首相「中国に毅然と対応」 ウズベキスタン首脳会談で

[PR]  中央アジア訪問中の安倍晋三首相は25日、ウズベキスタンのカリモフ大統領と会談し、「中国公船による領海侵入や一方的な資源開発など、中国の憂慮すべき活動は依然継続している。引き続き冷静かつ毅然(きぜん)と対応していく」と述べた。  中央アジアは天然資源が豊富で、中国が影響力を強めている。習近平(シーチンピン)国家主席が掲げる二つのシルクロード構想「一帯一路」の陸上ルートに位置することから、首相は「中国は中央アジアでも積極的なインフラ投資などを推進していると認識している」と述べた。  首相の発言は、中国による尖閣諸島(沖縄県)周辺への公船の領海侵入や、東シナ海の日中中間線付近でのガス田開発を念頭に、中央アジアでの中国の動きに対しても注視する姿勢を示したものだ。一方で首相は会談で「日中関係は2度の首脳会談を経て改善の方向にある」とも語った。  会談では、日本が発電所の建設費約120億円を有利子で貸し付けることや、医療機材で上限約7億円の支援をすることなどで合意した。(タシケント=相原亮) Article Source : 政治 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image

消費増税「3党合意の枠内で議論すべき」 自民・林氏

[PR] ■林芳正・自民党税制調査会小委員長代理  与党協議を始めて、軽減税率への合意を目指そうということになっている。消費税(10%への増税)をお願いするのはどうしてか。社会保障の財源を確保していこうと、自民党、公明党、当時与党の民主党との間で3党合意をつくった。したがって、その時に決めた枠組みの中で議論をしていかなければならない。  それ以上のことをもしやろうということになれば、たとえば、消費税(の増税分)で増やしていこうとしていた社会保障のプログラムの一部を割愛する形で軽減税率の財源にするか。こういう議論にもなっていく。単に軽減税率の(対象)項目を増やせばいいというだけではすまない、大変難しい問題がある。(自民党山口県連のセミナーで) Article Source : 政治 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image

維新、交付金振込先の口座取り合い 議員が通帳をガード

 「維新・本家」を自認する橋下徹・大阪市長が立ち上げる新党への合流組が、維新の党執行部による除籍処分に対抗し、反撃に転じている。党本部が大阪にあることから、政党交付金が振り込まれる口座の通帳や印鑑を確保。態度未定の中間派を取り込んだ形勢逆転をねらっている。  「東京に言われて、言われっぱなしで終わるなんて我慢出来ません。ガツンと言ってやり返さなきゃいけない」。橋下氏は17日夕、大阪市内の街頭演説で強調した。橋下氏と新党合流組の議員らは前日深夜まで3時間ほど、維新の主導権をどう奪い返すかを協議した。  党本部が大阪にあることも活用。新党組の議員が待機し、党の通帳などを管理している。執行部側の松木謙公幹事長代行が16日に本部を訪れ、党名義の口座の通帳と印鑑を引き渡すよう求めたが、新党組の井上英孝衆院議員らが拒否した。10、12月分の政党交付金13億円は、この口座に振り込まれる。執行部は登録している実印の変更で対抗しようとしているが、橋下氏は「ヤミ金融屋とおんなじことをやっている」と批判した。 Article Source : 政治 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image