野党が自民党総裁選に出馬する石破茂元幹事長に熱い視線を送っている。石破氏が「森友・加計学園」「桜を見る会」の問題を厳しく批判することから、共闘の可能性を見いだしているのだ。ただ、石破氏からみれば、野党の秋波は自民党議員の支持拡大を目指す際に障害となりかねず、関係者は苦悩している。 ■枝野氏「門戸閉ざすつもりは…」 「森友にしても加計にしても桜にしても(政府の説明に)『わかった』という国民は少ない。文書が改竄(かいざん)されたり破棄されたりして、検証もしようがない。もう根本的な問題だ」 石破氏は6日のNHK番組で、政府の対応をこう批判した。公文書管理の在り方など、信頼を取り戻すための仕組みづくりを進める考えも示した。 野党は国会で「森友・加計」問題などを執拗(しつよう)に追及したが、致命的なダメージを与えることはできなかった。それだけに、石破氏の姿勢は渡りに船といえる。 野党は安倍政権に厳しい姿勢を貫いてきた石破氏との連携を模索してきた。昨年11月には立憲民主党の枝野幸男代表が石破氏と同じBS番組に出演した際、「政策的に一致するなら門戸を閉ざすつもりはない」と語ったこともある。 ■側近は「ありがた迷惑だ」 石破氏と政策が近い野党議員も多い。国民民主党の前原誠司元外相らは安全保障分野の勉強会で石破氏と席を並べる。国民の玉木雄一郎代表や山尾志桜里衆院議員は、憲法改正に向けた姿勢をめぐり、石破氏との親近感を隠さない。一方、身内に厳しい姿勢は自民党内で反発も招いており、今回の総裁選で主要派閥の支持を得られない一因ともなっている。 野党からは「こちらと一緒になった方が政権奪取の展望が開ける」(国民中堅)との声も聞こえるが、過去の総裁選で党員票の45%を獲得した石破氏は「この支持を裏切るわけにはいかない」との立場だ。石破氏の側近は「ありがた迷惑だ」と苦しい胸の内を語る。(奥原慎平) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
猛烈な雨と風「予想変わってない」 川氾濫の危険性も
台風10号は6日午後、非常に強い勢力で、九州を暴風域に巻き込んで北へ進んだ。気象庁によると、九州の西岸付近を北上し、7日午前には朝鮮半島に達する見込み。台風が離れた後も、広い範囲で大雨などに警戒が必要という。 気象庁は、6日午前に台風による特別警報を鹿児島県に出す見通しと発表していたが、勢力が予想よりわずかに弱まったため見送った。ただ、中本能久・予報課長は6日午前の会見で、記録的な大雨や暴風の予想は変わっていないとして「特別警報が出るか出ないかに関わらず、最大級の警戒は怠らないで」と呼びかけた。 台風10号は6日午後5時現在、鹿児島・屋久島の西南西約70キロを北へ時速約35キロで進んでいる。中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル。 6日午後5時までに、鹿児島県の島嶼(とうしょ)部などで走行中のトラックが横転するような暴風に見舞われた。最大風速は喜界町で30・7メートル、屋久島町で30・4メートル、十島村で29・0メートルを観測した。非常に激しい雨も降り、十島村では1時間で71・0ミリ、宮崎県延岡市で61・0ミリを観測。6日午後5時までに、宮崎県えびの市と美郷町で24時間降水量が300ミリを超えている。 国土交通省によると、九州南部を中心に、国管理の大きな河川で氾濫(はんらん)の危険が高まっている。特に、7月豪雨で大きな被害が出た熊本県・球磨川を含む九州南部の六つの河川では、河川の整備計画の基準を超える雨量が予想されており、特に警戒を呼びかけている。 氾濫の危険が特に高いとされているのは、鹿児島県の「肝属川」、宮崎、鹿児島両県を流れる「川内川」「大淀川」、宮崎県の「小丸川」「五ケ瀬川」、熊本県の「球磨川」。 このほかの河川でも氾濫する危険があり、国交省は「暴風も予想され、川の水位が上がってからでは逃げられない。暴風域に入る前に避難して欲しい」としている。 台風は7日に九州から離れるが、九州北部では同日朝まで雷を伴った猛烈な雨となり、夕方にかけて一部の住宅が倒壊する恐れがあるほどの猛烈な風が吹く見込み。四国や近畿、東海、関東甲信の太平洋側を中心に、台風に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、7日も大雨となる恐れがある。 7日午後6時までの24時間降水量は多いところで、九州南部500ミリ、九州北部と東海400ミリ、四国350ミリ、近畿250ミリ、関東甲信と奄美200ミリ、中国180ミリの予想。7日にかけての最大風速は九州南部45メートル、九州北部と奄美40メートル、中国と四国25メートル、近畿23メートル、沖縄20メートルと見込まれている。 【動画】台風10号の接近で、荒れる奄美大島と屋久島=マリンスポーツ奄美提供、武田剛撮影 安倍晋三首相は6日夕、台風10号に関する関係閣僚会議で、「広い地域でかつてない記録的な大雨、暴風、高波、高潮となるおそれがあり、最大級の警戒が必要だ」と語った。警察や消防、海上保安庁のほか、自衛隊も即応態勢を取っているとし、自治体などと連携を強化して対応するよう閣僚に指示した。(山岸玲) ■中心気圧が低かった台風(19… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
母親「クーラーかけ、大丈夫だと思った」 2女児放置死
6歳と3歳の姉妹を車内に放置し、熱中症で死亡させたとして、母親が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された事件で、香川県警の調べに、母親の竹内麻理亜(まりあ)容疑者(26)=高松市=が「子どもを車に置いて飲みに行った」と放置した状況を認める一方、「クーラーをかけてきたので大丈夫だと思った」と話していることが捜査関係者への取材でわかった。 県警によると、竹内容疑者は2日午後9時ごろから3日午後0時40分ごろまでの約15時間40分にわたり、高松市内の駐車場に止めた乗用車内に長女の真友理(まゆり)ちゃん(6)と次女の友理恵(ゆりえ)ちゃん(3)を置き去りにし、熱中症で死亡させた疑いが持たれている。逮捕前は「具合が悪くなり、トイレに2時間ほど行っていた」と説明したとされ、逮捕時には黙秘していた。 車を止めていたのは平面のコイン式駐車場で、屋根はなく、周囲に日光を長時間遮るような高い建物もなかった。気象庁によると、高松市は2日夜から3日未明の気温が28度以下にならず、3日午前7時台に30度を超えた。正午には36度に達した。 捜査関係者によると、防犯カメラの映像や関係者の証言などから、竹内容疑者は明け方まで、少なくとも3軒の飲食店をはしごしたとみられ、その後、知人男性宅を訪れていたという。男性は県警の任意聴取に、竹内容疑者と一緒にいたことを認め、「車内に子どもを置き去りにしていたことは知らなかった」と話しているという。(長妻昭明) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【台風10号速報中】2人が重軽傷 避難所設営中に骨折
大型で非常に強い台風10号は6日午後7時現在、鹿児島県枕崎市の南南西約100キロを、時速約35キロで北へ進んでいます。中心気圧は945ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。気象庁によると、7日朝にかけて勢力をおおむね維持したまま九州の西岸付近を北上するとみられ、記録的な大雨や暴風、高潮に「最大級の警戒」を呼びかけています。各地の最新情報を、タイムラインでお伝えします。 拡大する台風10号の接近に伴う強風で通行人の傘が壊れた=2020年9月6日午後3時3分、鹿児島市、加藤諒撮影 19:00 愛媛県西部にも高潮警報 豊予海峡を挟んで九州の対岸にある愛媛県西部の南予地方では、台風の接近にともなって次第に風が強まっており、波浪警報や高潮警報が出ている。県内では6日午後8時時点で、宇和島市や西予市など3市町の約7万2千人に避難勧告が出された。 細長い佐田岬半島にある同県伊方町では強風が吹き付けやすい上、台風の接近と満潮の時間帯が重なっているため、町が高潮への備えに細心の注意を払う。町によると、町内にある堤防の出入り口(陸閘(りっこう))をすべて閉じたほか、防災行政無線を使って町民に注意を呼びかけているという。松山地方気象台によると、同県伊方町瀬戸の降水量は、6日午後6時までの12時間で29・5ミリを記録した。(藤家秀一) 2人重軽傷 500万人以上に避難指示・勧告 異例の勢力を保つ台風10号が接近した6日、九州では少なくとも500万人以上に避難指示・勧告が出されるなど厳戒態勢が敷かれた。暴風域に入っていた沖縄・大東島地方や鹿児島・奄美地方では、2人が重軽傷を負い、建物被害も相次いだ。 鹿児島県によると奄美・加計呂麻(かけろま)島では5日、70代男性が避難所の設営作業中に転倒し肋骨(ろっこつ)を骨折。喜界(きかい)島でも80代女性が雨戸に手を挟んで軽傷を負った。 沖縄県によると北大東島・北大東空港のシャッターが破損したり、風で飛んだトタンで住宅の窓が壊れたりする建物被害が9件あった。負傷者はいなかった。 6日午後4時時点で、少なくとも避難指示が計約81万人、避難勧告が464万5千人に出ている。 17:00 鹿児島県で4万6500戸が停電 九州電力によると、台風10号の影響で6日午後5時現在で、鹿児島県内の4万6500戸で停電が発生している。総戸数に占める停電率は奄美市(1万700戸)、喜界町(5900戸)などが高くなっている。 16:30 熊本市、全域の73万人に避難指示 熊本市は6日午後4時半、市内全世帯にあたる約34万6千世帯、約73万2700人を対象に避難指示を出した。台風10号の接近で、大雨、暴風、高潮が予測されるとしている。 15:30 大分市、全域に避難勧告 「明るいうちに避難できるよう」 大分市は午後3時半、市内全域に避難勧告。風雨は本格的に強まっていない段階だが、市災害対策本部の担当者は「夜にかけての悪化を見越し、明るいうちに避難できるよう発令した。安全な場所にいる人は外出を控え、危険な場所にいる人は指定緊急避難場所に避難してほしい」と話している。 15:00 福岡市が77万人に避難勧告 「これほどの規模、記憶にない」 福岡市は6日午後3時、市内の38万7900世帯、77万3914人に対し、土砂災害や浸水被害のおそれがあるとして避難勧告を出した。対象は博多区や中央区など市内全区にまたがり、市の人口の約半数が対象となっている。 避難勧告の対象には、博多区の博多駅前1~4丁目や中央区の天神1~5丁目、大濠公園など市街地中心部も含まれている。夜間にかけて台風10号の影響が強まることが想定されるため、日中のうちに勧告を出したという。市は公民館や小学校など223カ所に避難所を開設した。 市防災・危機管理部の担当者が「これほどの規模に一度に勧告を出したことは記憶にない」と話す。勧告の対象地域外でも、強風が不安な人などには避難所や親戚宅などへの避難を呼びかけている。 12:49 鹿児島・喜界島で最大瞬間風速41.2mを観測 台風10号は6日、鹿児島県の喜界島や奄美大島に接近した。気象庁によると午後0時49分、喜界島で最大瞬間風速41・2メートルを観測するなど、暴風が吹き荒れた。 喜界町(喜界島)の宿泊施設「ぎなま荘」の宜名真(ぎなま)孝子さん(59)は、朝日新聞の取材に「風が強く、雨戸がガタガタと鳴りっぱなし。客間も揺れている」と話した。周辺は停電し、施設は自家発電に切り替えた。2人の従業員が前日から泊まり込み、30人の客に対応しているという。「夜の台風でなく日中だったので、気持ちは少し楽でした」 屋久島北部付近で記録的短時間大雨情報 気象庁は6日、鹿児島県・屋久島北部付近で同日午前11時40分までの1時間に120ミリ以上の雨が降ったとみられるとして、「記録的短時間大雨情報」を発表した。 拡大する台風10号の接近で大きな波が押し寄せる屋久島南部の港=2020年9月6日午前11時16分、鹿児島県屋久島町湯泊、屋久島通信員・武田剛撮影 【動画】台風10号の接近で、荒れる奄美大島と屋久島=マリンスポーツ奄美提供、武田剛撮影 武田防災相が緊急記者会見「暴風吹く前に避難を」 台風10号の接近を受けて武田良太防災担当相は6日昼、東京都内で緊急記者会見を開き、「命を守るための早めの正しい行動を必ずとってください」と安全確保を呼びかけた。 武田防災相は「早め早めの避難により命を守ることが必要」と話し、「特別警報」が出ていなくても気を緩めないよう注意を促した。さらに「暴風が吹く前に避難して下さい。事前の安全な場所への正しい行動こそが、尊い命を守るもっとも有効な手段」と訴えた。 また、市町村の首長にも、「空振りを恐れずに、避難勧告などを早めに出していただくようお願いします」と呼びかけた。 高潮にも警戒を 種子島・屋久島、鹿児島湾、周防灘、佐多岬半島など 大型で非常に強い台風10号は6日午前、鹿児島・奄美大島の南東を北へ進んでいる。気象庁によると、同日夜には鹿児島県にかなり接近する見通し。7日にかけて勢力を維持したまま、九州の西岸付近を北上するとみられる。 気象庁は、鹿児島県に出す見通しだった台風による特別警報は、やや勢力が弱まったため発表の可能性が低くなったとした。ただ、中本能久・予報課長は6日午前の会見で、記録的な大雨や暴風の予想は変わっていないとして「特別警報が出るか出ないかに関わらず、最大級の警戒は怠らないで」と呼びかけた。 気象庁は高潮に特に警戒が必要な地域として、鹿児島県の種子島・屋久島▽鹿児島湾を中心とした鹿児島・薩摩地方▽福岡県と山口県に挟まれた周防灘▽愛媛県の佐田岬半島など南予北部、をあげた。 これらの地域は、台風接近の時間帯と満潮時刻が重なり、6日午後8時ごろ~7日未明に厳重な警戒が必要となるという。このほか九州北部や宮崎県、瀬戸内海でも高潮の恐れがある。 気象庁の担当者は「海沿いの低地は、一気に浸水して家屋が倒壊することもある。高波と重なると浸水が広範囲にわたり、津波と同じような被害が出ることもある」と話した。また、満潮と重なる時間帯に大雨で河川が増水した場合、海に流れきらずに氾濫(はんらん)が起きることもあるという。 7日にかけて予想される最大風速は、奄美50メートル、九州南部45メートル、九州北部40メートル、四国と中国25メートル、沖縄と近畿23メートル。波の高さは、九州南部・奄美14メートル、沖縄11メートル、九州北部と四国10メートル、近畿8メートル、東海7メートル、中国5メートル。 7日正午までの24時間降水量は多いところで、九州南部600ミリ、九州北部500ミリ、四国と東海400ミリ、奄美300ミリ、近畿250ミリ、中国と関東甲信150ミリの予想。その後の24時間では、東海300~400、関東甲信200~300ミリ、四国と近畿100~150ミリ。 12:00 鹿児島市、約25万人に避難指示 鹿児島市は6日正午、市内全世帯の半分近くにあたる約13万5千世帯、約24万6千人を対象に避難指示を出した。台風10号の接近で、大雨や暴風による災害発生の恐れがあるとしている。 […]
自民の二階幹事長、歴代最長に 8日に田中角栄元首相抜く(共同通信)
自民党の二階俊博幹事長(81)の在職日数が7日、1497日に達し通算記録を持つ田中角栄元首相と並ぶ。二階氏は2016年8月、77歳5カ月の歴代最年長で幹事長に就任。連続在職は昨年8月に前尾繁三郎元衆院議長を抜き、記録を更新中だ。8日には在任期間が通算、連続とも歴代単独トップとなる。 先月28日、最長政権記録を作ったばかりの安倍晋三首相の退陣表明に「全党一致で首相を支持しているのは党の歴史上、誇るべきこと。健康の理由とはいえ痛恨の極みだ」と惜しんだ。 和歌山県出身の二階氏は衆院議員秘書、県議を経て1983年に衆院初当選。田中元首相に師事、田中派に所属した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
『台風10号』北上中…8日にかけ東海地方でも激しい雨の見通し 東海道新幹線は7日始発から発着駅変更も(東海テレビ)
東海テレビ 大型で非常に強い台風10号の影響で、東海地方では6日夜から8日にかけて雷を伴う非常に激しい雨が降る見通しです。気象台は、高波や土砂災害などへの警戒を呼び掛けています。 台風10号は6日午後4時現在、鹿児島県の屋久島付近を時速35キロのスピードで北に進んでいます。 この影響で、東海地方でも8日にかけ局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みで、7日午後6時までの24時間に予想される雨の量はいずれも多いところで、三重で400ミリ、愛知と岐阜で200ミリとなっています。 三重県や愛知県の海上では最大瞬間風速30メートルの風が吹くと予想され、海上はうねりを伴った大しけとなる見込みで、現在三重県南部に波浪警報が出されています。 また、津市に大雨警報が、東海3県全域で雷注意報が出されています。 気象台は、高波や土砂災害、低い土地への浸水などに警戒を呼びかけています。交通機関にも影響が出ています。 東海道新幹線は7日の始発から山陽新幹線と直通する列車100本が新大阪駅もしくは岡山駅の発着に変更されます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
障害者施設で発生のクラスターでも新たに…新型コロナ 愛知で27人の感染確認 10代から70代の男女(東海テレビ)
東海テレビ 東海3県では6日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。岐阜県と三重県では新たな感染者の発表はありませんでした。 愛知県では6日、10代から70代の男女27人の感染が新たに確認されています。 このうち豊明市の30代の男性は、クラスターが発生している名古屋市の障害者施設の職員です。これで、このクラスターに関連する感染者の数は15人になりました。 岐阜県と三重県では、新たな感染者の発表はありませんでしたが、三重県は既に感染が確認されていた70代の女性が5日死亡したと発表しています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風10号 九州は災害危険性の高まる夜に 就寝前に最大限の安全確保を(ウェザーニュース)
6日(日)19時の推定位置で、大型で非常に強い台風10号(ハイシェン)は鹿児島県枕崎市の南西海上を北上しており、熊本県や長崎県を含む九州の半分以上が台風の暴風域に入っていると見られます。最大瞬間風速は鹿児島県枕崎市で41.8m/s、宮崎県小林市で34.4m/sなど九州本土で30m/s以上の所が増えています。 九州の大半の地域は夜間帯に台風が最接近し、荒天のピークとなる見込みです。暗くなった後は避難などの移動がほぼ出来ない状況になりますので、身の安全を最優先に台風が過ぎ去るまで警戒をしてください。 ▼台風10号 9月6日(日)19時推定 存在地域 枕崎市の南西約100km 大きさ階級 大型 強さ階級 非常に強い 移動 北 35 km/h 中心気圧 945 hPa 最大風速 45 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 60 m/s 大規模停電のおそれ 就寝時の注意点は 暴風域が広いため、長時間に渡って暴風が吹き荒れ、九州や中四国を中心に停電リスクがあります。特に沿岸ほどリスクが高まるため、厳重な警戒が必要です。 特に、夜暗いうちの停電は危険なので、就寝前に停電対策をとっておいてください。 ・電源の確保 ・電灯の確保 ・生活用水の準備 ・熱中症対策 ・停電時は冷蔵庫を極力開けない ■凡例 黄色:注意レベル(風速は25m/s以上が目安) 停電の可能性があり、念の為、停電対策をしておくと安心です。 赤色:警戒レベル(風速は30m/s以上が目安) 停電するほどの暴風が吹く可能性が十分あり、停電対策をおすすめします。 家の中も危険あり 今夜は窓から離れて 大雨と暴風が重なり、ゴォーゴォーと音がうるさくて眠れなくなったり、建物やビルが揺れたりして恐怖を感じるなど、睡眠を妨げられる可能性があります。 暴風による飛来物で窓ガラスが割れるおそれがあります。シャッターや雨戸あっても油断せず、就寝時は窓から距離とってお過ごしください。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ禍も避難者を柔軟に受け入れ 長崎・五島市(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 大型で非常に強い台風10号は鹿児島県の広い範囲に加えて宮崎県の一部も暴風域に入ったとみられます。長崎県五島市に設置された避難所から報告です。 (玉置佑規アナウンサー報告) 五島市の避難所では、避難している人のなかには人生で初めて避難をしてきたという高齢の人もいました。その人が言うには、県外に住むお孫さんが今回の台風10号は非常に勢力が強い、これまで経験したことがないような風が吹くから絶対に避難するようにと強く言われたので避難してきましたということです。 こちらの避難所で気になるのはこの後、食事なのですが皆さん、1日だけではなく2日、3日と少し多めに食料を持ってきている人も多いです。また、こちらの避難所もそうなのですが、五島市ではエアコンが設置されていない避難所が多いです。なので、クーラーボックスを持参してその中に氷や飲み物を凍らせたものを入れてコロナ対策だけではなく、暑さ対策・熱中症対策にも気を付けています。また、台風が通り過ぎた後に家に戻れるのか、それはいつになるのか、家に戻っても家は無事なのかというふうに不安を抱えている人も多いです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
気象庁が台風10号の最新状況を説明 6日午後5時半(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 気象庁は6日午後5時半から台風10号の最新の状況について説明を行いました。九州・中国・四国が長時間にわたり暴風域に入る恐れがあるとして暴風や大雨、高潮、高波などに最大級の警戒を呼び掛けました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース