政治

20日に日中、21日に日韓外相会談(産経新聞)

 外務省は19日、河野太郎外相の20~22日の中国訪問に合わせ、王毅国務委員兼外相との日中外相会談を20日、康京和(カン・ギョンファ)外相との日韓外相会談を21日にそれぞれ北京郊外で開催すると発表した。 日韓外相会談は、日本政府が安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を閣議決定して以降、初めて。韓国側は除外の撤回を重ねて求めるとみられる。日本側はいわゆる徴用工訴訟問題について、国際法違反の状態の改善を求める。 日中外相会談では、首脳間で「正常な軌道に戻った」と確認したことを踏まえ、来春に予定している習近平国家主席の国賓来日に向けた環境整備を図る。 日中韓外相は21日に会談し、22日にそろって中国の李克強首相を表敬訪問する。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

菅氏、デジタル美術館を視察 「真の観光立国を目指す」(共同通信)

 菅義偉官房長官は19日、東京都江東区の「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソンチームラボボーダレス」を視察した。最新のデジタル技術を駆使し、花やチョウが壁や床一面に映し出されるなどの内容。来場者の半数を外国人観光客が占めるのが特徴だ。菅氏は視察後に「言語を超えて共感を呼んでいる。真の観光立国の実現を目指す」と記者団に述べた。 政府は2020年の訪日客4千万人を掲げており、観光戦略の参考にする狙い。菅氏は「新たなコンテンツ開発の究極のモデルだ。参加者が体験する要素は日本の観光がもう一段上を目指す上で必要だ」とも語った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

安倍首相、イラン・貿易で議論主導なるか 仏でG7サミット(産経新聞)

 安倍晋三首相は23~27日の日程でフランスを訪問し、24日に仏南西部ビアリッツで開幕する先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に出席する。イランの核開発を制限する2015年の核合意や貿易問題でG7各国の主張が食い違う中、国際社会で存在感を増す安倍首相は議論を主導できるか。(小川真由美) 「今回は危機感が非常に強い」。政府関係者は今回のG7について話す。今年のG7議長国である仏マクロン大統領の意向で、「コミュニケ」と呼ばれる首脳間合意の成果文書は作成しない可能性が浮上しているためだ。実際にコミュニケを作成しないとなると、1975年の第1回G7以来、史上初めてとなる。 前回のG7では、トランプ米大統領が決めた鉄鋼とアルミニウムの関税引き上げ交渉でトランプ氏と欧州各国が対立した。成果文書に盛り込む細かい表現をめぐって激論となり、トランプ氏がG7で孤立する「G6+1」の様相が強まる中、自由で公正な貿易の重要性を訴えた安倍首相の“鶴の一声”で議論が収束に向かった経緯がある。 外交筋によるとマクロン氏は、成果文書作成に労力を割くよりも、首脳同士の率直な議論を優先したい考えだ。ただ、G7の成果文書に法的拘束力はないものの、首脳間が合意する国際約束は大きな意味を持つ。民主主義や法の支配など価値観を共有するG7の結束が揺らいだとみられれば、知的財産など国際ルールを無視する中国やミサイル発射を強行する北朝鮮に付け入る隙を与えかねない。 今回のG7最大の議題はイラン情勢になる見通しで、安倍首相のリーダーシップに期待が集まる。イランは核合意を破棄し経済制裁を強化した米国に対抗し、核合意で決めたウラン濃縮度の引き上げを断行した。ホルムズ海峡での外国タンカーの拿捕(だほ)を受け、米政府が有志連合の結成を急ぐなど中東地域の緊張は高まる一方だが、核合意の当事国でもある英仏独は局面打開に動けずにいる。 安倍首相は6月にイランの最高指導者ハメネイ師と会談するなどG7で唯一、イラン首脳とパイプを持つ。議長を務めた大阪市での20カ国・地域(G20)サミットの成功も「強烈な追い風」(外務省)だ。G7出席がドイツのメルケル首相に次いで多い8回目となる安倍首相が、議論をどうさばくかが注目される。 安倍首相はフランス滞在中、G7各国首脳とも会談を行う。調整中のトランプ氏との会談では、北朝鮮の非核化や拉致問題解決に向けた連携を改めて確認する。日米貿易交渉では9月の決着も視野に、焦点の自動車や農産品の関税について議論する。7月に就任したイギリスのジョンソン首相とも会談する。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

れいわが倍増、政党支持率 共産に並ぶ4.3%(共同通信)

 共同通信の世論調査で、れいわ新選組の政党支持率が4.3%となり、参院選結果を受けて実施した7月の前回調査から2.1ポイント増えた。野党では、第1党の立憲民主党に次ぐ支持率で、共産党に並んだ。若者の支持が目立った。 れいわの支持層を年代別で見ると、若年層(30代以下)が7.4%で、中年層(40~50代)は4.6%、高年層(60代以上)は1.9%だった。男女別では、男性が4.1%、女性が4.6%となった。 れいわと同様に参院選で政党要件を満たしたNHKから国民を守る党の支持率は0.3ポイント増の1.3%だった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

青島、大野氏が激しく競る 与野党対決の埼玉県知事選(共同通信)

8/18(日) 19:31配信  共同通信社は16~18日、任期満了に伴う埼玉県知事選(25日投開票)に関し電話調査を行い、取材を加味して情勢を探った。自民、公明両党が推薦するスポーツライター青島健太氏(61)と、立憲民主党など4野党が支援する元防衛政務官大野元裕氏(55)が激しく競り合う。NHKから国民を守る党の医師浜田聡氏(42)、元会社員桜井志津江氏(63)、元高校教諭武田信弘氏(65)は厳しい。いずれも新人で、浜田氏以外は無所属。 4割台半ばが投票先を未定とし、情勢は変化する可能性がある。先の参院選後、初の与野党対決型の知事選となった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

政府、地方の5G光回線強化 民間参入へ補助金新設(産経新聞)

 政府が第5世代(5G)移動通信システムの全国展開に向け、地方での光ファイバー網の整備を急いでいる。今年度の予算額を前年度(6億7000万円)比約8倍の52億円に増やし、民間事業者への財政支援の枠組みを新設した。令和5年度末までに光ファイバーの未整備世帯を、現在の98万世帯から段階的に8割減の18万世帯まで減らし、都市部との格差解消を目指す。 高速大容量の光ファイバー網は、電波を送受信する5G基地局をつなぎ、自動運転など先端技術を実現する基幹インフラだ。特に高齢化が深刻な地方では、今後の発展のカギを握る。 だが、現在の光ファイバーの都道府県別世帯カバー率(平成30年3月時点)は東京や大阪など5都府県が100%なのに対し、島根、鹿児島、長崎の3県は9割以下で都市部との格差が際立つ。山間部や離島などはコストがかさみ、財政難にあえぐ市町村主体の整備には限界があるためだ。 新たな制度では、整備に二の足を踏む民間事業者らの参入を促すため、今年度から国が設備費の3分の1から2分の1を負担する。補助金交付は過疎地や離島など整備のハードルが高い7つの地域が対象だ。 これまでに民間事業者から約20件の申請があったほか、第3セクターのケーブルテレビ局4社(北海道、愛知、熊本、宮崎)に計1億2000万円を交付することが決まった。政府は新たな制度の周知を進め、地方活性化につなげたい考えだ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

参院新人議員に聞く 立憲民主党・須藤元気氏「究極の目標は世界平和」(産経新聞)

 私は中学生の頃、よく先生に殴られていました。目立っていたからかもしれませんが、学校教育になじめず、社会に対する不安や不満を抱えていました。このため、自分の力で生きやすい社会を作れないかと10代から政治家を目指すようになりました。当選して本会議場に入ったときは、初めてリングに上がったときと同じ感覚で感動しました。 立憲民主党から出馬したのは、私が格闘家時代から大事にしている「WE ARE ALL ONE(全ては一つ)」の旗と立民が重視する多様性がリンクしたからです。立民が結党した経緯も筋が通っていると思いました。永田町に来て間もないですが、国会議事堂内の壁に郵便ポストがあるなど全てが新鮮です。 国会では食の安全、環境保護、平和外交の3つに取り組みたい。私は居酒屋の倅(せがれ)として育ち、私自身も魚屋の店主をやっているので、農薬や海洋プラスチック汚染問題への関心は強いです。「世界平和」というと、理想論に聞こえるかもしれませんが、政治家の究極の目標はそこだと思います。対立をあおるのではなく、平和的で現実的な外交を進めてほしいです。 国会議員のバッジをつけると「先生」と呼ばれるなど、周りの対応が変わっていくのを日々感じています。いかにおごらず、謙虚な姿勢を忘れないことが大事だと思います。1年目は先輩のアドバイスを聞きながらしっかりと力をため、2年目、3年目で勝負していきたいです。(広池慶一) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

参院新人議員に聞く 日本維新の会・音喜多駿氏「若い世代や子供たちが損をしない社会」(産経新聞)

 参院選は周囲から「厳しい戦いだ」と言われ続けていたので、当選したときは信じられない思いと同時に、52万票を超えるご支援をいただいたことに対する責任の重さを感じました。 私は4月の東京都北区長選に落選したので、当初は参院選に出るプランは全くありませんでした。しかし、都議会で会派を組んでいた日本維新の会の議員から声を掛けていただいたことをきっかけに、国から変えるべきことはあると決意し、挑戦しました。 国政で一番取り組みたいのは、私が政治家の信念としてきた情報公開です。国会では学校法人「森友学園」問題や厚生労働省による不正統計問題がありましたが、国民への情報公開が極めて不十分だと誰もが感じていると思います。民主主義の根幹の一つは情報公開です。まずはそれを徹底していきたい。 もう一つは、世代間の格差に正面から取り組むことです。年金制度をはじめとする日本の仕組みは昭和の古いシステムを使い続けています。30代で国会に議席をいただいたので、若い世代や子供たちが損をしない社会作りをしていきたい。 大阪が“本拠地”の維新は都民から見ると、怖いとか、過激な言葉ばかり使っていると受け取られがちです。でも維新は同性婚を提案したり、時代に適合した政策を打ち出す多様性あふれる政党です。自民党にはできないことをやっていると国民に伝え、実現することが私の役割だと思っています。(広池慶一) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

参院新人議員に聞く 自民党・河井案里氏「人生やり直せる社会作る」(産経新聞)

 参院選は、組織が全くない不安な状態で始めた選挙でしたが、各地で後援会を作ってもらったり、党本部から多く応援にきていただいたりと、皆さんに支えられました。広島県議の経験はありますが、国政では「白紙」です。新しいパラダイム(根本概念)を政治に入れることが私の役割だと思います。 選挙では、終身雇用を積極的に手放して、多段階に生きるべきだと一貫して主張してきました。一度会社に入ってしまえばあとは安泰でしたが、入り口で失敗した人や、途中で出産や子育てのために会社を辞めた人たちの再チャレンジを阻む。終身雇用をなくし、人生の途中で立ち止まってもう一度努力をする機会を設け、人生のやり直しができる社会を作るべきです。 保守政党は、個人を給付で救済するのではなく、社会のシステムの問題を見据え、システムを変えてチャンスを作り、その中で国民に努力してもらって国を前に進めていく政党です。そうしたことを言い続ける議員として、活動していきたいと思っています。 国際情勢が緊迫する中、外交・防衛の分野にも取り組みたい。政府が韓国を「ホワイト国」から除外することを決めましたが、米国と中国のいわゆる「静かな冷戦」の中で、韓国に対してどういう立ち位置を取るのか問いかけをしているのだと思います。これからは米中という大きな枠組みの中で、日本がどういう存在感を発揮するかが大事です。(沢田大典) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

55議席に69人挑む 仙台市議選告示、舌戦スタート(産経新聞)

 任期満了に伴う仙台市議選(定数55)が16日、告示された。69人が立候補を届け出て、9日間の選挙戦に入った。投票は25日に行われ、即日開票される。立候補者は平成元年の政令指定都市移行後で最少となった27年の66人より3人増加した。 各選挙区の立候補者数は、青葉区(定数15)19人、宮城野区(同10)15人、若林区(同7)9人、太白区(同12)14人、泉区(同11)12人。 党派別では自民20人、公明9人、共産8人、立民6人、社民6人、国民3人、諸派1人、無所属16人。無所属のうち5人が自民の推薦を得た。 今回は、旧民進党出身の郡和子市長が就任してから初めての市議選となり、与党少数の勢力図が変わるかが注目される。人口減少対策や東日本大震災からの復興後のまちづくりなどが争点になりそうだ。 23年4月に予定されていた前々回の市議選が東日本大震災の影響で延期となり、同年8月に実施されて以降、統一地方選の日程から外れて実施されている。 有権者数(15日現在)は男性42万6924人、女性46万5640人の計89万2564人。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース