声に耳を傾け、国民に寄り添う姿勢を示されてきた。皇后さまは誕生日に際して公表した感想で、社会的弱者を支援する取り組みについて触れ、「人と人との絆(きずな)の大切さを強く感じます」とつづられた。 「大きくうなずきながら熱心に聞き、子供の貧困問題に関心を向けてくださっていることを感じた」。7月21日、赤坂御所で、生活困窮世帯の子供への学習支援の現状などを天皇、皇后両陛下に説明したNPO法人「キッズドア」の渡辺由美子理事長はこう振り返る。皇后さまは渡辺理事長に「大変な中、活動してくださってありがとうございます」とお礼を述べられたという。 両陛下は専門家に加え、こうした社会的弱者を支援する団体の関係者らも招いてコロナ禍の影響を聞き、活動へのねぎらいや感謝の気持ちを伝えられてきた。 11月には、両陛下で新型コロナ対応に当たる日本赤十字社の医療従事者らともオンラインで懇談された。皇后さまは感想で、「苦労をされている方々の置かれた状況をより良く理解し、心を寄せることができれば」との思いで懇談に臨んできたことを明かされた。 また、新型コロナの感染者や重症者が増えている現状にもご言及。「国民の皆様が心を寄せ合い、この困難な状況を乗り越えていくことができますよう心から願っております」と記された。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
皇后さま、体調整え重要儀式にもご臨席(産経新聞)
平成15年12月から療養生活を送る皇后さまはこの1年、体調を整えながら重要儀式や宮中祭祀(さいし)に臨まれてきた。皇后さまは誕生日に際して公表した感想で、天皇陛下を「お傍(そば)でお支え」し、「皇后としての務めを果たすべく、健康の一層の快復に向けて努力を続けていきたい」との決意を示された。 「これからもお健やかにお務めを果たされますように」。皇后さまは11月8日、立皇嗣(りっこうし)の礼の「朝見(ちょうけん)の儀」で、秋篠宮ご夫妻に向けて笑顔でお言葉を述べられた。 皇后さまが公の場でお言葉を述べられるのは、皇太子妃時代の15年4月以来。今年は1月の「歌会始の儀」にも17年ぶりに出席するなど、体調を整えながら多くの儀式や行事に臨まれた。医師団は、皇后さまが活動を続けるため努力されていることについて、「自信につながる望ましいこと」との見解を示す。 ただ、皇后さまのご体調について、医師団は今も「波がおあり」と説明する。側近の一人は、「波があることをご自身でも自覚し、儀式や行事に向けて気持ちを奮い立たせて臨まれている」と明かした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
車内に結束バンド 保育士、襲撃を準備か 東京・豊島の女性遺棄事件(産経新聞)
東京都豊島区南長崎の会社員、富塚沙織さん(35)が行方不明となり栃木県那須町で遺体で発見された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された保育士、佐藤喜人容疑者(29)の車から結束バンドが見つかっていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁目白署捜査本部は、富塚さんら女性襲撃に準備していた可能性もあるとみて確認を進める。 捜査関係者によると、富塚さんは9月下旬、職場に「風邪をひいた」などと連絡し、医療機関を受診したが、その後も欠勤が続き行方不明となった。 これまでの調べで、医療機関からの帰路や、その前日、富塚さんの後ろをつけて歩く佐藤容疑者の姿が付近の防犯カメラに写っていたことが分かっている。また、佐藤容疑者は事件前に別の女性の体を触るトラブルを起こし、事件後も複数の女性につきまとう姿が確認された。いずれも面識はなかったとみられる。 一方、捜査関係者によると、車からは結束バンドのほか、はさみも発見。女性襲撃に事前に準備していた疑いもある。富塚さんについて、佐藤容疑者は「(富塚さん宅の玄関の)鍵は開いていた。金を奪う目的で侵入したが、騒がれたので部屋にあったロープで首を絞めた」と供述。強盗目的を示唆しているが、捜査本部は動機を慎重に調べる。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
皇后さま57歳 医療従事者に「心から敬意と感謝」ご感想全文(産経新聞)
皇后さまが57歳のお誕生日に際し、宮内庁を通じて文書で発表された感想の全文は以下の通り。 今年もこうして無事に誕生日を迎えることができますことを有り難く存じます。今年は、特に命の大切さ、尊さについて改めて深く思いを寄せる年になりました。1920年頃に世界的に大流行したスペインインフルエンザ以来ほぼ1世紀を経た今年、思いも寄らず世界中が新型コロナウイルス感染症の大きな災厄に見舞われることとなり、大変に心の痛む年でした。 新型コロナウイルス感染症により、世界中で、そして日本国内でも多くの方が亡くなっていることに対し、この場をお借りしてお悔やみ申し上げます。世界の各地で、あるいは日本国内で、多くの方がこの感染症に苦しみ、懸命の治療にもかかわらず亡くなっていく現実は、本当につらいものです。 このような中、医療に従事される皆さんが、大勢の患者さんの命を救うために、そして、感染の拡大を防ぐために、日夜献身的に力を尽くしてこられていることに、心からの敬意と感謝の意を表したいと思います。医療に従事される皆さんには、特に感染拡大の初期には、治療法もまだ確立されない中、また、防護服やマスクを始めとする医療物資が大きく不足する中にあって、どれ程の不安と緊張の中で、自らの命の危険も顧みず、強い使命感を持って治療に当たってこられたことかと、本当に頭の下がる思いがいたします。 我が国では、幸いにして、今までのところ感染爆発のような事態には至らずに、諸外国と比べると感染拡大をある程度の規模に抑え込むことができておりますが、これは、感染症対策の専門家の方々の見識と御尽力、政府や地方自治体による取組、そして、多くの国民の皆さんによる様々な面での協力とたゆみない努力のお陰であると、非常に有り難く思っております。 一方で、感染症の感染拡大が経済社会活動に大きな影響を及ぼしている結果、経営破綻や失業に追い込まれるなど、苦境に立たされている方が大勢いらっしゃることにも大変心が痛みます。また、新型コロナウイルス感染症に感染された方や医療に従事されている方、あるいはその御家族に対して、差別や偏見の目が向けられるという問題が起きていることや、制約の多い生活が続く中で、家庭内での暴力や子供への虐待が増加している可能性があるということも耳にしており、案じています。大きな禍(わざわい)に見舞われている社会の中で起こりやすい問題とはいえ、今後、皆が心穏やかに日々を過ごせるようになることを願ってやみません。 私自身は、特に昨年来、全国の多くの皆様から寄せられた温かい祝意に感謝しつつ、国民の皆様の現在の困難な状況を思うとき、国民のお一人お一人が、幸せであっていただきたいかけがえのない存在であるということを身にしみて感じます。感染症の不安が渦巻く中、様々な面で自由が失われている日々の中で、多くの御苦労と努力を重ねてこられたものとお察しいたします。 また、新型コロナウイルス感染症により苦労をされている方々の置かれた状況をより良く理解し、心を寄せることができればとの思いで、様々な分野の専門家や現場で対応に当たられている方々から、陛下と御一緒に度々お話を伺ってきました。 医療関係者の皆さんの置かれた環境や御苦労、お年寄りや障害を持った方々をめぐる状況、社会的孤立を深めやすい生活困窮世帯への影響や、そうした世帯の子供たちへの学習支援活動、感染対策と学習との両立に取り組む学校現場の状況など、現場に従事し、取組を進める方々から直接現状を伺うことができました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中にあって、特に、御高齢の方や基礎疾患のある方の御心配もいかばかりかと思いますが、そのような方々や障害のある方、あるいは生活に困窮している方や子供たちなど、社会的に弱い立場に置かれている人々を支える努力をされている方々の尽力にも大きなものがあると思います。 同時に、現在のこの状況の中で自分たちに何ができるかを考え、行動しようとする、若い人たちも含む多くの方の新しい試みや取組を目にするとき、勇気付けられ、心温まるとともに、人と人との絆(きずな)の大切さを強く感じます。 困難な状況に直面する人々を支え、力を尽くしている全ての方に深い敬意と感謝の意を表したいと思います。 現在、新型コロナウイルス感染症の感染者や重症の方が再び増えてきており、予断を許さない状況が続いています。ワクチンの開発が進み、この感染症の克服に少し光が見えてきているようにも感じますが、一朝一夕に克服できるものかどうか分からないことも多いと思われます。このような中にあって、今後、私たち皆が心を合わせ、お互いへの思いやりを忘れずに、困難に見舞われている人々に手を差し伸べつつ、力を合わせてこの試練を乗り越えていくことができますよう、心から願っております。 また、今年も残念ながら、国内外で自然災害が発生し、国内では特に7月の豪雨により、熊本県を中心に多くの方が亡くなられたり、行方不明になられたりしたことにも深く心が痛みました。特に、体の不自由な御高齢の方が数多く犠牲になられ、お気の毒なことでした。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族と被災された方々にお見舞いを申し上げます。これから寒さも厳しくなります折から、避難生活を続けておられる方々を始め、皆さんにはくれぐれもお体を大切にお過ごしいただきたいと思います。 今年はまた、多くの人が楽しみにしていた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、延期になりました。オリンピック・パラリンピックの東京大会実現に向けて尽力してこられている関係者や選手の皆さんの御苦労も多いことと思い、皆さんの御努力を深く多としたいと思います。 翻って、この度小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから無事に地球近くまで帰還を果たし、リュウグウの砂を採取したとみられるカプセルが成功裡(り)に回収されたことは嬉(うれ)しいニュースでした。関係者の皆さんの払われた御努力もいかばかりだったかと思います。今後、持ち帰られたとみられる砂の分析・研究から、太陽系の成り立ちや生命の起源などについて、新たな科学の扉が開かれることが期待されていると聞き、楽しみにしております。 今年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のために、私たちの公務も様々に変わることになりました。戦後75年に当たっての全国戦没者追悼式や議会開設130年記念式典などが規模を縮小しての開催となったほか、多くの行事が延期を余儀なくされました。先月には、当初の計画より規模を縮小してではありましたが、立皇嗣の礼が執り行われました。これにより、昨年のお代替わりに伴う主な儀式や行事が無事に終了しましたことに安堵(ど)しております。 他方で、多くの国民の皆様と直接触れ合うことが難しくなっていることを残念に思います。現在は、様々な場所を直接訪問することが難しい状況の中、最近では、オンラインによる施設の視察等を行うことができるようになりました。先月には、オンラインにより日本赤十字社医療センターの視察を行った後、日赤の3箇所の拠点病院のスタッフのお話を伺うことができ、また先々週には、時期が少し遅くなりましたが、敬老の日にちなんでの訪問として、御高齢の方々によるはつらつとした活動の様子を見せていただき、集まっている方々とお話しできましたことを嬉(うれ)しく思いました。オンラインという方法により、このように国民の皆様との触れ合いの機会を持てることは有り難く、今後ともそのような機会を大切にしていくことができればと感じております。 また、陛下には、夏前から皇居宮殿での儀式などの御公務が再開され、お忙しい日々をお送りになっていらっしゃいますが、変わらずお元気にお過ごしのことを何より有り難く思っております。 上皇上皇后両陛下には、本年3月、皇居吹上仙洞御所から高輪仙洞仮御所にお移りになりました。新型コロナウイルス感染症の影響により、外へのお出ましも難しい日々と存じますが、くれぐれもお体を大切になさり、お健やかにお過ごしになりますことを心からお祈り申し上げます。そして、日頃より、私たちを温かくお見守りいただいておりますことに厚く御礼を申し上げます。 私自身は、本年、上皇后陛下から引き継がせていただいた養蚕に初めて携わり、関係者の手助けも得て無事に終えることができましたことを有り難く思います。その間、養蚕農家の様々な御苦労にも思いを馳(は)せましたが、最後に、蚕の作り上げた繭から美しい生糸が紡がれたことを感慨深く思いました。この間、上皇上皇后両陛下に温かくお見守りいただきましたことにも、重ねて感謝申し上げます。 愛子は、今年学習院大学文学部日本語日本文学科の1年生になり、先日19歳の誕生日を迎えました。早いもので来年には成人することを思いますと、幼かった頃のことも懐かしく思い出され、感慨深いものがあります。 現在は、新型コロナウイルス感染症の影響により、世の中の多くの学生の皆さんと同様に、オンラインで授業を受けながら、新しい分野の勉強に忙しい毎日を過ごし、大学生としての生活を大切に過ごそうと努めているように見えます。 愛子には、これからも多くの方からいろいろなことを学びながら、10代最後の年を心豊かに過ごしてほしいと願っています。 新型コロナウイルス感染症により、世の中の状況や私たちの公務の形が変化する中、私自身は、今年も体調に気を付けながら、できる限りの務めを果たそうと努めてまいりました。その際、陛下には、常に私の体調にお気遣いいただき、深く感謝申し上げます。これからも、陛下のお務めの重さを常に心にとどめ、陛下をお傍(そば)でお支えできますよう、また、皇后としての務めを果たすべく、健康の一層の快復に向けて努力を続けていきたいと思います。 この機会に、国民の皆様から日頃よりお寄せいただいている温かいお気持ちに対し、厚く御礼を申し上げたいと思います。 最後に、改めまして新型コロナウイルス感染症の終息を願うとともに、国民の皆様が心を寄せ合い、この困難な状況を乗り越えていくことができますよう心から願っております。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナ 大阪府で重症病床の使用率70%を超え 同志社大ラグビー部では集団感染も(関西テレビ)
関西テレビ 大阪府では、新型コロナウイルスの重症者が過去最多の146人となり、重症病床の使用率が70%を超えました。 大阪府は8日、新たに258人が新型コロナウイルスに感染し、60~90代の男女9人が死亡したと発表しました。 重症者は、基礎疾患のある未就学の男の子を含む過去最多の146人となり、重症病床の使用率は70.9%に達しました。 これにより、大阪府の独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す70%を、初めて超えました。 また、京都府では過去最多の63人の感染が確認されました。 同志社大学のラグビー部では、寮で生活する部員13人の集団感染が確認され、今月13日に行われる大学選手権の初戦を辞退するとしています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【全文】皇后さま57歳お誕生日 命の大切さ、尊さに深く思いを寄せる一年(FNNプライムオンライン)
皇后さまは9日、57歳の誕生日を迎え、現在の心境を文書で寄せられた。新型コロナウイルスに苦しむ人たちを支える様々な人々に深い敬意と感謝の意を表し、陛下を支え、皇后としての務めを果たすべく、健康の一層の快復に向け努力を続ける決意を綴られた。 【画像】皇后雅子さまのこの1年 以下が「令和2年皇后陛下お誕生日に際してのご感想」全文。 命の大切さ、尊さに深く思い寄せる一年 今年もこうして無事に誕生日を迎えることができますことを有り難く存じます。 今年は、特に命の大切さ、尊さについて改めて深く思いを寄せる年になりました。 1920年頃に世界的に大流行したスペインインフルエンザ以来ほぼ1世紀を経た今年、思いも寄らず世界中が新型コロナウイルス感染症の大きな災厄に見舞われることとなり、大変に心の痛む年でした。 新型コロナウイルス感染症により、世界中で、そして日本国内でも多くの方が亡くなっていることに対し、この場をお借りしてお悔やみ申し上げます。世界の各地で、あるいは日本国内で、多くの方がこの感染症に苦しみ、懸命の治療にもかかわらず亡くなっていく現実は、本当につらいものです。 このような中、医療に従事される皆さんが、大勢の患者さんの命を救うために、そして、感染の拡大を防ぐために、日夜献身的に力を尽くしてこられていることに、心からの敬意と感謝の意を表したいと思います。 医療に従事される皆さんには、特に感染拡大の初期には、治療法もまだ確立されない中、また、防護服やマスクを始めとする医療物資が大きく不足する中にあって、どれ程の不安と緊張の中で、自らの命の危険も顧みず、強い使命感を持って治療に当たってこられたことかと、本当に頭の下がる思いがいたします。 我が国では、幸いにして、今までのところ感染爆発のような事態には至らずに、諸外国と比べると感染拡大をある程度の規模に抑え込むことができておりますが、これは、感染症対策の専門家の方々の見識と御尽力、政府や地方自治体による取組、そして、多くの国民の皆さんによる様々な面での協力とたゆみない努力のお陰であると、非常に有り難く思っております。 一方で、感染症の感染拡大が経済社会活動に大きな影響を及ぼしている結果、経営破綻や失業に追い込まれるなど、苦境に立たされている方が大勢いらっしゃることにも大変心が痛みます。 また、新型コロナウイルス感染症に感染された方や医療に従事されている方、あるいはその御家族に対して、差別や偏見の目が向けられるという問題が起きていることや、制約の多い生活が続く中で、家庭内での暴力や子供への虐待が増加している可能性があるということも耳にしており、案じています。 大きな禍(わざわい)に見舞われている社会の中で起こりやすい問題とはいえ、今後、皆が心穏やかに日々を過ごせるようになることを願ってやみません。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース