安倍首相の突然の退陣表明で、自民党は次の総裁を9月15日までに選出する方向で調整に入ったと報じられている。 【全画像をみる】【独占】小泉進次郎「全党員投票でなれば誰が総裁になってもきついスタート」「河野氏出たら応援する」 本来、自民党総裁は全党員投票と国会議員の投票を経て決まるが、今回は“緊急時”を理由に、国会議員らによる両院議員総会で決めようとする流れができつつある。 一方、若手議員らを中心に、本来の手続きである全党員投票をするべきだと主張する声も根強い。その中心である小泉進次郎環境相にZoomで取材した。 ── 安倍首相の後任総裁を選ぶ総裁選を、自民党の党員投票を経ず両院議員総会で行うことが決定したかのような報道もあります。それに対し、小泉さんは「全党員投票をするべきだ」と主張されています。 当たり前のことを言っただけです。誰が次の総裁に選ばれたとしても、全ての自民党員が投票した結果だということが、新しい総裁にとっての力になります。 だから、党員投票は「省略」するべきではない。 これは民主主義の基本です。 党員の中にもさまざまな意見があり、中には自民党は変わらなくては、という前向きな意見の人もいます。そういう人たちは今回投票の機会を与えられなければ離れていくでしょう。 緊急時だからこそ、党員全員が参加し、みんなの意見を聞いたという手続きが大切です。 ── 全党員投票をやるべきという人は党内でどのぐらいいるのでしょうか。 そう言った声は徐々に広がってきています(取材は8月29日)。私が所属する自民党神奈川県連は党員投票を求める動きをしており、他の都道府県連でも同じような動きが出ています。自民党の国会議員だけでなく、地方議員、地方組織、党員にも声は広がっています。 「違う論理」で動く人たち ── 自民党党則6条によると、「緊急を要するときに両院議員総会で後任総裁を選任できる」と。この緊急という解釈の問題になると思いますが。 28日の会見でも総理は、「私の体調は大丈夫だから、政策論争してもらいたい」とおっしゃっていました。前回辞任された時は、総理の体調は今回以上に切迫していたと思います。 しかし今回は、次の総裁が選ばれるまでは自分は職責を全うする、そこは前回とは違う、と。しっかり政策論争をやった上で次の人が選ばれるために、このタイミングで辞意を表明されたのだと思います。 一方で「こういう緊急事態だから早く終わらせるべきだ」という人たちは、その総理の言葉とは「違う論理」で動いています。 ──違う論理とは? どういうやり方であれば総裁選で自分たちに有利なのか、という理屈で動くということ。つまり自分たちが勝たせたい人が勝ちやすいのはどういう方法か、勝たせたくない人にプラスにならないやり方は何かということで、その議論に党員の投票権の行使をどう考えるかなどがなく、党員不在の議論になっています。 「両院議員総会で」と主張する人たちは、「コロナ感染下の緊急時だから」という理由を述べますが、緊急事態宣言下でも静岡では衆院補選が行われ、感染が再び拡大する中で東京では都知事選も行われました。今も日本の全国各地で選挙は行われています。 党員投票は郵便投票で、密になる心配もない。なのになぜ全党員投票を避けようとするのか、むしろその人たちに聞いて欲しい。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“ポスト安倍”巡る動き 岸田氏は事実上の出馬表明(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 「ポスト安倍」を巡る動きが活発化しています。岸田政調会長は「総裁選に挑戦しようと思う」と述べ、事実上、出馬する方針を表明しました。 自民党・岸田政調会長:「総裁選挙に挑戦しようと思っている。(総裁選が)どんなルールであってもしっかりと挑戦していきたい」 岸田政調会長は麻生副総理や森元総理らと相次いで面会して協力を要請したとみられるほか、側近らと今後の対応を協議しました。近く正式に出馬表明する予定です。一方、出馬の意向を固めた菅官房長官は依然、沈黙を保ったままです。31日は総理官邸で公務をこなす予定で、来月1日以降に正式に出馬表明する見通しです。 自民党・石破元幹事長:「(Q.(出馬に向け)現時点でのお気持ちを?)何も変わっていません、それは。党がこれでいいのか、政治がこれでいいのか、日本がこれでいいのか」 また、石破元幹事長も出馬への明言を避けました。石破派では「今回は見送るべきだ」という意見も根強く、改めて協議する方針です。一方、最大派閥・細田派の下村選対委員長は総裁選出馬に必要な推薦人、20人以上を集めたことを明らかにしました。ただ、実際に出馬するかどうかについては今後、調整する考えです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“ポスト安倍”へ動き活発 石破氏は…岸田氏らは…(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 「ポスト安倍」を巡る動きが活発化しています。自民党の石破元幹事長は自身の強みである地方を訪れ、政策をアピールしています。 講演で、石破氏は「自民党は国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる政党だ」と強調しました。石破氏を巡っては、後任を選ぶための両院議員総会での投開票が自身に不利になるとみられていて、周辺からは「今回は出馬を見送るべきだ」などの声も聞こえてきています。一方、出馬に意欲を示す岸田政調会長はこれまでのところ都内の宿舎にこもり、今後の対応について側近らと協議しているとみられます。さらに、出馬を探る河野防衛大臣は午後、党内の若手議員などと意見交換する予定です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日米防衛相 中国を牽制「一方的現状変更に反対」(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 河野防衛大臣はアメリカのグアムでエスパー国防長官と会談し、尖閣諸島周辺などでの活動を強める中国を念頭に現状を変更しようとする試みに反対していくことで一致しました。 河野防衛大臣:「東シナ海、南シナ海におけるいかなる一方的な現状変更にも国際社会でしっかりと対応し、日米、東シナ海での現状変更の試みにはしっかりと反対をしていくということを確認しました」 河野大臣は中国が南シナ海に弾道ミサイルを発射したことについて、「懸念を持って注視する」と伝えました。エスパー長官も中国の行動について反対の意向を表明しました。また、尖閣諸島については日米安保条約が適用されることを改めて確認し、中国を牽制(けんせい)しました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「仲間と相談」河野防衛大臣 総裁選に出馬の意欲(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 河野防衛大臣は、来月中旬にも行われる自民党総裁選について、「仲間と相談したい」と述べ、出馬を検討する考えを示しました。 河野防衛大臣:「きょうの日米防衛相会談、これが終わりましたので、これからしっかりそうしたこと(総裁選)について考えていきたい。仲間と相談していきたいと思います」 グアムで行われた日米防衛相会談の終了後に行われたオンライン会見で、河野大臣は「これから色んなことを考えていきたい」と自民党総裁選の出馬に意欲をにじませました。また、日米防衛相会談では、冒頭でアメリカのエスパー国防長官が「これまでの安倍総理のリーダーシップに感謝し、一刻も早い回復をお祈りしている」と述べました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自民・石原派が会合「緊急事態 早期にリーダーを」(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 安倍総理大臣の辞任表明を受け、自民党の石原元幹事長が率いる石原派が会合を開き、「早期に後任を決める必要がある」として、両院議員総会での投開票を行うべきという認識で一致しました。 自民党・石原伸晃元幹事長:「もちろん幅広く『総裁選挙を行うべし』という意見ありますけど、この緊急事態に鑑みて早期にリーダーを決めていこうというムーブメントを作っていこうと」 29日の石原派の会合では、新型コロナウイルスの影響で政府の予算編成作業が遅れていることなどから、「政治空白を作らない手法で総裁を選ぶべき」として、両院議員総会での投開票を行う必要があるとの認識で一致しました。石原派は、総勢11名と党内で最小の派閥ですが、岸田政調会長を推す声のほか、出馬が取り沙汰される菅官房長官と近い森山国対委員長も所属するなど、派閥としての動向が注目されます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
早速動く人、まだの人 「ポスト安倍」へ水面下で…(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) ポスト安倍に向けて自民党内でどんな動きが出ているのでしょうか。国会記者会館から報告です。 (政治部・佐藤美妃記者報告) ポスト安倍候補及びその周辺では、29日も様々な動きがありました。まず、朝から動き出したのは、岸田政調会長です。石原元幹事長、谷垣前幹事長と相次いで会談しました。両氏とも少数派閥やグループを率いていますが、それぞれ誰を押すか、一枚岩にはなりきれないとみられていて、どこまで支持を取り付けられるかがポイントです。今回、岸田サイドは「良い感触を得られた」と自信を見せています。また、来週にも出馬を表明するとみられている石破元幹事長ですが、29日は表立った動きはありませんでした。石破派の幹部がオンラインで会議を開き、今後の戦略を協議したということです。そして、菅官房長官も議員会館や都内のホテルでその姿が確認されましたが、出馬に向けた具体的な動きというのはありません。しかし、こちらも周辺の議員たちが週明けに総裁選に向けた会合を予定しています。まだ総裁選自体の構図は固まっていませんが、30日も谷垣グループが緊急会合を予定するなど、水面下の動きは激しくなっています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
エスパー氏「中国が悪意ある行為継続」日米防衛相、南シナ海の現状変更反対(産経新聞)
河野太郎防衛相は29日、米領グアムにあるアンダーセン空軍基地を訪問し、エスパー米国防長官と2時間にわたり会談した。南シナ海は中国軍が26日に弾道ミサイルを発射し、緊張が高まっている。河野氏は地域の不安定化を招きかねないとして、事態を注視する方針を伝えた。両氏は中国が挑発的な活動を続ける東、南シナ海情勢をめぐり「一方的な現状変更の試みに反対する」との考えで一致した。 両氏が直接会うのは約7カ月ぶり。エスパー氏は会談の冒頭で「中国が東、南シナ海で近隣国への悪意ある行為を継続している」と指摘。地域を不安定化させる中国の行動に反対する意向を示した。河野氏も「この半年間、世界は劇的に変化した。力と威圧による現状変更の試みがあるからだ」と述べた。 河野氏は中国機による日本領空への度重なる接近や中国軍とみられる潜水艦の航行といった東シナ海方面での動きや、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国公船の連日の航行などの現状を説明。両氏は尖閣諸島が日米安全保障条約第5条に基づく米国の対日防衛義務の適用対象であることも確認した。東シナ海の平和と安定の確保のため連携を強める方針でも一致し、中国を牽制(けんせい)した。 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の日本国内への配備計画断念を受けた代替の弾道ミサイル迎撃システムや、新たなミサイル防衛のあり方については、河野氏が日本側の検討状況を伝えた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
次の総理はどう決まる?自民党総裁選の仕組み・首相の決め方を解説!(選挙ドットコム)
安倍首相は28日17時から行った記者会見で辞意を表明しました。総理大臣の辞任の次は「次の総理」が誰になるかに注目が集まります。次の総理は誰が、どのように決めるのでしょうか? 総理大臣は国会の議決(首班指名選挙)で決まりますが、首班指名選挙では多くの場合与党第一党の党首や代表、総裁が総理大臣として選出されます。今回安倍首相が辞意を表明したことで、第一党の「自民党の次の総裁が誰になるのか」は「次の総理大臣が誰になるのか」とほぼ同じ意味を持っています。 現在自民党が国会で多数議席を有しているため、自民党の総裁選びは次の総理大臣に直結しています。そのため選挙ドットコムや他の報道各社は一般の有権者向けに「次の総理大臣にふさわしいと思うのは誰か」という質問をしている訳です。 それでは、「誰が自民党総裁選に投票できるのか?」といった疑問も解説しましょう。 総裁選挙では誰が投票できるの? 自民党の所属議員・自民党員・党友(とうゆう) 衆議院選挙や参議院選挙と違い、総裁選は「自民党内」の選挙なので、自民党に関わる人しか投票権がありません。具体的には自民党の所属議員と自民党員・党友(とうゆう)が投票できます。なお、党友(とうゆう)とは自民党を応援する政治団体「自由国民会議」等の会員のことで、立場的に党員になりにくい著名な方などが党友になっています。 さらに、総裁選の投票権を得るためには以下の条件を満たす必要があります。 ・満18歳以上であること ・日本国籍を持っていること ・総裁選挙の前2年連続で党費を納めていること 以前は「満20歳以上」でしたが、前回2018年の総裁選にあたっては、「満18歳以上」に変更になりました。また、党費を一定期間納めていることが条件のため、今から自民党員になっても総裁選挙が行われた場合に投票はできません。 しかし…今回は党員・党友が投票できないかも?! しかしながら、今回の安倍首相の辞任に伴う総裁選びでは自民党の党員・党友も投票する機会がないと報じられています。 自民党の党則では次のように定められています。 六条 総裁は、別に定める総裁公選規程により公選する。 2 総裁が任期中に欠けた場合には、原則として、前項の規定により後任の総裁を公選する。ただし、特に緊急を要するときは、党大会に代わる両院議員総会においてその後任を選任することができる。 3 前項ただし書の規定により総裁を選任する際の選挙人は、両院議員及び都道府県支部連合会代表各三名によるものとする。 自民党党則より Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日米首脳が31日の電話会談を調整(共同通信)
安倍晋三首相は31日にトランプ米大統領と電話会談する方向で調整に入った。複数の日米政府筋が29日、明らかにした。持病の潰瘍性大腸炎の再発が確認され、任期途中で辞任せざるを得なくなったことを直接伝える見通し。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース