連合の主要な産業別労働組合(産別)の幹部でつくる役員推薦委員会が、神津里季生会長の続投を推薦する方向で調整していることが分かった。逢見直人会長代行=UAゼンセン=と相原康伸事務局長=自動車総連=の続投も検討している。神津執行部の安定性を評価した。任期は2年。近く発表する見通しだ。複数の連合関係者が2日、明らかにした。 神津氏は現在2期目。連合会長の任期は2期4年が通例。今後、神津氏が正式に立候補した上で、秋の定期大会で決定する段取りだ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「戦略不足」発言の大島衆院議長に抗議、野党5党派(産経新聞)
立憲民主、国民民主、共産など野党5党派は2日、大島理森衆院議長が先月末のBS番組で、通常国会での野党側の国会対策について「戦略が足りなかった」などと苦言を呈したことに抗議した。立憲民主党の辻元清美国対委員長が2日、国会内で大島氏と面会し、申し入れ書を手渡した上で、公平な議会運営を求めた。 辻元氏によると、大島氏は「誤解があったとすれば申し訳なかった」と陳謝した。ただ、自身の発言は撤回しなかった。 辻元氏は面会後、「野党批判とも取られかねない発言があった。国会がしっかり行政を監視していく機能を果たせるよう努力いただきたいと強く申し上げた。衆院議長まで与党の手先になったら終わりだ」と記者団に語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京選挙区 与野党入り乱れての群雄割拠、非自民票の熾烈な争奪戦(産経新聞)
全国屈指の激戦区、東京選挙区(改選数6)は、与野党入り乱れての群雄割拠の様相を呈している。野党の間では、改選数1の「1人区」で実現しているような共闘とは裏腹に、非自民票の熾烈(しれつ)な争奪戦が水面下で展開されている。 通常国会閉会日の6月26日夕の新宿駅東南口広場。東京選挙区で立憲民主党から出馬する元都議の新人、塩村文夏は、同じ選挙区から出馬する元朝日新聞記者の同党新人、山岸一生への支持を懸命に訴えた。 「この夏の陣、山岸さんとともに戦って2議席を獲得していきたい。私たちに力を貸してください」 立民にとって、この広場は縁起がいい。平成29年10月の衆院選で、党を立ち上げた直後に約8千人(主催者発表)の聴衆を集めた。いわば「聖地」だ。 だが、この日は夕方の帰宅ラッシュに合わせたタイミングでの街頭演説だったにもかかわらずビラを受け取る人は少なく、熱気はほとんどなかった。党関係者は「足を止める人が少なすぎる」と嘆いた。 今回、立民は無党派層が多い都市部で多くの議席を獲得する戦略を描いており、東京は最重点区と位置付ける。3年前の参院選で旧民進党で当選した蓮舫と小川敏夫は、立民の副代表と常任顧問だ。当時、それぞれ約110万票と約50万票を獲得した。 当時と何が違うのか。一つは勢いに陰りが見られること。もう一つは、政治団体「れいわ新選組」を発足させた現職、山本太郎の存在が大きい。山本は6年前、約66万票を獲得して初当選した。今回、2カ月足らずで約2億円の寄付金を集めた。街頭演説ではあっという間に人だかりができる。その勢いに立民幹部は警戒感を隠さない。 山本は選挙区と比例代表のどちらに出馬するかを明らかにしておらず、「ここまで引っ張ったら、最後まで言わない。どうぞしびれてください」と既成政党をあざ笑うかのようだ。 共産党もあなどれない。街宣車には「暮らしに希望を HOPE」と書かれた、赤いガーベラをモチーフにしたスタイリッシュな横断幕。狙うは所得格差に不満を持つ無党派層だ。2期目を目指す現職の吉良佳子は6月26日夕、新宿駅西口で街宣車に乗り込み、「私は諦めない。再び国会に送り出してほしい」と支持を求めた。 互いを意識するのは野党だけではない。自民党が同月27日に党本部で開いた都連選対本部の開所式。元厚生労働副大臣の現職、武見敬三は終始硬い表情で「何としてでも2議席獲得させていただきたい。そのためにも、必死で頑張る所存だ」と訴えた。 6年前、元五輪相の丸川珠代は知名度を生かして約106万票とトップ当選を果たし、選挙区初挑戦だった武見は約61万票と最下位だった。公明党代表の山口那津男や山本ら知名度が高い候補者が並ぶ中、都連幹部は「埋没しかねない」と懸念する。だが、その危機感がバネとなり、都連関係者によると、支持を伸ばしているという。 父親は元日本医師会会長の武見太郎。れっきとした厚労族で、医師や薬剤師など医療関係の組織票にも期待している。 そんな武見を横目に、丸川にも焦りがにじむ。自身も厚労族だが、医療関係の票が一方的に武見に流れそうだからだ。初当選した12年前は改選数5。自民に逆風が吹き荒れ、4位当選に甘んじた。選挙が水物であることを身をもって経験している。 「正直厳しい…」 周囲にそう漏らす丸川に余裕はない。=敬称略(千田恒弥、今仲信博) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
参院選、25日間の短期決戦 国会閉幕から投票まで(共同通信)
4日公示される参院選は先月26日の通常国会閉幕後、事実上スタートを切った。投開票の今月21日まで実質的に25日間の短期決戦だ。2016年の前回選の39日間よりも14日縮小。1992年の参院選以降、今回を含めた直近10回の平均28.7日間を下回った。 近年、参院選は7月に実施されてきた。通常国会は1月召集、会期150日間と決まっている。会期延長はあるが、解散はないので投開票日は絞り込みやすい。 92年以降、活動期間が最も短かったのは、橋本政権で臨んだ98年と第1次安倍政権時の2007年の24日間だ。いずれも与党自民党が惨敗した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
検証「安倍農政」6年半 基盤弱体化止まらず[’19参院選](日本農業新聞)
所得増も農家減少 目標値なお隔たり 4日公示・21日投開票の参院選は、農業の成長産業化に向けて多分野で改革を進めた6年半の「安倍農政」の是非も問われる。安倍晋三首相は生産農業所得や農産物輸出額の増加を成果とするが、生産基盤の弱体化は止められず、政府が掲げた成果目標の進捗(しんちょく)状況は芳しくない。農業がこの間どう動いたか、農水省の統計から検証した。 首相は2012年12月の第2次内閣発足後、13年6月に(1)農業・農村全体の所得を倍増(2)農林水産物・食品の輸出額1兆円(3)全農地の8割を担い手に集約──などを目標とする成長戦略を閣議決定。実現に向け、矢継ぎ早に農政改革を進めた。 農業総産出額や、農家の所得に当たる生産農業所得は政権発足前の12年に比べ、直近の調査の17年はいずれも伸びた。首相は通常国会閉会後の6月26日の会見で「生産農業所得はこの19年間で最も高い水準」と誇った。だが、伸びをけん引した畜産や野菜の産出額の増加の背景には、肉用牛の飼養頭数の減少など、生産基盤の弱体化による供給力の低下と、それに伴う価格上昇がある。手放しでは喜べない。 カロリーベースの食料自給率は16年度から38%に低下し、6年間で農業就業人口は3割、主な仕事が農業の「基幹的農業従事者」も2割減った。首相は26日の会見で、49歳以下の若手新規就農者が「統計開始以来、初めて4年連続で2万人を超えた」と強調したが、全体の新規就農者数は毎年5万~6万人で、離農者数に追い付かない。荒廃農地の面積も拡大が続いている。 加えて、首相が政権の成果とするのが、農林水産物・食品の輸出額だ。6年連続で増え、18年には9068億円になった。19年に1兆円という目標に近付いてはいるが、主力品目は水産物や加工食品が多い。首相自身が国会で、「農家の手取りが増えるような輸出を心掛けたい」と述べている。農家所得の向上には直結していないとの指摘がある。 輸出以外の政府目標は、いずれも達成までの道のりが険しい。14年に農地中間管理機構(農地集積バンク)を創設し、担い手が利用する農地の割合は5割を超えたが、伸び率は年平均1ポイント程度で伸び悩む。法人経営体数は6割増となったが、達成には残り5年間で倍増が必要となる。11年の全国平均比で4割削減するとした担い手の米生産費は、年によって増減を繰り返している。 米価は12年産の水準には届かないが、飼料用米の拡大による生産調整の達成が奏功し、60キロ当たり1万1967円だった14年産からは大きく回復した。だが、政府が生産数量目標の配分を廃止した18年産は、飼料用米の生産量が前年を下回り、主食用米の作付けが増えた。一方、米の消費量減少を受け、主食用米の適正生産量は7年間で1割近く減った。今後、需給安定に向けた取り組みは一層難しくなる恐れがある。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
9条への自衛隊明記に反対55% 参院選候補に政策アンケート(共同通信)
共同通信社は第25回参院選の立候補予定者を対象に政策アンケートを実施し、6月30日までに269人から回答を得た。憲法改正を巡り、安倍晋三首相(自民党総裁)が提起する9条への自衛隊明記に55.4%が反対し、賛成とした30.1%を大幅に上回った。改憲論議の是非を聞くと「必要」が62.5%で、「不要」の30.5%の倍以上となった。参院選後に優先すべき政策課題(複数回答)で最多だったのは社会保障改革の54.6%。憲法改正は7.1%にとどまった。 自民党の9条改憲案には公明党候補の46.2%が反対を選択。自民との温度差が明確となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
装備品移転で安保協力 日越首脳、交渉開始に合意(共同通信)
安倍晋三首相は1日昼、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と官邸で会談し、日本からの防衛装備品輸出などを通じた安全保障分野の協力強化に向け、防衛装備品・技術移転協定の交渉開始に合意した。日本で4月に始まった外国人労働者の受け入れ拡大を踏まえ、人的交流の活性化も申し合わせた。 装備品協定は、安倍政権が東南アジアで進める安保協力の一環。既にフィリピン、マレーシアと締結し、インドネシアとも交渉を進めている。会談では安倍首相が交渉開始を提起し、フック氏が「国防・安保分野で協力を進めたい」と応じた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
安倍首相、トルコ大統領と会談 EPA早期合意へ交渉加速確認(産経新聞)
安倍晋三首相は1日、来日中のトルコのエルドアン大統領と官邸で会談し、両国の経済連携協定(EPA)の早期合意に向け交渉を加速することで一致した。防災分野での協力強化や、教育・文化人材の交流の促進も申し合わせた。また、安倍首相の先月のイラン訪問を踏まえ、緊張が高まる中東情勢について意見交換し、緊密に連携することを確認した。 エルドアン氏は6月末に大阪市で開催された20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席し、その後は実務訪問賓客として滞在。安倍首相との会談前には天皇、皇后両陛下と皇居・宮殿で会見した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
G20大阪サミット成功でMICE誘致に弾み 施設は老朽化…会議室充実も課題(産経新聞)
6月28、29日に開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)では、会場のインテックス大阪(大阪市住之江区)に国内外の報道陣が延べ5800人詰めかけ、会議の内容にとどまらず大阪の文化、観光などさまざまな情報を世界に発信した。地元・大阪にとって、国際会議や展示会などを開く「MICE(マイス)」ビジネス発展への大きなステップとなった。一方、会議施設の貧弱さなどの課題も浮かび上がった。(岡本祐大) ■都市力の評価向上 政府の推計では、G20大阪サミットに各国代表団や報道陣など約3万人が訪れたとみられ、ほかに警察官ら警備関係者も大勢来阪した。会場では、関西の文化や技術などを紹介するスペースに94企業・団体が出展。海外報道陣向けに大阪や近郊を案内するツアーも計7回実施された。 こうした取り組みを通じ「日本は先端技術を展示」(香港紙サウスチャイナ・モーニングポスト)、「大阪周遊-女性レポーターの旅」(中国の新華社通信)など、各国のメディアで大阪の情報が大きく取り上げられた。大阪商工会議所の尾崎裕会頭は「サミットを安心して開催できる都市だとアピールでき、都市力の評価が高まったに違いない」と好影響を期待する。 ただ、海外メディアからは「施設が古い」との声も聞かれた。インテックス大阪は昭和60年の開業で、老朽化が進んでいる。展示面積は約7万平方メートルだが、世界の大規模展示場は10万平方メートルを超えており、大阪市の松井一郎市長は「海外と肩を並べる施設を整備したい」と語った。 ■首相と大統領が長机に… 会議室の充実も課題だ。メインの首脳会議以外で各国首脳が出席したイベントでは、安倍晋三首相とトランプ米大統領、中国の習近平国家主席が同じ長机に座る様子が「ぎゅうぎゅう」だと揶揄(やゆ)された。 大阪観光局の東條秀彦MICE専門官は、G20大阪サミットの成功を「官民にとってハイレベルなトレーニングになった」と評価する一方、「今のままではハード面に限界がある。一過性ではなく継続的にイベントを開催できるよう、検証が必要」と提唱している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
参院選を前に論戦 「ネット党首討論」開催(全文4)横並びで議論すればいい(THE PAGE)
4日に公示される参院選に向けた「ネット党首討論」(共催:ドワンゴ株式会社・ヤフー株式会社 協力:Twitter Japan 株式会社)が6月30日午後、都内で行われた。 【全編動画】参院選を前に論戦 「ネット党首討論」(2019年6月30日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「参院選を前に論戦 「ネット党首討論」(2019年6月30日)」に対応しております。 ◇ ◇ 自民・安倍総裁「聞いている話と違う。CM規制等についても議論をしたい」 安倍:私が聞いてるのはまったく違いますね。私たちはむしろしっかりとそのCM規制等についても議論をしたいと考えています。 枝野:え? それはうその報告を受けてますよ。 安倍:そういう、すいません、私がしゃべってるときには、これはルールで言わないでもらいたいと思います。 夏野:枝野さん、ちょっとお願いいたします。国会と違ってやじは、こっちの場はやめてください。 安倍:国会と違いますから、しっかりとルールを守って進めていきたいと思います。つまりその中で、私たちはしっかりと議論を進めていきたい。これ議題を、いわば条文についてだって議論をしたっていいじゃないですか。私たちもお示しをしてるんですから、反対なら反対の議論をしていただきたいと思います。 夏野:では、ちょっと第三者の立場から松井さん、いかがでしょうか。 枝野:法案出してるんだから、玉木さんが言ったほうがいいよ。 夏野:枝野さん、ちょっとお待ちいただけますか。 維新・松井代表「各党が案を持ち寄り、横並びで議論すればよい」 松井:いいですか。僕は今、枝野さんと安倍総理、両方にお伺いしたい。僕は国会議員じゃないんで、国会の審査会の運営の手続きはよく分かりませんが、憲法審査会なんですから、各党がこの条文を変えようというのを持ち寄って横並びで議論すればいいじゃないですか。これはもうCM規制がどうだからやらないとか。 枝野:採決しようと言ってるから、議論したあと採決しようとしてるから問題だと申し上げてるんで。 夏野:枝野さん、ちょっとよろしいですか。申し訳ありません。 松井:だから全然やらないんですよ。枝野さんはまったくやらないって聞いてますからね。やじはやめてください。 夏野:山口さんは国会の中でどういう状況になってるか、少しご説明いただきたいと思います。 次ページは:公明・山口代表「どっちが正しいという話でもめていては議論は進まない」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース