大麻を自宅で所持していたとして関東信越厚生局麻薬取締部は22日、人気アイドルグループ「KAT―TUN」の元メンバーで会社経営の田口淳之介(33)=東京都世田谷区=と、同社員の小嶺麗奈(38)=同=の両容疑者を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。 麻薬取締部によると、田口、小嶺両容疑者は22日、同居する世田谷区の自宅で、乾燥大麻を若干量所持した疑いがある。自宅の捜索で乾燥大麻数グラムと吸引用の器具が見つかったという。 田口容疑者は1985年生まれ。99年にジャニーズ事務所に入所。2001年のKAT―TUNの結成メンバーで、06年に「Real Face」でCDデビューした。映画やテレビドラマに出演し、14年には舞台「フォレスト・ガンプ」で初の単独主演。16年春に同グループ脱退後も俳優・歌手として活動。今月3日には、岩手県平泉町であった春の藤原まつり「源義経公東下り行列」に義経役として参加していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
親子で男性暴行、傷害致死容疑で逮捕 車に遺体乗せ自首
親子で暴行して男性を死なせたとして、岩手県警は22日、建設会社員の佐々木秀靖容疑者(38)=同県大槌町大ケ口2丁目=と、息子で別の建設会社に勤める天(てん)容疑者(20)=同県滝沢市鵜飼(うかい)石留=を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 釜石署によると、2人は20日夜から21日昼までの間、大槌町の自宅で、秀靖容疑者の同僚の小国達也さん(55)=同県釜石市=の頭や胸などを殴ったり蹴ったりして死なせた疑いがある。2人は21日午後1時5分ごろ、遺体を車に乗せて釜石署を訪れ、秀靖容疑者が「暴行して死なせた」と自首したという。 小国さんは天容疑者とは面識がなかったとみられ、県警は秀靖容疑者との間にトラブルがあったとみて調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
横須賀の海岸にもクジラ漂着? 体長6mの死骸を発見
神奈川県横須賀市長沢2丁目の北下浦海岸で22日午前6時ごろ、クジラのような生物が打ち上げられているのを通行人の男性が見つけ、110番通報した。 県警浦賀署員が駆けつけ、体長6メートルほどのクジラとみられる生物で死んでいるのを確認した。 海岸は漁港区域にあたり、横須賀市が管理する。かなり腐敗が進んでいることから、種類などを確認したうえで、市は現場に穴を掘って埋める方針。 現場は京急長沢駅に近く、東京湾に面している。 相模湾に面した鎌倉市の材木座海岸でも、21日午後、クジラの死体が漂着しているのが見つかっている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
兄を包丁で刺した疑い 弟を殺人未遂容疑で現行犯逮捕
兄を刺したとして、宮崎県警は22日、同県日南市南郷町潟上、無職平原康夫容疑者(50)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。 日南署によると、平原容疑者は22日午前4時ごろ、同町潟上の自宅で、同居する兄の良和さん(52)の背中付近を包丁のようなもので刺し、殺害しようとした疑いがある。良和さんは病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。署は殺人容疑に切り替えて捜査する見通し。 平原容疑者は両親と良和さんとの4人暮らし。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鼻血、高血圧、腰痛…「何でも診る」総合診療医に新制度
昨年度から、初期研修を終えた医師が専門性を身につけるための専門医制度が新しくなった。内科や外科の専門医などと並んで「総合診療専門医」が加わった。いわゆる「総合診療医」とはどんな医師で、どんな場面で患者が利用するのだろうか。 津市中心部から車で約30分。三重県立一志(いちし)病院は津市南西部の医療を支える。常勤医7人全員が総合診療医で、小児も含めて年齢や病気の種類を問わず、「何でも診る」と掲げている。 「最近鼻をかむと血が出てくるようになってね」。2月中旬の朝、本来は月に1度の心臓の状態を調べるために外来にきた女性(83)は、心臓以外の気になる症状を訴え始めた。男性医師は「お薬もあるけど、この時期はうがいやマスクで鼻やのどを保湿するのがいいですよ」と答えた。 一志病院では、繰り返し通院す… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米軍機にレーザー光照射、訓練中止させた疑い 男逮捕
米軍横田基地(東京都福生市など)周辺を飛行中の米軍機にレーザー光を照射したとして、警視庁は21日、東京都あきる野市の60代の男を威力業務妨害の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、逮捕容疑は今年2月、訓練のため飛行していた米軍輸送機に地上から緑色のレーザー光を照射し、訓練を中止させたというもの。緑色のレーザー光を目に受けると視力が一時的に低下する恐れがあり、操縦士は危険を感じて基地に引き返したという。 このほかにも、米軍輸送機C130がレーザー照射を受けるなど今年1~3月に同様の被害を同庁は複数確認しており、関連を調べる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
建設中住宅からトイレ一式盗んだ疑い 配管業者ら逮捕
新築工事中の住宅に侵入してトイレ一式を盗んだとして、福岡県警飯塚署は21日、同県福智町の自営業の男(28)と、同居する設備工の男(44)を邸宅侵入と窃盗の容疑で逮捕し発表した。2人の認否は明らかにしていない。 発表によると両容疑者は昨年11月24~30日、同県飯塚市内で建設中だった会社役員(62)宅に侵入し、置かれていた洋式トイレ一式(時価約40万円)を盗んだ疑いがある。同署は転売されていた一式を見つけ、容疑者を特定したという。自営業の男は当時、配管工事業者として住宅に出入りしていたという。 同署管内では同時期に、別の新築住宅からトイレが盗まれる事件が1件あり、署は関連を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
仲邑菫初段、世界戦デビュー 中国トップ棋士に敗れる
囲碁の史上最年少棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が21日、中国・北京で開催中の世界戦「第4回夢百合杯」の予選トーナメントに出場し、初戦で世界タイトル獲得の実績を持つ中国のトップ棋士、王晨星(おうしんせい)五段(26)に敗れた。「世界で戦える棋士」を目標にする仲邑初段は、これが棋士として初の世界戦だったが、白星で飾れなかった。 夢百合杯は世界主要棋戦の一つ。64人が出場する10月の本戦入りをかけて、日本から男女合わせて18人の棋士が20~24日の予選に臨んでいる。(大出公二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ミスド元店員が不適切動画 現店長「先輩で止められず」
ミスタードーナツ門司駅前店(北九州市門司区)で、過去にアルバイトをした男性が調理場に入り、ドーナツを作る器具に触る様子などを動画で撮影していたことが21日、わかった。動画はネット配信で生中継された後、動画投稿サイトにも掲載されたという。 ダスキンミスタードーナツ事業本部などによると、男性は17日、客として店を訪れ、店長が他の客の対応をしている間に勝手に調理場に入り、撮影した。 動画には、調理器具に素手で触る様子や材料のチョコレートをなめたように見える場面が映っていた。18日に顧客からの指摘で発覚した後は食材の一部を廃棄し、19日に一時営業を停止して店内を清掃したという。 男性は30年ほど前に同店でアルバイトをしており、当時は現在の店長と同僚だった。店長は聞き取りに対し、撮影には気づいたが、「先輩だったので止められなかった」と話しているという。事業本部の広報担当者は「部外者の立ち入り禁止を全店舗へ徹底し、男性へは法的手段も検討する」と話している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
メダル数競うパラ「違和感も」 障害者との共生社会とは
2020年の東京パラリンピック開幕まで、500日を切った。大会が注目を集め、障害者を取り巻く環境も変わる、という声がある。多様な人が共生する社会の実現につながるのか。 全盲の障害を持つ東京大学准教授・星加良司さん パラリンピック大会は障害者にとって、いいことばかりではありません。開催に伴う根源的な危うさについて、もっと批判的な議論がなされるべきです。 2012年ロンドン大会は多くの観客を集め、成功したとされています。しかしその成功が本当に障害者にとって意味あるものだったでしょうか。英国の障害学やスポーツ社会学の研究では、多くの批判的見解が示されています。 パラリンピックが大きな国家イベントとなるにつれ、メダルを取ることや、大会そのものが注目を集めることが重視されるようになります。大会が障害のあるアスリートにとって自己実現の場でもあることを踏まえれば、そうした観点はもちろん大切です。 しかし近年、競技は高度になっています。普通の障害者は参加しにくく、障害者がスポーツをする機会の拡大に直接つながるわけでもありません。障害者のための公的予算も競技力向上や大会の啓発に重点が置かれ、他の施策がおろそかになるのが現実です。 障害に対する誤った見方が強められ、固定化されることも心配です。アスリートは、たぐいまれな精神力と、厳しい訓練や周囲の支えで困難を克服している、という感動物語に飛びつくのはメディアの習性です。しかし努力で克服した人はすばらしいが、そうでない人は怠けている、との見方につながりかねません。 問題の根っこにあるのは、私たちの意識に染みついた個人モデルという障害のとらえ方です。それは、困難に直面するのは、その人の体に何らかの不具合があるからという考え方です。その上で健常者の生活に近づけるようにリハビリや訓練により克服する努力が求められたり、社会の連帯や良心の観点からバリアフリー化などサポートがなされたりすることもあります。しかしあくまでも困難の原因は障害者側にあると考えます。 一方、障害学では、社会モデル、という新しい見方をとります。障害者が困るのは、障害のないマジョリティーの都合や利便性だけを考えて社会がつくられてきたからという視点です。困難の一義的な原因は社会の側にあり、それを正そうと考えるわけです。 このモデルは、社会のゆがみを気づかせるもので、外国人や性的少数者、高齢者といったマイノリティーや、力の弱い人の困難をどう克服するかを考えるうえで応用できます。政府も社会モデルへの理解が大切だとは言いますが、いまだに個人モデルに基づく取り組みがあまりに多い。 東京大会の準備が進み、人々の関心は高まります。この機会に社会モデルによる理解を広め、共生社会の実現につなげてゆく。それこそ、パラリンピックのレガシー(遺産)たり得るものです。(聞き手・桜井泉) ◇ 〈ほしか・りょうじ〉 1975年生まれ。社会学専攻で障害の社会理論を研究。全盲の障害がある。小、中、高校と普通学級で学ぶ。 このあと障害者を取り巻く様々な先入観について山本恵理選手に、パラリンピックでメダル数を競う事への違和感を経済学者の星加良司さんに聞きました。 ■パラ・パワーリフティング・山… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル