--今回の件について、安倍晋三首相(自民党総裁)や二階俊博幹事長に経緯などの説明はしているのか 「していない。あくまで今日、広島地検が地元事務所の家宅捜索を行ったという報告を受けて、まずは地元の皆さま、関係者の皆さまに大変なご心配、ご迷惑をおかけした。そのことについて深くお詫びを申し上げたい。あわせて捜査には全面的に協力する。当局からの協力要請には真摯に対応して、説明協力を行っていく所存ですということをぜひ皆さまに今のうちに申し上げたい、そのように考えた」 --疑惑発覚後、速やかに説明するという考え方はなかったのか 「そのことにつきましても刑事告発がなされましたので、捜査に支障をきたしてはならない、捜査に支障をきたしてはいけない、そういう考えを持っておりました。説明をさせていただきたい気持ちはありましたし、今でもあります。しかしながら、すでに刑事事件として捜査が始まっておりますので、そのことにつきましては、自分の考え、所感などについては申し上げることは控えさせていただきたいと思います」 --離党や議員辞職については考えていないということだが、その理由を 「通常国会が間もなく始まります。国会議員としての責務をしっかりと果たしてまいる、そういった所存であります」 --昨年の臨時国会に関しては国会審議に支障をきたすので出席しなかったという説明だった。通常国会でも支障をきたす可能性はあると思うが、なぜ違う 「臨時国会につきましては、大臣を辞任して、そしてさまざまな方にご迷惑をいたしました。さらに国会審議に支障をきたしては決していけない、そのように考えまして国会を欠席させていただきました」 --通常国会は支障をきたさないのか 「通常国会につきましては、国会議員としての責務をしっかりと果たしていくべく、出席をするつもりであります」 --臨時国会でも責務を果たすために出席するべきだったのでは 「繰り返しになりますけれども、国会の欠席につきましては、多くの方にご迷惑をおかけして、国会審議に支障をきたしてはならない、そういう考え方から欠席をさせていただきました。そして合わせて、診断書の出ている妻の療養にも付き添っていたということです」 --疑惑が事実か否かを答えることが、どうして捜査に支障をきたすかが分からない 「そういった事柄を含めて、捜査に支障をきたしてはいけないという考え方から、私の所感、考え方などを申し上げるべきではない、そのように思っております」 --今の会見で説明責任を果たしたと考えるか 「もうすでに今日、地元事務所が広島地検によって家宅捜索を受けました。刑事告発を受け、刑事事件として捜査が始まっております。当局の協力要請には真摯に対応していく、そして捜査には全面的に協力をしていく。当局に対する協力、説明をしっかりと果たしていく、それが今一番必要なことだと、そう考えています」 --潔白なら潔白と言った方が良いと思うが、言えないというのはどこか思うところがあるのか 「すでに刑事事件として捜査が始まっております。地元事務所に広島地検の家宅捜索が入りまして、そういった事柄を受けて、まずは捜査に全面的に協力をする。そして、当局からの協力要請には真摯に対応をして、しっかりと協力、説明をしていく、それをしっかりとこれからやっていきたいと思っています」 --地元・広島ではこういった説明はやらないのか 「そのことにつきましても、刑事告発を受けております。そして刑事事件として捜査が始まっておりますので、捜査に支障をきたす、そういったことについては差し控えるべきだろう。そう考えておりますので、今後刑事事件の進捗状況、そしてまた、捜査への支障の有無などを勘案して、しっかりと適切な時期に、捜査が終了後、皆さまに説明をさせていただきたい、そう考えています」 --この深夜になぜ記者会見を行ったのか 「まだ詳細が良く分かっておりません。できるだけ把握しようというふうに努めましたけれども、こういった時間になってしまいました」 --周知が30分前ということでマスコミに失礼ではないか 「できるだけ正確なことを申し上げたい、そのように考えましたので、こういった時間になりました」 --今日はどのような気持ちか 「今日、今日というよりも、先ほど申し上げましたけれども、議員宿舎に行っておりました」 --法相辞任から告発までには時間があった。告発されて刑事事件になったから説明できないとしているが、告発までに期間があったと思うが、その期間に説明できなかったのか 「刑事告発をなされましたので、捜査に対して支障、影響をきたしてはいけない、そういう考え方から、繰り返しになりますけれども、自分の考え方、そしてコメントなどについては控えさせていただいております」 --今のは質問に答えていない。もう一度 「刑事告発がなされましたので、現になされておりますので、捜査に支障をきたすようなことにつきましては、それは控えるべきだと、そういう考え方であります」 --法相を辞任してから刑事告発までの間に説明できたのではという質問だが 「そのことにつきましても、すでに今もう刑事事件として捜査が始まっておりますので、捜査に支障をきたすことについては、発言を控えさせていただきたいと存じます」 --なぜそれまでの間に説明できなかったかを含め、今は説明できないという解釈で良いか 「刑事事件として刑事告発を受け、刑事事件としてすでに捜査が始まっておりますので、私から説明をさせていただきたい気持ちはもちろんありましたけれども、控えさせていただきたいと思います」 --有罪になった場合の進退はどう考えているか 「それにつきましては、仮定の質問でありますので、今ここで申し上げることはできないと思います」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
河井克行前法相発言詳報(上) 詳細な説明は「控える」繰り返す(産経新聞)
自民党の河井克行前法相が15日夜、都内で行った妻の案里参院議員の公職選挙法違反事件に関する記者団とのやりとりの詳細は次の通り。 ◇ --本日、家宅捜索を受けたコメントを 「まずは、こうして夜分にかかわらずお集まり頂き誠にありがとうございました。本日、地元事務所が、広島地検の家宅捜索を受けたと報告を受けた。地元の皆さま、有権者の皆さま、そして支援者、支持者の皆さまには大変ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫(わ)びを申し上げます。捜査には全面的に協力します。そして当局からの協力要請に真摯(しんし)に対応します。説明、協力をしっかりとこれから行っていく所存です」 --今日捜索をうけた理由は 「まだ詳細については把握していない」 --妻の案里氏に公選法違反の疑いがある。事実関係は 「このことについては、すでに刑事事件として捜査が始まっているので、私からコメントを申し上げるのは控えたい。捜査には全面的に協力し、当局からの協力要請に真摯に対応して、そして協力、説明をしっかりしていく所存だ」 --法相を辞任する際に説明責任を果たすと言っていたが 「まず、国会の長期の欠席についてだが、皆さまにご迷惑をおかけして、国会審議に支障をきたすことがあってはいけないと考えて、国会を欠席していた。さらに加えて、既に診断書が出ている、妻の療養にも付き添っていた」 「お尋ねの説明責任についてだが、説明したい気持ちはもちろんある。あるが、すでに刑事告発がなされ、そして刑事事件として捜査が始まっているので、このことについては私から申し上げることは差し控えることが適切だと考えている。本当に、誠に心苦しい限りだが、どうぞご理解をいただきたいと思う」 --次の国会に出席して、説明する考えは 「説明については、すでに刑事告発を受けて、刑事事件として捜査が始まっているので、捜査に支障をきたしてはならないと考えているので、説明については、刑事事件の進捗(しんちょく)、それから捜査への支障の有無などを勘案して適切な時期に説明をさせていただきたいと思っている。もちろん捜査に全面的に協力させていただく。その上で、通常国会には出席して、国会議員としての責務を果たしていきたいと考えている」 --離党や議員辞職の考えは 「まずは捜査に全面的に協力することが、繰り返しになるが、今一番大事なことだと考えている。今おっしゃったようなことについては考えていない。あくまでも当局からの協力要請については真摯に対応して、協力、説明をしっかりとしていく所存だ」 --法相辞任後はどこで何をしていたのか 「議員宿舎にいた。何をやってきたかということだが、それについては、先ほど申し上げた通り、皆さまにご迷惑をおかけして、国会審議に支障をきたしてはいけないと考えて国会を欠席した。同時に妻の療養にも付き添っていた」 --広島の有権者に一言 「冒頭申し上げたが、今回の私の地元事務所に対する広島地検の家宅捜索、本当に多くの地元の皆さま、有権者の皆さま、そして支持者、後援会の皆さまに大変なご心配、ご迷惑をおかけした。改めて地元の皆様に深くお詫び申し上げます。その上で、捜査にまず全面的に協力してまいります。当局から協力要請、それに対しては真摯に対応していく。そして協力、説明もしっかり行っていく」 --前法相への家宅捜査は相当な覚悟だが、どう受け止めるか 「刑事事件として捜査が始まっているので、私がそのことについて所感を申し上げることは控えたい。あくまでも捜査に支障をきたすことがないようにしなきゃいけないと、弁護士からも言われているので」 --なぜ今日、記者対応したのか 「本日、地元事務所に広島地検が家宅側索を行ったという報告を受けたので、地元の皆さま、そして関係者の皆さまに大変なご心配、ご迷惑をおかけしたことをまずは深くお詫びを申し上げたい。そして同時にこの事態を受けて、捜査に全面的に協力していく。それから、当局からの協力要請には真摯に対応して、協力、説明をしっかりと行っていく所存だということをぜひ皆さまに申し上げたいと考えた次第だ」 --(記者対応について)20分ほど前に(記者団の)幹事社から連絡があった。なぜ急な呼びかけになったのか 「確か、幹事社には35分前に連絡させていただいたと思う」 --35分前だから十分だと 「いえいえ、今そのようにおっしゃったものですから、そのように対応させていただいた。その上で、重ねてになるが、説明をさせていただきたい気持ちはもちろんある。しかしながら、すでに刑事事件として捜査が始まっているので、気持ちはもちろんあるが、大変心苦しい、その一言に尽きる。本当に心苦しい限りだ。まずは捜査に全面的に協力していきたい」 --昨年末に説明できなかったのか。家宅捜索がなかったら乗り切ろうと思っていたのでは 「すでに刑事告発がなされていたので、捜査に支障をきたすようなことは控えるべきだと一貫して考えていた」 --このタイミングだったら大丈夫だと思ったのか 「本日、広島地検によって、地元事務所が家宅捜索を受けるという展開があったので、地元の皆さま、関係者の皆さまに、大変なご心配ご迷惑をかけた。そのことをしっかりと深くお詫び申し上げたい。そしてその上で捜査に全面的に協力し、当局からの協力要請には真摯に対応していく。それを皆さまに申し上げたいという気持ちで、今日この場を声をかけさせていただいた」 --案里氏の今後の議員活動については 「そのことについては、妻本人にお尋ねをいただきたいと思います」 --今から15分後に案里氏が記者会見するみたいだが、お互いに連絡を取り合って今日という日を選んだのか 「それについても、本人にお尋ねしていただきたいと思う」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自民・石破茂元幹事長 次期総裁選に意欲「任に堪えないといえる立場ではない」(産経新聞)
自民党の石破茂元幹事長は15日、BSテレビ東京の番組収録で、次の党総裁選への出馬に強い意欲を示した。「当選11回、閣僚も党役員もやった。浅学非才で(首相の)任に堪えない、といえる立場ではない」と述べた。 そのうえで石破氏は東京一極集中の是正など人口減少対策に首相として取り組みたいとの考えを示し、「国の仕組みそのものを変える。革命に近い。その時に国民が『そうだよね』と言ってもらう。こちらが語りかけないと、自然発生的に起こるはずはない」と語った。 課題である国会議員の支持拡大については「石破派のメンバーから『石破さんは(選挙で有権者の手を)握った数の票しか出ないと田中角栄の教えを言うが、もっと国会議員と話をする努力が必要ではないか』と指摘されるが、私は知らないことが多いので本を読まなければならない。両立は難しい」と言葉を濁した。 安倍晋三首相が令和3年9月までの総裁任期の満了前に退陣するとの見方もあることについては「任期を全うすると言っている。無責任なことをいう安倍さんだと思わない」と述べた。 党総裁が任期途中で退陣した場合、両院議員総会で新総裁を選出できる。石破氏は国会議員票よりも党員票獲得に自信を持つことから総裁選が国会議員のみで実施されることがないよう牽制(けんせい)する発言とみられる。 石破氏は「党総裁を選べるのが党員の最大の意義だ。それを奪うことをしていいのか。自民党の民主主義が壊れる」とも訴えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
河井案里氏の発表文全文「まずは捜査にしっかり協力」(産経新聞)
自民党の河井案里参院議員は15日夜、自身の公職選挙法違反事件について東京都内で記者団の取材に応じた。前法相の夫、克行衆院議員とは別の場所で対応した。案里氏が発表したコメントの全文は次の通り。 ◇ 地元の皆さまへ マスコミの皆さまへ 令和2年1月15日 参議院議員 河井あんり 本日、地元事務所が広島地検の家宅捜索を受けました。地元の支援者をはじめ、関係者の皆さまには大変なご迷惑とご心配をおかけしましたことに深くお詫(わ)び申し上げます。 いままで報道されてきたことにつきましては、後日きちんと説明をさせていただきます。ただ、現在刑事事件の捜査が行われていますので、弁護士とも相談し、まずは捜査に対してしっかり協力し、説明をしていくこととしました。何卒、ご理解をお願いいたします。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
河井克行前法務大臣が緊急会見「捜査に全面的に協力」(AbemaTIMES)
15日夜、地元事務所が広島地検による家宅捜索を受けた前法務大臣の河井克行衆議院議員が会見を開き、「地元の皆さま、有権者、支持者の皆さまにご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる。捜査には全面的に協力するし、当局からの協力要請に真摯に対応する。説明、協力をしっかりとこれから行なってまいる所存」と陳謝。 その上で「国会の長期欠席については、国会審議に支障きたすことがあってはいけないと考えて欠席をした。加えて、すでに診断書が出ている妻の療養にも付き添っていた。説明責任については、説明させていただきたい気持ちはある。しかし刑事告発がなされ、刑事事件として捜査が始まっているので、このことについては私から申し上げることは差し控えるのが適切だと考えている。誠に心苦しい限りだが、理解いただきたい」と述べた。 また、議員辞職については否定した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
河井前法相、午後10時から説明へ 妻・案里参院議員の公選法違反事件(産経新聞)
1/15(水) 21:57配信 自民党の河井克行前法相が15日午後10時から、東京都内で取材に応じると発表した。昨年夏の参院選で当選した妻の案里参院議員をめぐる公職選挙法違反事件について説明する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
河井夫妻と菅原氏は説明責任を 立憲・安住氏、自民に要請(産経新聞)
立憲民主党の安住淳国対委員長は15日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、広島市の事務所などに家宅捜索が入った前法相の河井克行衆院議員と妻の案里参院議員、経済産業相を昨年辞任した菅原一秀衆院議員の3人が説明責任を果たすよう森山氏に求めた。 森山氏は会談後、記者団に「できるだけの努力をし、誠意ある答えをしたい」と述べた。その上で「現職の国会議員の事務所に家宅捜索が入るのは極めて遺憾なことだ。どこかで本人がしっかりと説明することが大事だ」と強調した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
就職氷河期世代1900人が応募 厚労省、5月に10人採用(共同通信)
厚生労働省は15日、バブル崩壊後の「就職氷河期世代」を対象にした中途採用に1934人の応募があったと発表した。今年5月に正規職員10人の採用を予定しており、競争率は約190倍の「狭き門」。2月2日に筆記試験、3月に面接試験を実施して合格者を決定する。 勤務地は原則として東京・霞が関の本省になる。受験資格があるのは1970年4月2日~85年4月1日に生まれた人で、過去1年間に正規雇用で働いた実績がなく、かつ過去5年間に正規雇用の期間が通算1年以下が条件となる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「話題そらしなら許しがたい」 立民・安住氏、小泉環境相育休取得で(産経新聞)
立憲民主党の安住淳国対委員長は15日、小泉進次郎環境相が育児休暇の取得を検討していることについて、政治資金に関する週刊誌報道を挙げ「不明朗な政治資金の使い方について、話題をそらすために育休の話を持ってきたとしたら許しがたい」と述べた。国会内で記者団に語った。 安住氏は育休については「大臣の職に支障のない限り、どんどんやればいい」としつつ「政治資金問題に対して真摯(しんし)に答えを出さなければいけないのではないか。厳しく追及する」と強調。「国会でのそういう説明責任を逃げてはだめだ」と語った。 週刊文春は、小泉氏が独身時代に既婚女性とホテルに宿泊した際の代金が政治資金で支払われたと報じられた。小泉氏はこれまで「法令にのっとって適正に処理していると認識している」と述べていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「コメント差し控える」菅氏、河井夫妻の関係先捜索に(産経新聞)
菅義偉官房長官は15日午前の記者会見で、7月の参院選で法定額超の報酬を運動員に渡したとされる公職選挙法違反疑惑に絡み、広島地検が広島市にある河井克行前法相と妻の案里参院議員の事務所など関係先を家宅捜索したことに関し「捜査機関の活動内容なので、政府の立場でコメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。 昨年10月に疑惑が浮上し、河井氏が法相を辞任して以降、疑惑に対し河井氏と案里氏が公の場で何ら説明していないことについては「政治家個人は自らの行動について説明責任を果たす必要がある」とした上で「本人が説明されるものだろうと思う」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース