政治

経済両立、税の減免、検査拡充…3候補のコロナ対策(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN)14日に行われる自民党総裁選に向け、各陣営が選挙活動を活発化させています。 4日に選対本部を立ち上げた菅官房長官。陣営は、朝から各事務所を訪問するなどしました。菅氏の政策パンフレットの表紙には『自助・共助・公助』と書かれています。アベノミクスの継承を掲げる菅氏は、新型コロナウイルスの感染症対策を打ちつつ、経済を回していくことを重視しています。菅氏は3日に出演したテレビ番組で、感染の状況次第では、解散に踏み切るとも受け取れる発言をしました。菅氏は4日、「引き続き感染リスクをコントロールしながら、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていきたいと思う。解散については、新しい内閣の話だと思っている」と述べました。 石破元幹事長も4日、政策集を発表しました。石破氏も「感染症対策と経済対策の両立」を掲げていますが、そのためにも「PCR検査の抜本的な拡充が必要」としています。また、合わせて「税負担の軽減を含む経済的支援」を訴えています。 PCR検査の拡充については、岸田政調会長も同様に掲げています。4日に出席した自民党の新型コロナ対策本部でも「感染症対策のみならず、経済対策、経済や社会を動かすためのPCR、あるいは検査、こういったものについて考えていかなければいけない」と述べました。3日に日本歯科大附属病院を視察した岸田氏は、医療機関の経営が悪化している状況について、「財政面の支援が必要だ」とも訴えています。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

また東京除外…今度は『GoToイート』どうなる?(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN)政府は4日、新型コロナウイルス対策の分科会を開き、最新の感染状況のほか、『GoToイート』キャンペーンについても、議論しました。『GoToイート』は、登録した飲食店で使えるプレミアム付き食事券で、購入額の25%分を上乗せした額、例えば、1万2500円分を1万円で購入できるものです。大阪、千葉、愛知など33の府県では、請け負う事業者が決まり、始められる状態ですが、感染が広がった東京や沖縄などでは、まだ事業者の選定が行われていません。分科会は、感染状況が4段階のうち下の2段階、『感染散発』『感染漸増(ぜんぞう)』に分類される地域では、『GoToイート』を始めても問題ないとの提言を行いました。『GoToイート』では、参加する飲食店は、感染防止策を行うことや、農林水産省の抜き打ち調査に協力することなどが条件となっていて、今月中にも始まる地域もあるようです。 香川県では、食事券のデザインも発表。専用のサイトもオープンしています。香川県では、1万2500円分の食事券を42万セット、総額52億5000万円分の発行を見込んでいます。購入希望者は往復はがきで申請し、抽選での購入となります。  香川県商工会議所連合会の泉雅文会長:「すでに記者発表したので、『どこで買えるんだ』とちらほら問い合わせ来ているので、あんまりダラダラしていると我々が怒られる」 一方、東京23区内の酒を提供する飲食店などは、午後10時までの時短営業の要請が続いています。苦境が続くなか『GoToイート』は、頼みの綱の1つだと期待されていました。  創作野菜料理『久高』の岩川智紀店長:「不公平感はある。チケット(食事券)を使って、お客さんもプラスだし、うちもそれで来てくれると思うので、その機会が失われるってことだから。本当は全国一律がいいと思う。東京都民だから、何かしら僕らにもメリットがあるようにしてほしい 」Source : 国内 - Yahoo!ニュース

予備選実施の都道府県連、地方の事情 お膝元では他県に電話作戦も(産経新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を決める総裁選では、ほとんどの都道府県連で党員・党友による独自の投票(予備選)が行われる見通しだ。関係者は「幅広い声を届けたい」と準備に追われ、総裁選立候補予定者のお膝元では票の取りまとめに乗り出す動きも。新しい日本のリーダーとなる新総裁への希望を託す計141票の「地方票」の行方が注目される。 ■幅広く意見を  「政治家のためだけでなく党員、党友らの総意をくみとるための重要な選挙だ」。東京都連の高島直樹幹事長は、予備選の意義をこう強調した。  総裁選をめぐり自民党執行部は「緊急を要する」として、党大会を開いて国会議員票と全国の党員などの票(ともに394票)の計788票で選ぶ従来の方式ではなく、国会議員票と都道府県連の代表各3人(141票)の計535票による両院議員総会での選出を選択。これに対し若手議員や地方から「幅広く意見を聞くべきだ」との声が相次ぎ、予備選につながった。  京都府連では4日、スタッフが予備選の投票用紙を兼ねた往復はがきに宛名シールを貼る作業に追われた。西田昌司会長は「できるだけ党員の声を拾い上げるには予備選がふさわしいと考えた」と話した。奈良県連も同日、県内の党員約7500人に投票用の往復はがきを発送。荻田義雄幹事長は「党員が候補者の政策を見聞きしながら対応できる」と述べた。  予備選実施の背景には、入党の経緯も影響しているようだ。山梨県連の皆川巌会長代行は「党員を勧誘するときに『総裁選の投票権がある』と言って集めた。意見を集約し、信頼を維持したい」。栃木県連の木村好文幹事長も「入党をお願いする際、『総裁選に参加できる』と説明してきた経緯がある」と打ち明けた。 ■お膝元では  予備選の方法は、最も得票の多い候補者に持ち分の3票すべてを投じる総取り方式より「なるべく幅広く意見を吸い上げる」(茨城県連の西條昌良幹事長)として、得票数に応じて3票を割り振るドント方式を採用するところが多い。  総裁選立候補予定者の地元では対応が分かれた。  菅義偉(すが・よしひで)官房長官の出身地、秋田県の県連は4日の常任総務会で予備選を実施しないことを決定。菅氏に全3票を投じる方針だ。一方、選挙区がある神奈川県では県連が総取り方式による予備選を実施する。土井隆典幹事長は「できれば全党員に投票させるべきだと今も思っている」と話す。  石破茂元幹事長が会長を務める鳥取県連は4日、ドント方式で行うことを決定。県連は平成20年の総裁選でも予備投票を行い、石破氏が総取り方式で3票を獲得した。石破氏の総裁選対策本部長を務める斉木正一幹事長は「負けるのを見越して選挙はしない。1票でも多くの得票を目指す」として全国の都道府県連に電話で支持を呼びかけることを明らかにした。  岸田文雄政調会長の選挙区がある広島県でも、県連がドント方式で予備選を実施する。「岸田氏が立候補するなら応援する」と意気上がる地元議員の声も聞かれる。 ■コロナと経済の対策を  新リーダーへの期待で最も大きいのは、やはり新型コロナウイルスの感染防止対策と経済・景気対策だ。  兵庫県連の石川憲幸幹事長は「コロナ禍で疲弊している地方経済再生に思い切った施策を打ってほしい」と要望。党員に対し「自民党総裁は総理(首相)にもなる。予備選挙の意味を自覚して投票に臨んでほしい」と呼びかけた。…

自民党秋田県連「菅氏に全3票」 総裁選、予備選なしの方針(共同通信)

 自民党秋田県連は4日、県議26人による常任総務会を開き、安倍晋三首相の後継を決める党総裁選で、党員・党友による予備選を実施しないことを決めた。同県出身の菅義偉官房長官に全3票を投じる方針で、国会議員や地域代表ら約100人が出席する12日の総務会で最終決定する。  鶴田有司県連副会長は記者団に「通常の総裁選であれば、党員投票を実施するべきだろう。ただ今回は県出身者が初めて総裁になれるかもしれず、夢が実現しそうだという思いの強さが上回った」と述べた。  鶴田氏によると、4日の会合では一部から予備選実施を求める声も出たが、大半は総務会での決定を支持した。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

立憲・枝野氏、合流新党の代表選に立候補を表明 「自分が大きく踏み出さねば」(THE PAGE)

 立憲民主党の枝野幸男代表は4日、記者会見し、同党と国民民主党議員らで結成する新党の代表選に出馬する意向を表明した。代表選には、国民民主党の泉健太政調会長も立候補を表明している。 【動画】「合流新党」の代表選出馬へ 立憲・枝野氏が会見  新党は国会議員約150人規模となるという。 会見で、枝野氏は新型コロナウイルス対策について「政府が機能していない。これが私の率直な実感だ」と主張。  また、アルバイト先が休業で生活費を払えない大学生らから「政治に私たちが見えていますか」と問いかけられたことを紹介した上で、「与党も野党も関係ない。政治家はいったいどこを見て政治をやっているんだ。今回合流する最大の目的は、こうした問いを正面から受け止め、国会で戦う力をより大きくし、政治の緊張感を取り戻して、国民一人一人の声に応えることのできる政治を実現することだ」と合流の意義を強調した。  枝野氏は、「『政治に私たちは見えていますか』という問い掛けに対して、政治はちゃんとあなたを見ている。政治はあなたのぶつかっている現実の壁を知ろうとし、共にその現実を変えるために存在している。自信を持って真っすぐに国民のみなさんに伝えられるよう私自身が大きく踏み出さなければならない。そうして始める新党を引っ張っていかなければならない、こう決意した」と代表選に出馬するに至った心境を語った。新党の党名、「立憲民主」が最適 枝野氏は、「この間の与党一強政治が進めてきたのは、国民の暮らしの声に寄り添うことなく、憲法などで定められた、手続きすら無視して数の力で押しきること」と現政権を批判。  その上で「緊張感のある政治と、まっとうな手続きに基づき、草の根の暮らしの声に寄り添った、真の民主主義『立憲民主主義』を取り戻す。この姿勢ことが私たちの、現在の与党とも明確に異なる対立軸。私はこの『立憲民主』と言う党名こそ自由民主党とは明確に異なる、根本的な姿勢と理念を表すのに最もふさわしいと考えている」と訴えた。枝野氏の略歴 枝野氏の公式サイトなどによると、同氏は1964年生まれの56歳。東北大学を卒業し、弁護士となった後に1993年の衆院選に日本新党から出馬して初当選。民主党の結党に参画し、同党の幹事長、政調会長などを歴任。民主党政権時代には、菅直人首相の下で官房長官を務め、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故の対応に当たった。2017年に立憲民主党を設立して代表に就任した。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

岸田氏、石破氏そろってテレビ出演 長所たたえ合う(産経新聞)

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選に出馬する石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長が4日、フジテレビ番組に出演し、お互いの長所をたたえ合う場面があった。  石破氏は「岸田さんを嫌いという人は見たことがない。私を嫌いな人はいっぱいいるけど」と自虐交じりに語り、スタジオを沸かせた。一方、岸田氏は「石破さんのすごいところは豊富な経験や見識があり、発信のエネルギーがある」と褒めちぎった。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

厚生労働次官に樽見英樹氏 コロナで4代続けて厚生出身(共同通信)

 厚生労働省は4日、事務方トップの鈴木俊彦事務次官(60)が退任し、後任に政府の樽見英樹新型コロナウイルス感染症対策推進室長(60)を充てる人事を決定した。旧厚生、労働両省のうち厚生出身の次官が4代続くのは、新型コロナウイルス対策などを考慮したため。発令は14日付。  樽見氏は保険局長や医薬・生活衛生局長などを歴任し、今年3月から同推進室長を務めていた。樽見氏の後任には吉田学・同推進室次長(58)を昇格させる。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

岸田氏、コロナ会合出席 粛々と党務アピール (産経新聞)

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選に出馬する岸田文雄政調会長は4日午前、党本部で開かれた新型コロナウイルスの対策本部会合に出席し、「新型コロナはペースは緩やかになってきているとはいえ、重症者数など、緊張感をもって注視しなければならない状況だ」と述べた。事実上、総裁選に突入した中、テレビ番組などへの出演だけではなく、党務もこなす姿をアピールした形だ。  岸田氏は会合で、秋から冬にかけての新型コロナとインフルエンザとの同時流行に備え、「ベッド数の充実やワクチン、治療薬研究など、しっかりと取り組みを進めなければならない」と強調した。  岸田氏は自身の政権構想でPCR検査態勢の拡充を掲げているが、会合でも「感染症対策と経済対策は車の両輪だ。経済や社会を動かすための検査態勢を考えなければならない」と語った。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

住民投票決定で吉村氏「過去の歴史に終止符打つ」(産経新聞)

 大阪府の吉村洋文知事(大阪維新の会代表代行)は3日、大阪都構想の協定書(設計図)が大阪市議会で承認され、平成27年5月に続く2度目の住民投票実施が決定したことを受け「市民が都構想をやっていこうと判断してもらえるよう頑張る。府市が縄張り争いをやってきた過去の歴史に終止符を打ち、成長する大阪を次の世代に引き継ぎたい」と述べた。府庁で記者団に答えた。  府議会は8月28日にすでに協定書を承認。今月4日の府市法定協議会に両議会の承認が通知され、11月1日にも大阪市民対象の住民投票が実施される。  吉村氏は、現状を登山に例え「政治家で判断できる『5合目』までは来た。最後に判断するのは市民だ」と述べた上で、新型コロナウイルスを念頭に「感染症対策を取って、できる限りの説明を尽くす」と強調した。住民投票の行方については「結果は全て受け入れる。否決されれば都構想については終了ということになる」と語った。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【総裁選を追う 9月3日】各陣営動き加速 日本の虫歯は「定期検査」「経済格差」(産経新聞)

 自民党総裁選は3日、官房長官の菅義偉の陣営が初の選対会議を実施し、元幹事長の石破茂が選対事務所を開設、政調会長の岸田文雄が政策集を発表するなど各陣営が動きを加速した。(田中一世、大島悠亮) ■午後2時 谷垣氏、菅に「国民に安心感」  前日は帰宅が深夜になった菅だが、3日午前9時ごろ、首相官邸に入る足取りは軽かった。  午前10時、菅を支持する5派閥の幹部らが官邸の隣にあるホテルに集まり、選挙戦の態勢を協議した。駆け付けた菅は拍手で迎えられ、「全身全霊をかけて取り組む」と誓った。  11時29分に始まった官房長官としての定例記者会見では一転、総裁選の争点に関する質問を「ここは政府の会見なのでコメントは差し控えたい」とかわした。  午後2時、前総裁の谷垣禎一を都内の自宅に10分ほど訪ねた。谷垣は谷垣グループ(有隣会)特別顧問である。同席した衆院議員の牧原秀樹によると、新型コロナウイルス対応に触れて菅にこう言葉をかけた。  「陣頭指揮を執ってきた菅氏の決断は国民に安心感を与える。がんばってください」  菅は「コロナ対策が進むように力を尽くしていきたい」と応じたという。  菅支持の牧原は、菅と谷垣が並んで映る写真を公開した。ただ、谷垣グループは総裁選で自主投票を決めており、もともと宏池会(現岸田派)の谷垣は岸田に近い。面会に同席した他の2人(元五輪相の遠藤利明と元防衛相の中谷元)はそれぞれ岸田と石破に近く、同グループは混とんとしている。  ■午後3時半 石破氏事務所開き「気分晴れやか」  石破は午前10時、30年以上続けている週に1回の歯の定期検診のため、国会内の歯科診療所を訪れた。政治生命をかけた勝負の最中もペースを崩さない。記者団に「日本の虫歯はどこにあるのか」と質問された石破は思わず笑いだした後、こう答えた。  「定期的にきちんと見ていかないと。放っておくと大変なことになりますよ、ということですよね」  午後1時からは衆院議員会館の党所属議員の事務所を回り、「宜しくお願い致します」と直筆のあいさつ文を書き添えた名刺を渡して支持を呼びかけた。過去の総裁選出馬の際はあいさつ文がなく「気配りがない」と指摘されていた。  3時半、国会近くのホテルで選挙対策本部の事務所開きを終えると「さわやか、晴れやかな気持ち」。  圧倒的な劣勢だが石破は明るく、陣営にも悲壮感はない。ある側近議員は「うちはギスギスするにも、人数が少ないから」と笑い、「菅政権」誕生に向けて主導権争いがみえる菅陣営をあてこすった。…