自民党の石破茂元幹事長が28日、衆院憲法審査会で発言を求めたが最後まで指名されず、憤激する一幕があった。審査会後、周辺に「全然当たらない」とこぼした。 この日の審査会は約1時間10分で、与野党幹事による欧州視察を踏まえた自由討議が行われた。各会派1人ずつ意見を表明した後、発言希望者はネームプレートを立て、佐藤勉審査会長(自民)が指名した。 佐藤氏は国民民主党の玉木雄一郎代表や自民党の中谷元・元防衛相ら発言を希望する与野党議員を次々と指名したが、石破氏は指名されなかった。審査会後、憲法審幹事で自民党石破派の山下貴司元法相らがなだめたが、憤懣(ふんまん)やるかたない様子を見せていた。 石破氏は憲法9条への自衛隊明記などの党改憲案に異論を唱えているだけに、「党の見解と違う発言をされることを避けたのでは」との見方も出ている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相側、スタッフ旅費支出認める 15年桜見る会巡る週刊誌報道(共同通信)
2015年の「桜を見る会」を巡り、安倍晋三首相の地元事務所が、地元支援者らのツアーに同行するスタッフの旅費を支出したとする週刊文春報道について、事務所は28日、旅費の支出を認めた。スタッフは会に合わせて上京したとして「桜を見る会を含め、必要な業務を行うため」としている。野党追及本部の公開質問状に回答した。 ツアーは事務所が募集し、後援会関係者が多数参加していた。「必要な業務」には、ツアー関連も含まれる可能性があり、首相はさらに説明を求められそうだ。 首相は、全費用が参加者の自己負担のため事務所などには収支が発生していないなどと説明している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
野党、衆参の国対委員長会談を午後に開催 桜見る会へのジャパンライフ会長参加で(産経新聞)
立憲民主党の安住淳国対委員長は28日、首相主催の「桜を見る会」をめぐり、衆参両院の野党国対委員長会談を同日午後2時から開催して対応を協議すると明らかにした。国会内で記者団に語った。 野党側は、磁気ネックレスの預託商法などを展開して破綻した「ジャパンライフ」の元会長が桜を見る会への招待を宣伝に悪用した疑惑に関し、安倍晋三首相の推薦枠で参加した可能性があるとみて追及を強める構え。会談ではこの問題について話し合う。 安住氏は政府・与党の対応次第では「国会日程について重大な決断をする可能性がある」と語った。今後、幹事長、書記局長による会談を開くことも示唆した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自民・古屋氏「首相の国会答弁が一番重い」 党内の「女系容認」発言にクギ(産経新聞)
自民党の古屋圭司元国家公安委員長は28日、皇位継承をめぐり女系天皇を容認すると受け止められかねない発言が党幹部から相次いでいることについて「首相の国会答弁、官房長官の国会答弁が一番重い。自民党としての公式見解だ」と述べた。党本部で記者団に語った。 安倍晋三首相はこれまで衆院予算委員会などで「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討していきたい」と答弁している。 また、今月19日に自民有志議員が皇位継承に関する提言を行った際には、首相は「女性天皇、女系天皇の違いについて国民に十分な理解が進んでいない」と述べたとされる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
石破氏「論評しない」と静観 側近の首相4選条件付き支持(産経新聞)
自民党の石破茂元幹事長は27日夜、石破派(水月会)の鴨下一郎元環境相が安倍晋三首相の党総裁連続4選を条件付きで支持したことについて「真意は鴨下氏に聞かないと分からない。論評することではない」と述べた。都内で記者団に語った。 その上で、「言いたいことを言うのが石破派の特色。『なんだ、けしからん』といえばは石破派は石破派でなくなる」と述べ、静観する考えを強調した。 鴨下氏は22日付の毎日新聞の電子版で首相とトランプ米大統領との信頼関係に触れ「(2020年11月の米大統領選で)トランプ氏が再選されるのであれば、首相は続投し4選を目指すべきだ」との考えを示した。 鴨下氏は石破派でナンバー3の会長代理を務めている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
海プラ削減へ自民に議連 提言まとめ政府をサポート(産経新聞)
自民党の海洋プラスチック対策推進議員連盟(会長・中川雅治元環境相)の設立総会が27日、国会内で開かれた。深刻な海洋汚染を引き起こす海洋プラごみの削減に向けた具体策を検討し、政府をサポートする。 中川氏は「世界の喫緊の課題だ。日本は世界のリーダーとして環境問題に対する取り組みの高さを示し、政府をバックアップしたい」とあいさつした。石原伸晃元環境相は「プラごみを出さない、捨てない、(プラスチック素材に代わる)ナチュラルなものを使う趣旨でやってもらいたい」と述べた。 会合では、海洋プラごみ削減に向けた啓発強化や、漁業者と連携した回収のあり方が議論された。今後、専門家を講師に招き、政府への提言をまとめる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
衆院選で農水副大臣に260万円 公共事業受注の業者、公選法抵触(共同通信)
自民党の伊東良孝農林水産副大臣が代表を務める党北海道第7選挙区支部が、2017年10月の衆院選で、公示から投開票日までの間、国の公共工事を受注していた地元の建設会社6社から計260万円の寄付を受けていたことが27日、政治資金収支報告書や関係者への取材で分かった。 公選法は国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関し献金するのを禁止している。 事務所は「選挙に関しての寄付との認識はなく、国の公共工事を受注している会社からのという認識もなかった」としており、今後対応を検討するという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日本初のワイン醸造場、牛久シャトー再生へ一歩 市が所有会社と賃貸借契約(産経新聞)
茨城県牛久市は27日、日本初の本格的ワイン醸造場とされる「牛久シャトー」(同市中央)の利活用を進めるため、施設を所有するオエノンホールディングス(東京都中央区)と、土地と建物の賃貸借契約を12月1日付で締結すると発表した。 牛久シャトーは、レストランや物販店舗が昨年に撤退し、市民から事業継続を求める声があがっていた。 市によると、契約の対象は、駐車場を含む牛久シャトー全体の土地(約6万5400平方メートル)と、3棟ある国の重要文化財を含む11棟の建物。市は賃料として月額462万円をオエノンホールディングスに支払い、設備などの管理費として月額110万円を受け取る。契約期間は20年間。 契約後、市は、運営を委託する第三セクターを来年1月上旬ごろまでに設立し、店舗の営業などを再開させる方針だ。 根本洋冶市長は27日の記者会見で、市と市民、三セクの連携で「三位一体となったシャトーを作り上げる」と強調した。「ボランティアや小中高校生らでいろいろなイベントを作るなどしたい。牛久のシンボルをみんなで作り上げようとワクワク感もあり楽しみだ」とも語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相スタッフの旅費支出か 15年桜見る会、週刊文春報道(共同通信)
2015年の「桜を見る会」を巡り、安倍晋三首相の事務所スタッフがツアーに参加する地元支援者らに同行して上京する旅費を、政治資金で支払った疑いがあると、週刊文春が27日、ウェブサイトで報じた。事実なら事務所や後援会に「収支が発生していない」とする首相の説明と矛盾する可能性があり、野党が追及を強めそうだ。 ウェブサイトなどによると、ツアーには地元事務所のスタッフが多数同行しており、約89万円はスタッフの旅費だった疑いがあるとしている。 首相はこれまで、旅費や宿泊費などは参加者が直接旅行代理店に支払ったと説明。違法ではないとの考えを示している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
民需主導で成長、水害対策強化 政府、20年度予算基本方針(共同通信)
政府は27日、経済財政諮問会議を開き、2020年度予算編成の基本方針案を示した。米中貿易摩擦や東京五輪後の景気の下振れリスクに備えるため、19年度補正予算などを含め「当面の需要喚起にとどまらず、民需主導の持続的な経済成長の実現につなげる」と明記。水害対策を中心に「国土強靱化をさらに強力に進める」とした。 現状の景気認識は、アベノミクスの推進で「長期にわたる回復を持続させている」と分析。予算編成では、政策効果の高い分野への「ワイズスペンディング(賢い支出)」の仕組みを強化すると掲げた。近く閣議決定し、来月取りまとめる経済対策や予算に反映させる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース