政治

秋元司容疑者逮捕に石破氏「本末転倒になっている。IRについて国民に説明を」(AbemaTIMES)

 IR(統合型リゾート)事業を巡って衆議院議員の秋元司容疑者が収賄の疑いで逮捕されたことについて、26日のAbemaTV『AbemaPrime』に生出演した自民党の石破茂元幹事長がコメントした。【映像】石破茂議員が令和元年を斬る 番組の中で石破氏は「IR(統合型リゾート)とは一体なんだったのか?ということを、もう一回きちんと国民の皆様に納得いただけるよう、説明がいるはずだ。カジノ、カジノって言われるが、それはカジノである程度の収益を上げて、国際会議や国際展覧会にかかる費用を安くしようというのが目的だったはず。そこがなんとなく本末転倒になっている気がする」と指摘した。(AbemaTV/『AbemaPrime』より) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

野党合流「地方の声も聞き協議」 玉木氏、茨城県連議員と面会(産経新聞)

 国民民主党の玉木雄一郎代表は26日夜、水戸市内のホテルで党茨城県連所属議員と面会し、立憲民主党の枝野幸男代表が国民民主党や社民党などに呼びかけた政党合流の協議状況について説明し、理解を求めた。 県連はこれに先立って常任幹事会を開き、県連代表の浅野哲衆院議員が合流方針について説明した。幹事会後、二川英俊幹事長は記者団に「参院選(の候補者選考)で立憲民主党県連との確執はあるが、合流に関して一定の関係性は築くことができている」と強調した。 一方、玉木氏は26日夕、JR水戸駅前で街頭演説に臨み、「共同会派で臨んだ臨時国会では、『桜を見る会』の疑惑追及や英語の民間試験利用の延期決定など、力を合わせれば政治を変えられるということを見せられた」と合流の意義を訴えた。 演説後、記者団に「所属議員にも賛否両方の意見がある。地方の声も聞きながら協議を続ける」と強調し、期限を区切らずに丁寧な協議を行う姿勢を重ねて示した。(永井大輔) ■県内は立民上回る党勢…「吸収」に忌避感 国民民主党執行部は、野党合流協議で政策のすり合わせを重視し、党内の慎重論にも配慮した「皆が納得できる結論」(玉木雄一郎代表)を見いだす構えだ。ただ、国民民主党の地力が立憲民主党を上回る茨城県では、合流が立憲民主党への「吸収」と映ることへの忌避感は一段と根強く、円満な理解を得るためのハードルは高い。 国民民主党を支援する電機連合が一定の集票力を持つ茨城県は、強い地盤を擁する同党所属地方議員が比較的多い。10月のひたちなか市議選(定数25)では、電機連合に加盟する日立グループ労組出身の現職4人が国民民主党公認で出馬し、いずれも得票数上位10位以内で当選した。当選者の党派別内訳でみると、国民民主党は自民、公明の国政与党をも上回った。 対照的に、同市議選に新人1人を擁立して臨んだ立憲民主党は、かろうじて最下位当選を果たす薄氷の勝利だった。当然、国民民主党側には、地元での党勢は立憲民主党を凌駕(りょうが)しているという自負がある。立憲民主党が思い描く「国民民主党の吸収」という合流方式への反発が他の地域に増して大きいのも無理もない。 茨城県には原発建設も手がける日立製作所の関連工場が多く立地する。立憲民主党が「原発ゼロ」を政策の旗印に据えているのとは対照的に、日立グループ労組の支援を受ける国民民主党は、安全基準を満たした原発に限り再稼働を認めるという立場だ。 国民民主党にとって、原発関連産業に従事する支持者も少なくない茨城県は、合流協議に際し党の理念、政策を堅持する姿勢をひときわ強く示す必要に迫られる地域といえる。玉木氏は26日、水戸市で記者団に「エネルギー政策は重要な論点。今後行うべき協議の一つだ」と強調した。(松本学) Source : 国内 - Yahoo!ニュース

都構想「民意の後押し、流れ変わった」 維新・松井代表(産経新聞)

 大阪都構想の基本方針が26日、大阪維新の会と公明党により了承された。「民意の後押しでしかない。選挙で流れが大きく変わった」。維新代表の松井一郎大阪市長はこの日、法定協で基本方針が可決された結果について記者団にこう感想を述べた。「1年前と比べて、よくここまで来られたなあと思う」としみじみと語った。 維新代表代行の吉村洋文府知事も「大阪府市の二重行政をやめにするという大改革の第一歩になった」と強調。「市民に地道に訴えていく。都構想の案そのものを冷静に判断してもらえるような活動を展開したい」と意気込んだ。 4月の一連の選挙結果を踏まえ、都構想賛成に転じた公明府本部の佐藤茂樹代表は基本方針について「わが党が主張した修正項目がきっちりと反映された」と評価した。 一方、統一地方選で完敗した自民党は5月、維新との融和路線を打ち出し、都構想に関しては「是々非々」の立場で法定協議会に参加してきた。市議団が強硬な反対姿勢を崩さない中、府議団からは「「広域一元化によってスムーズな意思決定ができる」と一定の理解を示す声もあったが、この日の採決では最終的に反対で足並みをそろえた。 「住民サービスが低下するリスクが相当高い。府民と市民の双方にとって利益とならない」と自民の川嶋広稔市議はこの日の法定協で改めて批判。一方、杉本太平府議は「市民に大きなリスクを負わせることは明白だ」としつつも「『百害あって一利なし』と全否定するのではなく、メリットとデメリットについて伝えたい」とした。 都構想に一貫して反対している共産党の山中智子市議は「特別区になれば権限や財源が損なわれて半人前の自治体になり下がる」と厳しく断じた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

都構想、庁舎は「間借り」 経済効果1・1兆円に疑問も(産経新聞)

 大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想の制度案(協定書)の基本方針が26日、最大会派の大阪維新の会と公明党の賛成多数により法定協議会で可決された。年明けからは協定書の作成作業に入り、総務省のチェックを受けて完成するが「根本的な論点で突き返されることはほぼない」(維新幹部)ため、今回可決された方向性が揺らぐことはまずない。ただ庁舎整備のあり方や歳出削減効果をめぐっては専門家の間でも評価が分かれ、なお検討すべき課題は残る。■間借りで314億円削減 都構想の主要論点のうち当初の想定から大きく変更されたのが、淀川、北、中央、天王寺の4特別区の庁舎整備方針だ。北区は現在の市役所本庁舎(中之島庁舎)を、中央区も既存施設を活用するが、執務スペースが不足する淀川、天王寺両区は新庁舎を別途建設するか、民間ビルを賃借する計画だった。 だが公明が都構想に賛同するにあたり、移行コストの抑制を条件として提示。淀川、天王寺区の一部部署を中之島庁舎に配置することで新設を見送り、従来案より314億円のコスト削減を図ることが決まった。 この「間借り案」を採用した結果、淀川区では本庁舎の職員約80人に対し約880人が、天王寺区も本庁舎の約150人を上回る約580人が、区をまたいだ中之島庁舎で勤務することになった。 こうした組織態勢について、自民党は災害対応に支障が出ると批判。防災政策が専門の関西大の永松伸吾教授も「危機管理面ではマイナス」と指摘し、災害時は各部局の情報を集約する必要がありフェース・トゥ・フェースが最も混乱しない方法だとしている。 これに対し維新は、危機管理部門はいずれの特別区も本庁舎に配置されると強調。「市長1人より4人の特別区長が各区で指示する方が、きめ細かな災害対応ができる」(松井一郎・大阪市長)と反論している。■平成大合併の議論 制度移行による歳出削減効果が「10年間で最大約1・1兆円」に上るという試算をめぐっても意見が割れた。 試算は府市が学校法人「嘉悦学園」(東京)に委託し、昨年7月に公表された。試算は《人口規模が大きな自治体になるほどスケールメリットが働き、住民1人当たりの歳出は減るが、ある一定の規模を超えると逆に歳出が増える》という先行研究に基づく。人口を横軸、1人当たりの歳出額を縦軸としてグラフ化すると「U字型」になり、歳出が最小となるU字の底辺部分が自治体の「最適規模」になるとの理論だ。 嘉悦学園はその最適規模について約50万人と試算。人口約270万人の大阪市を約60万~75万人の4特別区に再編すれば年間約1100億円の歳出減となり、10年間で約1・1兆円の財政効率化効果があると結論づけた。 維新は都構想の効果を裏付ける資料として評価するが、一橋大の佐藤主光(もとひろ)教授(財政学)は「U字カーブは平成の大合併の議論で用いられた手法。自治体の分割議論に当てはめるのは乱暴だ」と批判。そのうえで「特別区移行に伴い市から府に移管される仕事があるのに、それが歳出に反映されていない」と指摘した。■住所表記も論点 課題を残しつつも骨格は固まり、今後はより詳細な制度設計に入るが、市民に身近な「住所表記」も論点として残る。 昨年4月に公表された素案では、特別区の名称に続き、現在の行政区名と町名を表記する形が提案された。たとえば「大阪市住之江区南港北」は「大阪府中央区住之江南港北」といった具合だ。 ただ、この方法だと「大阪市住之江区住之江」は「中央区住之江住之江」となり、地名の連続が生じてしまう。その場合は行政区名を除いて「中央区住之江」と整理することが検討されている。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

立民・福山氏「何言っているのか」 政党合流、玉木氏に不快感(産経新聞)

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は26日、国民民主党の玉木雄一郎代表が25日に立民との政党合流をめぐる幹事長間の協議に関し「根本のところで折り合っていない」と述べたことに対し、「(国民の)平野博文幹事長とは、いろいろなことについて共有しながら話しているという認識だ。何を言っているのか分からない」と述べ、不快感を示した。 福山氏は、先の臨時国会で立民と国民などが野党統一会派を組んで活動したことなどに触れ、「それを基に党首会談をし、(合流をめぐる)具体的なことを幹事長間で話し合えという指示をもって平野氏とやっている」と強調。「根本的なことがかけ離れているなら、こういう議論が進んでいるわけはない」と述べ、玉木氏の発言に反発した。 福山氏はこの日、東京都内で平野氏と会談し、合流に関する協議を行った。福山氏は協議後、記者団に「いろいろな課題について一つ一つ具体的に固めている最中だ」と説明した。年内に何らかの方針を打ち出すか問われると、「努力をしている」と語った。 協議に先立ち、立民の枝野幸男代表は記者会見で、合流に向けた早期の合意を促す発言をした。平野氏はこれに対し、「拙速に物事を決めてしまうのはいかがなものか。われわれは丁寧にやる」と記者団に強調した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

首相、秋元議員逮捕に答えず 政権7年「初心忘れず」(共同通信)

12/26(木) 12:24配信  安倍晋三首相は26日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業に絡み秋元司衆院議員が収賄容疑で逮捕されたことに関し、官邸で記者団に質問されたが答えなかった。第2次安倍内閣発足から26日で7年を迎えたことに関しては「これからも初心を忘れず、しっかりとやっていきたい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

森田知事「指導力足りなかった」 台風15号対応遅れで(共同通信)

 千葉県の森田健作知事は26日の記者会見で、県の対応の遅れなどが指摘されている9月の台風15号を巡り、「初動対応や職員の動きを含め、全て私の指導力が足りなかった。二度と起こらないようにしたい」と述べた。 台風15号では、県の災害対策本部設置が多くの市町村より1日遅れ、森田知事も設置直後に私用で外出するなどしていた。県は有識者の意見を踏まえて災害対応の検証を進めており、25日公表の中間報告では、知事の外出を批判し「最適な態勢を取るべきだった」などと指摘した。 森田知事は「批判を重く受け止め、深く反省し、より一層頑張っていきたい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大阪都構想、制度案大枠を了承 25年元日に4特別区設置(共同通信)

 「大阪都構想」の制度案(協定書)を作る大阪市と大阪府の法定協議会が26日、府庁で開かれた。2025年元日に政令指定都市である大阪市を廃止し、現行の24行政区を再編して4特別区を新設する制度案の大枠に関する採決を実施、大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決、了承された。大阪維新が目指す来年11月の住民投票実施に向け、大きく前進した。 今後、特別区の住所表記に関する議論などを進める一方で、年明けから国との事前協議を開始。市民向け説明会を経て6月に法定協で制度案を正式決定する日程が想定される。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大阪都構想中間採決、可決 維新・公明が賛成(産経新聞)

 大阪市を廃止し、特別区に再編する大阪都構想の制度案(協定書)を作る法定協議会が26日午前、府庁で開かれた。4つの特別区を設け、制度移行日を令和7(2025)年元日とする制度案の大枠について各会派が意見を表明し、中間採決を実施。最大会派の大阪維新の会(代表・松井一郎大阪市長)と公明党の賛成多数により可決された。 府市は年明けから国との事前協議を始め、6月に法定協で制度案を正式決定するスケジュールを想定。維新は府議会で単独過半数、市議会では公明と合わせて過半数の議席があり、維新は議会承認を経て、来年11月上旬にも都構想の賛否を問う住民投票を行う考え。 中間採決される基本的な枠組みでは、まず4つの特別区名について、淀川▽北▽中央▽天王寺-とし、本庁舎はそれぞれ現在の淀川区役所▽大阪市役所本庁舎▽中央区役所▽天王寺区役所-に配置する。移行コスト抑制の観点から新庁舎の整備は当面行わない。 現在の24区役所は窓口サービスを担う事務所として存続し、現行通りの区役所呼称が使用される。 都構想をめぐっては、平成27年5月の前回住民投票において約1万票差で否決され、維新創設者の橋下徹氏が政界を引退。その後、維新が都構想の再挑戦を掲げ、29年6月に改めて法定協を設置した。 今年3月の会合では2度目の住民投票に向けた工程案が採決にかけられたが、維新以外の各会派の反対で否決。維新は局面打開のために大阪府知事・大阪市長のダブル選を仕掛け、対立候補を圧倒。4月の統一地方選でも府市両議会で大きく議席を伸ばした。 一連の選挙結果を受け、反対だった公明が5月、条件付きで都構想への賛同を表明。以降の法定協では維新、公明の主導で制度案の論点整理が進められた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

これまでにもあった現役国会議員の逮捕事件 逮捕されたら議員の資格はどうなる?(選挙ドットコム)

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業の参入をめぐって、中国企業から現金数百万を受け取ったとして東京地検特捜部は、現役の衆院議員である秋元司議員を25日に収賄容疑で逮捕しました。現役の国会議員には「不逮捕特権」がありますが、国会会期中に限られています。これまでに国会議員が逮捕された事件はどのようなものがあったのでしょうか。振り返ってみましょう。※不逮捕特権とは…警察や検察などから逮捕されない特権。国会議員や外交官、公務中の在日米軍兵士等が持つ。国会議員の場合、国会期間中は逮捕されない。例外として、会期中でも現行犯や所属議院の許諾のある場合は逮捕されるケースもある。 秋元議員の前は誰だった? 10年前のあの事件 現役の国会議員としての秋元議員の逮捕は、2010年1月の「陸山会」政治資金規正法違反事件で逮捕された石川知裕・衆院議員(当時)以来のことです。石川氏は、小沢一郎氏の資金管理団体・陸山会で事務担当者を務めており、2004年に陸山会が購入した土地をめぐり、政治資金収支報告書に4億円の収入を記載しなかったとして、衆院議員となっていた2010年に逮捕され、2014年に最高裁で禁固2年、執行猶予3年が確定しました。立憲民主党、連合北海道などの要請を受け今年4月の北海道知事選挙へ出馬。日本共産党、社会民主党、市民団体も支持を表明する野党統一候補となりましたが、前夕張市長の鈴木直道氏に60万票余りの大差で敗れました。 実刑確定、服役後も当選 14戦無敗の「日本一選挙に強い男」 1994年、埼玉県の建設業者をめぐる談合事件で、業者からの依頼で公正取引員会への口利きをしたとして、当時、自民党旧竹下派のプリンスと呼ばれていた衆院議員の中村喜四郎前建設相(当時)があっせん収賄容疑で逮捕されました。取調べでは黙秘権を行使し、完全黙秘を貫いたため、供述調書が1通も作成されず、検察官の雑談や挨拶などにも一切応じなかったといいます。「建設業界全体の刷新と改革のための政治資金だった」として賄賂(わいろ)性を否定し無罪を主張。最高裁まで争いましたが懲役1年6か月の実刑が確定し、失職しました。服役後は無所属で選挙に出馬し、当選。衆院選14戦無敗の現職で、「最強の無所属」「日本一選挙に強い男」などと呼ばれています。95年12月には、元労相で「政界の牛若丸」の異名を取った山口敏夫衆院議員(当時)が、特捜部に背任などの容疑で逮捕されました。国会会期中でしたが、衆院本会議で逮捕許諾請求が可決されたため、逮捕されたものです。政界の牛若丸は、その派手な立ち回りから付けられてものといいますが、竹下登元首相は山口氏を「すき間政治家」と評したといいます。自民党内では異端児でありながら、安倍晋三首相の父である安倍晋太郎氏や金丸信氏ら実力者の周辺に身を置き、立ち回ることで存在感を発揮したからとのことです。山口氏は実刑確定ののち、2016年の都知事選に出馬しましたが小池百合子・現都知事に敗れています。 次ページは:まだまだある 現役国会議員による「詐欺」に「弁護士法違反」に「政党助成法違反」!? 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース