任期満了に伴う茨城県北茨城市長選は2日、投開票され、現職の豊田稔氏(74)=無所属=が、新人で元市議の松本健一郎氏(64)=同=を抑え、6選を果たした。投票率は53・04%だった。 豊田氏は、小中一貫校や病院を整備した実績を強調し、自民党北茨城支部の推薦も得て支持を集めた。6期目に向けて学校給食費無償化などの政策を掲げている。 松本氏は、多選が権力の集中を招いているとして、市政の刷新を訴えて浸透を図ったが、及ばなかった。 市長選は、前回と前々回に続き同じ顔ぶれでの一騎打ちとなった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
児童の心のケア「恐怖、悲しみに共感を」 川崎殺傷事件(産経新聞)
川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小の児童らが殺傷された事件は、4日で発生から1週間。事件に巻き込まれるなどした同小の児童の心のケアは、どうなっているのか。臨時休校となっている学校は5日に再開予定で、教員らには的確な対応が求められる。専門家は「混乱した子供たちの『怖い』『悲しい』といった感情に共感してあげることが大切」と強調する。 ■まず話を聞く バス停待ちの児童らが次々に襲われた今回の事件。岩崎隆一容疑者(51)に切りつけられ負傷した児童以外にも、多くの児童が凄惨(せいさん)な現場の目撃者になったとみられる。 神奈川県によると、カリタス小の系列校であるカリタス女子中・高校には事件前からスクールカウンセラー1人が常駐。同小にも非常勤で3人が対応する態勢が整っていたが、県は事件が起きた5月28日中に臨床心理士の資格を持つ県教委の担当者を派遣した。 学校側は当初、児童全員のカウンセリングを行う予定だったが、臨床心理士から「事件の記憶を呼び覚ます。やってはいけないことをやろうとしている」との指摘を受けて方針変更した。県教委や川崎市の担当者は30、31日にも学校を訪れ、教員らに児童への対応方法を助言した。 学校が再開したら、通常通りに授業を受けさせる。事件を思い出し、泣き出す児童がいれば泣かせておく。学校に行きたがらなければ休ませる。児童を注意深く観察し、異変に気づくようにする。そして、顔見知りのスクールカウンセラーがまず話を聞くことが重要だと伝えたという。 ■「簡単に消えない」 スクールカウンセラーで、子供の心のケアに詳しい新潟大の長沢正樹教授は「小さい子供は何が起きたのか理解できず、混乱している。恐怖や悲しみといった感情に共感してあげるべきだ」と話す。時間がたち、落ち着きが出てきたとしても「感情は簡単に消えない」と注意を促す。 特に現場にいた児童は当時の音やにおい、騒然とした様子などがすり込まれている可能性があると指摘。「救急車のサイレンを聞いたり、子供の列を見たりしただけで恐怖を感じてしまうなど、似た状況を事件の記憶と結びつけてしまうかもしれない」と説明する。 カリタス小では、不安を募らせる保護者の対応にも苦慮。学校再開前の4日に説明会を開くことにし、県教委の臨床心理士にも話をしてもらうという。 事件は、現場周辺の子供たちの心にも影響を与えた可能性がある。川崎市は5月29~31日に近隣の市立登戸小学校にスクールカウンセラーを常駐させて対応。文部科学省は県や市の要請があれば、スクールカウンセラーの追加派遣などで生じる人件費を補助する意向を示し、担当者は「他県からも相談があれば対応したい」と話している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自民、参院選1人区に危機感 半数を「激戦区」に(産経新聞)
自民党は、参院選で野党5党派が32の改選1人区のうち30選挙区で候補者一本化に合意したことに対し、「想定内とはいえ、脅威には違いない」(幹部)と危機感を募らせている。 自民は昨年末、1人区を「激戦区」「警戒区」「安定区」に分類。当初は平成28年の前回参院選で敗れた青森や岩手など11選挙区を激戦区に指定していたが、選挙区情勢の変化などを踏まえ、今年4月に秋田や滋賀など5選挙区を警戒区から激戦区に格上げし、重点的な対策を講じている。 安倍首相も3月までに計6回、約320団体との懇談会に出席し、支持を訴えた。連立を組む公明党も1人区全てで自民候補の推薦を決めた。 今回の参院選は、第2次安倍政権発足後の25年の参院選で、自民が現行制度下で最多の65議席を獲得した議員が改選を迎える。改選124議席の過半数に当たる63議席を取れるかが焦点だが、甘利明選対委員長は反動減を見越して「至難の業」と厳しい見通しを示す。勝敗ラインは「自公で安定多数」として具体的な数値に言及せず、政権への責任論に予防線を張る。 甘利氏は二階俊博幹事長と連名で衆院議員を対象に参院選候補者への支援活動の計画書を5月末までに提出するよう要請。参院選前に安倍首相が衆院を解散し、衆参同日選を断行するとの憶測が広がる中、衆院議員の引き締めも狙う。 一方、公明は7選挙区で候補者を擁立するとともに、比例代表では6議席以上の獲得を目指し、合わせて13人以上の当選を目標とする。選挙区では改選数3の兵庫で苦しい戦いを強いられている。自民と日本維新の会の両候補が優勢で、3議席目を立憲民主党、共産党と争う。自民との選挙協力がその成否を左右する。(今仲信博、大橋拓史) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
野党、複数区で共倒れ懸念 参院選戦略(産経新聞)
立憲民主、国民民主、共産など主要野党5党派は今回の参院選で、32の改選1人区のうち30選挙区で候補者を一本化し、与党に一騎打ちで挑む態勢を整えた。ただ、改選複数区では各党の公認候補がつばぜりあいを演じ、与党が「漁夫の利」を得る可能性がある。主要野党と距離を置く日本維新の会は、4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選や衆院大阪12区補欠選挙を完勝した勢いに乗り躍進を目指す。 立民は女性や新人を重点的に擁立した。公認候補36人のうち半数が女性で、LGBT(性的少数者)や聴覚障害者もいる。新人が30人と多く、平成29年衆院選で党の知名度を高めた会員制交流サイト(SNS)で無党派層への浸透を図る。枝野幸男代表は「国民の期待を集める選挙にしたい」と語る。 国民にとって今回の参院選は結党以来初の国政選挙で、玉木雄一郎代表は獲得議席の目標を「現有の8議席以上」と設定する。ただ、政党支持率は1%前後に低迷しており、「比例代表は1、2議席しか取れない」(党幹部)との懸念もある。 共産は3選挙区の公認候補が野党統一候補に選ばれたが、“共産色”を薄めたい他党から「無所属」としての出馬を要請される可能性がある。志位和夫委員長は「提起があれば真剣に話し合いたい」と前向きだ。また無党派層への支持拡大のためか、最近、反皇室色を弱めるなどソフト路線化が顕著になっている。 維新は“本拠地”の大阪選挙区(改選数4)で2人の当選を目指し、兵庫で議席維持を図る。ダブル選の余勢を駆って関西以外での躍進につなげたい考えだ。 勢力後退が著しい社民党は政党要件を維持できるかの戦いになりそうだ。希望の党はすでに候補者を擁立しない方針を表明している。(内藤慎二) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
異例の定数3増、比例代表は「特定枠」導入 参院選(産経新聞)
夏の参院選では昨年の公職選挙法改正に基づき、定数が現行の242から245に3増する。定数増は沖縄の本土復帰に向けて沖縄選挙区を設けた昭和45年の法改正を除いて初めて。比例代表で、各党が優先的に当選させたい候補者を選べる「特定枠」を新たに導入する。 3年ごとに改選される参院の総定数は令和4年の次回選挙で248となり、最終的に6増となる。参院の「一票の格差」是正のため議員1人当たりの有権者数が最も多い埼玉選挙区を2増やし、特定枠の導入に伴い比例代表を4増する。 現行の比例代表は「非拘束名簿式」で、政党の得票に応じて配分される議席の中で候補者が個人名の票数を競う。特定枠候補はこれと切り離して上位に扱い、個人名の票数に関係なく名簿順に当選が決まる。 例えば特定枠3人の党が10議席獲得した場合、特定枠以外の候補の当選枠は7議席となる。設定数に上限はないが、事務所の設置やポスター掲示など個人としての選挙運動はできない。 特定枠は前回の平成28年参院選での合区導入後、自民党が主導して新設された。合区対象の「鳥取・島根」「徳島・高知」で選挙区の公認を得られない県の現職を救済する意図がある。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
参院選250人出馬予定 衆参同日選の観測根強く(産経新聞)
令和で初の国政選挙となる第25回参院選に向け、約250人が立候補を予定していることが2日、産経新聞のまとめで分かった。3年前の平成28年に続き、与党に対して主要野党が改選1人区を中心に共闘して挑む構図だ。与野党は衆参同日選の可能性も視野に、前哨戦を繰り広げている。 安倍晋三首相の政権運営の評価や、憲法改正に前向きな勢力が国民投票に向けた発議に必要な3分の2以上の議席を確保できるかが焦点。野党は10月の消費税率引き上げの凍結を求め、争点化を図る構えだ。 参院選の日程は通常国会が会期末の26日に閉会すれば7月4日公示、同21日投開票となる。会期延長なら参院選日程も延びる。首相が会期延長の上で衆院を解散し、衆参同日選に踏み切るとの観測は根強くある。 全国45の選挙区(改選計74議席)では約160人が出馬を予定している。内訳は自民49▽公明7▽立憲民主20▽国民民主13▽共産18▽日本維新4▽社民2-など。主戦場の1人区は32のうち、宮崎と鹿児島を除く30で主要野党5党派が候補者を一本化した。 比例代表(改選数50)には約90人が出馬を予定。内訳は自民33▽公明6▽立民16▽国民8▽共産7▽維新7▽社民3-など。 3年前には389人(選挙区225、比例代表164)が立候補した。今回は主要政党以外の擁立が少なく、候補予定者は現時点で前回の6割強にとどまる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日朝首脳会談「会ってみなければ」 自民総務会長(産経新聞)
自民党の加藤勝信総務会長は2日、北朝鮮による日本人拉致問題解決に向け安倍晋三首相が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と条件を付けずに会談する方針であることに関し「一日も早く会談が作られ、拉致被害者が戻ってくる状況を作りたい」と述べた。「最後は会ってみなければ(分からない)という状況の中での会談になると思う」とも語った。 東京・大手町サンケイプラザで開かれた第11回「交詢社オープンフォーラム」(産経新聞社後援)での講演で語った。 加藤氏は将来的な社会保障費の伸びを念頭に「場合によっては必要な財源をさらに求めていく必要もある」と述べた。10月の消費税率10%への引き上げについては「消費税導入や引き上げの時期に経済が停滞したのは事実だ。今度そうなると、消費税は選択肢に入れられなくなる。選択肢に残すためにも、今回の引き上げは円滑にやらなければならない」と強調した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
BSE問題で引責辞任、退職金8874万円満額支給、天下り…息子殺人容疑で逮捕の元農水次官(スポーツ報知)
東京都練馬区の自宅で1日、長男(44)を包丁で刺したとする殺人未遂容疑で現行犯逮捕=後に殺人容疑に切り替え=された元農林水産事務次官・熊沢英昭容疑者(76)とは、どんな人物なのか。 1943年、岐阜県可児市生まれ。東大法学部を卒業した67年、農林省(現農水省)に入省した。食品流通局や畜産局などで昇進を重ね、95年に畜産局長に。経済局長、農林水産審議官を経て、2001年1月に事務方のトップとして大臣を支える要職である事務次官に就いた。 官僚のエリートコースを駆け上がったが、就任直後の2月、有明海のノリ不漁問題で諌早湾干拓事業の工事現場で漁業者が座り込みの抗議行動を断行すると「実力行使のような混乱した状態は残念だ」と発言し物議を醸した。さらに、同年9月に国内初のBSE感染牛が確認されると省内は大混乱に陥り、対応は後手後手に回った。同年6月の定例会見で「日本ではあり得ない」とし、危険度が高いとした欧州委員会の評価には「ぬれぎぬを着せられたようなものだ」と反論していただけに、責任追及の声が上がった。 また、感染源となる肉骨粉の輸入禁止や供与禁止について、畜産局長時代の96年に専門家から指摘されながらも行政指導に留めていたことも発覚し、2002年に退官に追い込まれた。 一方で、辞任に際して満額支給された退職金8874万円を全て受け取っただけでなく、業界団体に天下りしていたことが発覚すると、霞が関を揺るがす猛烈な批判にさらされた。 その後、2005~08年に駐チェコ大使を務めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
今週天気 風薫る季節から雨の季節へ(tenki.jp)
5日(水)から6日(木)にかけて、関東から西では再び真夏のような暑さに。東日本を中心に大気の状態が不安定となり、にわか雨や雷雨の所も。7日(金)からは、九州から関東にかけても梅雨入りの可能性がある。 5日と6日は晴れても、空模様の急な変化に注意を 5日(水)と6日(木)も本州付近は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。強い日差しに加えて、高気圧周辺の暖かく湿った空気が本州へと流れ込むため、日中の気温はグングン上昇するでしょう。関東、北陸から西では、30度くらいまで上がる所が多く、真夏のような暑さになりそうです。まだ、体は暑さに十分慣れていませんので、熱中症には注意が必要です。また、東日本の上空には強い寒気が流れ込む予想です。東日本を中心に大気の状態が不安定となり、雨や雷雨になる所があるでしょう。落雷や突風、ひょうなどにもご注意下さい。 7日以降は、関東以西でもいよいよ長雨の季節に 7日(金)から8日(土)にかけて、日本の南にのびる梅雨前線が北上する見込みです。東日本や西日本の広い範囲で雨が降るでしょう。カミナリを伴って雨脚の強まる所もありますのでご注意下さい。なお、九州から関東にかけては、9日(日)も太平洋側を中心に曇りや雨となり、天気はぐずつきそうです。ひょっとすると、7日以降に梅雨入りする所が出てくるかもしれませんので、6日(木)までの日差しは貴重になりそうです。 カラッとした暑さからムシっとした暑さへ これまでは、晴れて気温が上がっても空気が乾いていることが多く、割と過ごしやすく感じられました。これから梅雨の季節になると、日差しは少なくなりますが、南から暖かく湿った空気が断続的に流れ込み、蒸すような暑さへと変わります。駅地下などの人が集中する所では、より湿度が高くムシムシしますので、体調管理には十分注意が必要です。 日本気象協会 本社 福田 浩昭 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】沖縄・奄美は激しい雨に注意 朝は西~東日本太平洋側で雨の所も(2日19時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ 3日(月)も、沖縄や奄美は梅雨前線の影響で激しい雨の降る所があるでしょう。西日本から東日本の太平洋側も、午前中を中心に雨雲がかかりやすくなりそうです。日中の気温は2日(日)より高い所が多く、北日本でも30℃くらいまで上がる所があるでしょう。熱中症に注意してください。 3日も、梅雨前線が沖縄や奄美付近に停滞する見込みです。沖縄や奄美では、大気の状態が非常に不安定で、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害や、落雷、竜巻などの突風にも注意が必要です。 また、西日本や東日本の太平洋側も、午前中を中心に雨雲がかかるでしょう。ただ、いったん雨がやんでも、湿った空気や気温の上昇で、午後も山沿いを中心に不安定な天気で、晴れ間が出ても、ところどころでにわか雨がありそうです。外出には折りたたみの傘があると安心です。晴れる北日本も、山沿いを中心に一部で雨の降る所があるでしょう。 那覇では、最低気温が25℃の予想で、この先は夜も寝苦しい日が多くなりそうです。寝ている間の熱中症にも注意してください。 日中の気温は、西日本や北日本では2日よりも高い所があり、大阪は29℃など暑くなるでしょう。山形は30℃、札幌も28℃など、北日本でも30℃くらいまで上がる所がありそうです。 一方、東京は23℃と、2日よりも低くなるでしょう。(気象予報士・及川藍) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース