政治

堺市長の退職手当廃止案は継続審査に 「もっと議論が必要」(産経新聞)

 6月の堺市長選で初当選した永藤英機市長が臨む初の本格議会となった8月定例議会が3日、閉会した。永藤市長が公約した市長退職手当を制度として廃止する条例案など関連3議案は「将来の市長にも関わり、もっと議論が必要」などと慎重な意見が相次ぎ、継続審査となった。 政治資金収支報告書の巨額の記載漏れが発覚した問題で辞職した竹山修身(おさみ)前市長も退職手当をゼロにしたが、制度は残したままで、副市長らを含めて不支給とする特例条例を定めて対応していた。これに対し、永藤市長が提出した今回の条例案は、市長の退職手当制度そのものを廃止する内容で、副市長らについては退職手当の半額を支給する特例条例案を提出していた。 永藤市長は閉会後、「(市長という)公選職への退職手当はなじまないと思っているが、議会の議論を見守りたい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

森友学園問題「安倍首相は猛省を」 名指しで批判決議、大磯町議会(カナロコ by 神奈川新聞)

 安倍晋三首相に猛省を求める-。森友学園問題を巡り、神奈川県の大磯町議会は3日の本会議で、こんな決議案が賛成多数で可決された。自民党系や公明党の“与党議員”も賛成し、歴代首相が別邸を構えた地の議会が現役首相に手厳しい意見を突き付けた格好だ。首相を名指しで批判する決議は、全国でも例がないという。 町議会が賛成12、反対1で可決したのは、「内閣総理大臣 安倍晋三衆議院議員に猛省を求める決議」。学校法人「森友学園」を巡る決裁文書改ざんで大阪地検特捜部が財務省幹部を不起訴としたことに対し、「安倍首相への忖度(そんたく)に感じられるのは私たちだけでない」と批判。「政府を監視し、不正や疑惑を解明する任務を負っている」とし、首相に国会議員としての責務に専念するよう注文を付けた。 提出者の柴崎茂氏は、台風15号による千葉県の停電に触れ「深刻な被害の中で内閣改造を行った。安倍首相は庶民のことをどれだけ考えているか。地方議会も見ているという姿勢を示したい」と説明。公明の奥津勝子氏は「自公政権ではなく安倍首相個人への批判で、私個人の思いとして賛成した」と話した。 町議会局によると、他自治体の議会でも森友学園問題に絡み疑惑解明を求める意見書を採択したケースはあるが、首相個人を批判する決議は例がないという。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

日米防衛相が電話会談 北ミサイル発射「容認できず」(産経新聞)

10/4(金) 0:09配信  河野太郎防衛相は3日夜、エスパー米国防長官と電話会談し、北朝鮮が2日に発射した新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられるミサイルに関して「断じて容認できず、引き続き日米で緊密に連携していく」との方針を確認した。 増大する北朝鮮の脅威に対し、日米韓3カ国の連携が重要であるとの認識でも一致した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

参院憲法審、与党筆頭幹事に自民・石井準一氏(産経新聞)

10/4(金) 0:08配信  自民党が、憲法改正案や改憲の発議を審査する参院憲法審査会の与党筆頭幹事に、石井準一参院幹事長代理を充てる方針を固めたことが3日、分かった。複数の党関係者が明らかにした。 石井氏は当選3回で、竹下派に所属。参院予算委員会与党筆頭理事や、参院国対委員長代行を歴任しており、野党との交渉力に定評がある。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

石破氏、二階幹事長と会食 高知2区で調整依頼か(産経新聞)

 自民党の二階俊博幹事長と石破茂元幹事長は3日夜、東京都内の日本料理店で会食した。石破氏が呼びかけ、自身が率いる石破派(水月会)の山本有二元農林水産相(衆院比例四国)も同席した。 山本氏が地盤とする衆院高知2区は、二階氏に近い尾崎正直・高知県知事が次期衆院選でくら替え出馬する意向を示しており、石破氏は山本氏を優先するよう直談判したとみられる。 高知2区をめぐっては、9月に尾崎氏が国政転出の考えを安倍晋三首相に報告、自民党の公認も目指している。尾崎氏は同月開催された二階派(志帥会)の研修会に講師として参加しており、12月の知事退任後には二階派入りが取り沙汰されている。 一方、石破氏は側近の山本氏の議席を死守する構えで、周囲にも「体を張って守らないといけない」と話していた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

参院人事めぐり立民と国民が対立 臨時国会前日に(産経新聞)

 統一会派を組んだ立憲民主党と国民民主党は3日、臨時国会を前に、野党に割り振られた委員長ポストなど参院の人事をめぐって対立した。7月の参院選で争った両党間の遺恨は解消されておらず、今後の結束に不安を残した。 この日は、統一会派の長浜博行会長(立民)、大塚耕平幹事長(国民)らが協議。関係者によると、国民側は8月の臨時国会で割り当てられた経済産業、国土交通など3委員長ポストを引き続き要求。これに対し、立民側はそれらの「重要ポスト」を国民側が独占することに反発した。 協議の結果、3委員長のポストでは国民の要求が通り、環境委員長に牧山弘恵氏、沖縄北方特別委員長に小西洋之氏を充てる人事を内定。ただ、運営を担う筆頭理事ポストでは合意できず、4日に予定されていた議員総会も立民と国民が別々に開催する見通しだ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

政府「SLBMの可能性高い」 北朝鮮のミサイル技術向上と警戒(共同通信)

 政府は3日、北朝鮮の朝鮮中央通信による新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」型の発射実験に成功したとの発表を受け、情報収集と分析を急いだ。政権幹部は「SLBMの可能性が高い。ミサイル技術は確実に向上している」と警戒を強めた。 菅義偉官房長官は記者会見で「北朝鮮の発表も含めて分析中」と説明した。北朝鮮への今後の対応について「関連の国連安全保障理事会決議の完全な履行が極めて重要だ」と強調した。 政府関係者は、2日に発射された弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したと推定されることを踏まえ「狙った場所に落とせる技術はある」と指摘した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台風15号の初動対応検証 3日に初会合(産経新聞)

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は2日の記者会見で、台風15号をめぐる政府の初動対応を検証するチームの初会合を3日に開催すると明らかにした。菅氏は「長期停電の原因や通信障害の情報共有と復旧のプロセス、国や地方自治体との初動対応などを中心に検証し、年内に検証報告をとりまとめたい」と述べた。 検証チームは杉田和博官房副長官をトップとし、関係省庁の局長級がメンバーとなる。有識者会議も設ける。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

小泉環境相が福島第1原発視察 「復興と廃炉見届ける」(共同通信)

 小泉進次郎環境相兼原子力防災担当相は2日、福島県を訪れ、就任後初めて東京電力福島第1原発を視察した。廃炉作業の状況などを確認し「改めて原発事故の爪痕の大きさと深さに思いをはせた。私たちの世代で福島の復興と廃炉を見届け次世代につなげたい」と述べた。 防護服と全面マスクを着用して3号機の原子炉建屋に入り、プールから核燃料を取り出す作業について東電側から説明を受けた。増え続ける処理水を保管しているタンク群も見て「この問題を最も心配しているのは福島の漁業者だ」と話した。 第1原発視察前には、大熊町の中間貯蔵施設と楢葉町の仮置き場を見て回った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

政府、北朝鮮の意図分析 米朝協議前のけん制か(共同通信)

 日本政府は、北朝鮮による2日の飛翔体発射を弾道ミサイルと断定し、国連安全保障理事会決議に違反するとして北朝鮮に抗議した。北朝鮮の意図について分析を進める。政府関係者は、非核化を巡る米国との実務協議が5日に予定されているのを踏まえ「交渉を優位に進めるためのけん制」と指摘した。 安倍晋三首相は予定より早く官邸入り。記者団に「このような発射は国連決議違反であり、厳重に抗議し、強く非難する」と強調した。米国をはじめ国際社会と連携し、厳重な警戒態勢の下、国民の安全のために万全を期す考えを示した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース