紫綬褒章を受章する漫才師のオール阪神・巨人さん、歌手の石川さゆりさんが、それぞれ喜びを語った。 オール阪神さん(62)、オール巨人さん(67) 身長184センチと160センチのコンビ。小柄な阪神さんは「今回(の褒章で)初めて家族がオーッと言いました。それまでは全部鼻で笑われてたんですが」。巨人さんは「そんなんいうたらあかん。今までもうた賞どうなんねん。アホやからすんません」。漫才のような掛け合いで笑わせた。 師匠は吉本新喜劇の故・岡八朗… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長続きの秘密は借金に離婚 褒章のオール阪神・巨人さん
紫綬褒章を受章したオール阪神・巨人は、1975年に結成したベテラン漫才コンビ。2人の会見での主なやりとりは以下の通り。 ――今回の章の受け止めと、どういったところを評価されたと思うか オール阪神 相方が「若いうちに漫才やめよ」。そんな話もあったが、僕は「もうちょっとやってよ」と。今までやってこられて、元気に皆さんに笑いを届けて、まじめに一生懸命やってきてよかった。高校を卒業してからどこにも就職したことなく、オール巨人さんとコンビ組んだんが初めての仕事で、これが生涯続いているのが、自分としてはがんばってきたなという思いです。 オール巨人 45歳くらいで漫才をやめたかったんですが、阪神ちゃんの借金、離婚騒動。「もうちょっとやってくれへんかな、返さなあかんねん」ということで。借金、離婚に感謝状です。 ――受章した自分へのご褒美は 阪神 だれに言うわけでなく、自分1人で布団の中でニヤ~っとしてます。分かりますかねえ。ニヤ~っと。優越感で楽しいです。 ――上方漫才では、他人のコンビでの受章は初めて。ここまでこられたことについての思いを 巨人 僕らは赤の他人ですが、他人以上、嫁はん以上、兄弟以上、一番2人でいてる時間長いです。 こないだも阪神くんが脳梗塞(こうそく)で入院した時、すぐに見舞いに行くと言うたら、マネジャーに「絶対安静やから病院も入れてくれません」と。「家族やったら入れるんか」と言うたら、「家族は行ってる」。「オレは家族以上のもんやと思うから」と言ったら、すぐに行けまして。僕はホントに家族以上に思ってます。 阪神 確かにその通り。私生活では1回離婚しておりますが、このコンビは離婚してません。 みんなから言われるのが、「巨人さんキツいやろ。よう続いてんな」「やっぱりケンカあるやろ」って。そりゃ、ありますよ。でもね、相性の問題で。もう知り合うて50年近く、半世紀ですからね。僕が中学生のころから知ってて、「あんちゃん、あんちゃん」言うてたころからの付き合いですから。今はお互いの体のいたわり合いができる。顔見たら「ちょっと悪いんやないか」「大丈夫か」「いま薬何飲んでんねん」。そんな話をするようになりました。 ――結成当初から今まで、互いへの思いはどう変化してきたか 巨人 若い時はどこの漫才師も… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
世界的彫刻家の豊福知徳さん死去 「那の津往還」など
世界的な彫刻家の豊福知徳(とよふく・とものり)さんが18日、福岡市内の病院で死去した。94歳だった。葬儀は近親者で行う。喪主は長女夏子さん。後日、お別れの会を開く。 福岡県久留米市出身。59年に高村光太郎賞を受賞し、60年のベネチア・ビエンナーレ出品を機にイタリアへ移住。ミラノにアトリエを構え、40年以上にわたり現地で制作を続けた。楕円(だえん)形の穴をいくつも開けた独特な造形作品で知られ、ローマ国立近代美術館や東京国立近代美術館など、国内外の美術館に作品が所蔵されている。 福岡市の博多港引揚(ひきあげ)記念碑「那の津往還」などの作品も手がけ、昨年には福岡市早良区百道浜に専門ギャラリーが開設された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
合唱コン、今年度の日程決まる おかあさんコーラスなど
全日本合唱連盟(岸信介理事長)は19日、東京都内で総会を開き、今年度の事業計画を決めた。主な催しは次の通り(いずれも朝日新聞社と共催で、おかあさんカンタート、おかあさんコーラスはキユーピー協賛)。 ▽おかあさんカンタート 7月20、21日(福井市・福井県立音楽堂)▽全日本おかあさんコーラス全国大会 8月24、25日(金沢市・金沢歌劇座)▽全日本合唱コンクール全国大会中学校・高校部門 10月26、27日(岡山市・岡山シンフォニーホール)▽同小学校部門 11月3日(東京・新宿文化センター)▽同大学職場一般部門 11月23、24日(京都市・ロームシアター京都) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
合唱連盟、今年度の日程決める おかあさんコーラスなど
全日本合唱連盟(岸信介理事長)は19日、東京都内で総会を開き、今年度の事業計画を決めた。主な催しは次の通り(いずれも朝日新聞社と共催で、おかあさんカンタート、おかあさんコーラスはキユーピー協賛)。 ▽おかあさんカンタート 7月20、21日(福井市・福井県立音楽堂)▽全日本おかあさんコーラス全国大会 8月24、25日(金沢市・金沢歌劇座)▽全日本合唱コンクール全国大会中学校・高校部門 10月26、27日(岡山市・岡山シンフォニーホール)▽同小学校部門 11月3日(東京・新宿文化センター)▽同大学職場一般部門 11月23、24日(京都市・ロームシアター京都) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Hey!Say!JUMP、ツアー見送り「苦渋の決断」
アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」が所属するジャニーズ事務所は19日、公式サイトで、アリーナ会場でのコンサートを今年は見送ることを発表した。一部ファンによる公共交通機関の利用マナーが改善されなかったことを理由としている。 サイトでは、「この数年メンバーからも直接のお願いをさせて頂いておりましたが、ツアー移動時に一般のお客様に対して多大なご迷惑をお掛けする状況が改善に至らなかったことを踏まえ、デビュー以来継続して参りましたアリーナ会場でのコンサートを本年は見送らせて頂きます」と説明。「苦渋の決断であり、全員が強く来年以降の全国ツアー再開を希望しております」とメンバーの思いも紹介した。 同事務所は16日に「公共交通機関利用マナーに関するお願い」を掲載。その中で「ルールを守って応援してくださる多くのファンの皆様とルールを守って頂けない方とのマナーの差は開く一方」と説明した上で、「一般の公共交通機関を利用されるお客様にご迷惑をお掛けする状況が続くことに対して何らかの対応を取らざるを得ないと考えております」と注意を呼びかけていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
保育園、石綿調査せず工事 作業日に園児ら登園 長野
長野県飯田市の私立保育園で、園舎の改修工事の際にアスベスト(石綿)が飛散する可能性があったにもかかわらず、大気汚染防止法に基づく必要な調査や届け出をしなかったとして、長野県が4月、園と工事業者2社に対して行政指導をしたことがわかった。 県などによると、園は昨年12月、保育室の天井板を取り換える工事をした。天井裏の鉄骨にはアスベストが吹き付けられていた。業者は事前の調査などをせず、園は県に作業の届け出をしなかったという。園によると、業者から「アスベストが飛散する工事ではない」と説明されたといい、作業日には園児や職員が登園していた。 現時点で健康被害の報告はないという。園は「アスベストや法律について不勉強だった」とし、保護者に謝罪したうえで、業者とともに補償について協議しているという。(大野択生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
兄弟乗った漁船が行方不明、海保が捜索 鹿児島・奄美
19日午後3時ごろ、鹿児島県奄美市の奄美漁協所属の漁船MEGUMI(1トン)が帰港予定の時間になっても戻らないと、家族から漁協を通じて奄美海上保安部に連絡があった。保安部が巡視船などを出して捜索している。 保安部によると、乗っているのは船長の岩元正男さん(39)=奄美市笠利町=とその弟の2人。19日午前8時に奄美市内の漁港を出て、午後2時に戻る予定だった。周辺の海域には、この日朝から海上強風警報と波浪注意報が出されていたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大雨予報、分かれたツアー対応 ガイド判断任せに疑問符
鹿児島県屋久島町で複数の土砂崩れが起き、山中に取り残された登山者らについて、町は19日、一時孤立した人が少なくとも計314人に上ったことを明らかにした。天候不良が予想されていた中で登山を決めたガイドもおり、ルール整備などの課題が残りそうだ。 気象庁によると、18日の大雨は暖かく湿った風が屋久島を含む九州南部に流れ込んだことが原因だった。 大雨を事前に予測した鹿児島地方気象台は17日午前の段階で、気象庁のサイトなどで確認できる「大雨に関する気象情報」を発表。「屋久島などで18~19日に大雨の恐れがあり、土砂災害に警戒を」と呼びかけた。気象台の担当者は「週末で登山者も多いと考えられたので、早めの注意を心がけた」と話す。 世界遺産に登録されている屋久島の登山には危険な場所もあり、約200人いるガイドと入山する人が多い。大雨の予報に、ガイドの判断は分かれた。 屋久島観光協会ガイド部会長の中馬慎一郎さん(46)によると、屋久島町などが定めたガイド向けルールでは、気象警報の発表時にはツアーを実施しないことになっている。 ただ、町に大雨警報が発表されたのは18日午後3時半ごろ。それ以前のツアー出発はガイド個人の判断に任されていたという。 観光名所の縄文杉までの往復には10時間程度かかるといい、早朝に出発するツアーが大半とされる。朝の時点で雨が降り、登山道脇の沢の流れが激しいとして途中でツアー中止を決め、引き返したガイドもいた。 一方で、計28人のガイドが同行したツアーの登山者が18日中に下山できなかった。ガイドとともにバスの車中で一夜を過ごした30代男性は「(登山に出発した)18日早朝には雨の影響についてガイドから何も言われなかった」と話した。 ガイドらは手分けして、倒木を… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
浅草三社祭が「宮出し」で最高潮 怒号飛び小競り合いも
東京に初夏の訪れを告げる浅草神社(台東区)の三社祭は19日、最終日を迎え、3基の本社神輿(みこし)を境内から担ぎ出す「宮出し」があった。 午前5時45分ごろ、一本締めを合図に、緑や赤、青など色とりどりの法被と白い鉢巻き姿の担ぎ手が一斉に神輿を持ち上げた。「オイサ、オイサ」のかけ声とともに神輿が上下に激しく揺れ、時には怒号が飛び交い小競り合いも。神輿はその後、浅草の街に躍り出て多くの見物客を楽しませた。 17歳から毎年参加しているという地元の会社員今城将景(のぶかげ)さん(48)は「この日が我々の一年間の締め。また一年間頑張ろうと気が引き締まります」。初参加という葛飾区の会社員林美紀さん(29)は「ずっと憧れていた。正真正銘の下町の一員になった気分」と話していた。(田中紳顕) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル