安倍晋三首相が突然の辞任を表明した28日、長野県政界からは驚きとともに功績をたたえる声や今後の新型コロナ対策を心配する声が相次いだ。 長野県の阿部守一知事は記者会見で、新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを踏まえ、「オールジャパンで取り組んでいる。国民、県民の健康を守るためしっかり対応していく」と、自民党総裁選後に新首相が選出される間も、引き続き徹底した対応をとる重要性を指摘した。 長野県議会議長を務めた自民党の鈴木清県議は「安倍首相は、憲法改正を旗印にして自民党総裁になられた。辞任したことで、改正に向けた党内の機運が途絶えてしまわないか不安である」と述べた。そのうえで「地方議員の一人として安倍首相の政治信念を支持していた」と語り、辞任を惜しんだ。 自民党県連では、安倍首相が党総裁として、国政選挙で6連勝を果たした功績を評価する向き強い。特に、県内には地盤が脆弱(ぜいじゃく)な選挙区もあるため、関係者は「『党の顔』として安倍首相が総裁であったことは、選挙戦で追い風となっていた」との見方を示した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相辞意表明 松本関経連会長「大変な驚き 経済面で大きな実績」(産経新聞)
安倍晋三首相の辞意表明を受け、関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は以下のコメントを発表した。 ◇ 安倍総理の突然の辞意表明に大変驚いている。 2012年の就任以来、いわゆるアベノミクスを通じ、日本経済をリーマンショックによる落ち込みから回復させ、デフレからの脱却を目指すとともに、消費税引き上げによる財政再建への取り組み、TPP11や日欧EPAをはじめとする自由貿易体制の推進など、経済面で大きな実績を残されたと認識している。 この間、国際的にも存在感のある首脳としてわが国の外交力を大きく高められた。 2025年大阪・関西万博の誘致の実現に向けては、政府・与党を挙げて尽力していただいたことに、改めて感謝申し上げたい。この間のリーダーシップに敬意を表したい。 新型コロナウイルスの収束と経済回復という大きな課題に直面するわが国にとっては、国政の一刻の停滞も許されない。政府、与党におかれては、速やかに力強い新たな体制を確立していただきたい。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小沢氏、「権力私物化」究明必要 森友、加計学園問題挙げる(共同通信)
国民民主党の小沢一郎衆院議員は28日、安倍晋三首相の辞意表明を受け「安倍政権は国民でなく、自分たちのために仕事をする国家行政を完成させた」と非難する談話を発表した。森友、加計学園問題を挙げ「権力の私物化に関わるさまざまな事件について、真実を究明する必要がある」と訴えた。 同時に「安倍政権は国の倫理観・道徳心を破壊した。一日も早く国民の命と暮らしを第一に考える政権をつくらなければならない」と政権交代を目指す姿勢を強調した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「総理大臣の職を辞する」 安倍首相が会見(全文1)今週診察を受けた際に判断(THE PAGE)
安倍晋三首相は28日午後5時、官邸で記者会見を行い、辞意を表明した。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「辞任の意向と報道 安倍首相が午後5時から記者会見(2020年8月28日)」の会見開始時間に対応しております。 【動画】辞任の意向と報道 安倍首相が午後5時から記者会見 ◇ ◇ 医療従事者に重ねて御礼申し上げたい 司会:ただ今より安倍晋三内閣総理大臣によります記者会見を行います。本日も密の緩和という趣旨で皆さま方の間隔を確保させていただいております。従いまして皆さま、ご発言ないしは質問されるときにはマスクを皆さまのご随意でお取り外しいただくということもできますのでご判断ください。初めに安倍総理からご発言がございます。そののち、皆さまから質問をいただきます。それでは総理、よろしくお願いいたします。 安倍:猛暑が続く中、国民の皆さまにはコロナウイルス対策、そして熱中症対策、ダブルの対策に万全を期していただいておりますこと、国や地方自治体からさまざまな要請に対して、自治体のさまざまな要請に対してご協力をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。コロナウイルス対策につきましては今年の1月から正体不明の敵と悪戦苦闘する中、少しでも感染を抑え、極力重症化を防ぎ、そして国民の命を守るため、その時々の知見の中で最善の努力を重ねてきたつもりであります。それでも残念ながら多くの方々が新型コロナウイルスにより命を落とされました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。今、この瞬間も患者の治療に全力を尽くしてくださっている医療従事者の皆さまにも重ねて御礼申し上げます。 1日20万件の検査体制目指す 本日、夏から秋、そして冬の到来を見据えた今後のコロナ対策を決定いたしました。この半年で多くのことが分かってきました。3密を徹底的に回避するといった予防策により社会経済活動との両立は十分に可能であります。レムデシビルなど症状に応じた治療法も進歩し、今、40代以下の若い世代の致死率は0.1%を下回ります。他方、お亡くなりになった方の半分以上は80代以上の世代です。重症化リスクが高いのは高齢者や基礎疾患のある方々であり、1人でも多くの命を守るためにはこうした皆さんへの対策が最大の鍵となります。 冬に向けてはコロナに加え、インフルエンザなどの流行で発熱患者の増加が予想されます。医療の負担軽減のため、重症化リスクの高い方々に重点を置いた対策へ今から転換する必要があります。まずは検査能力を抜本的に拡充することです。冬までにインフルエンザとの同時検査が可能となるよう、1日20万件の検査体制を目指します。特に重症化リスクの高い方がおられる高齢者施設や病院では、地域の感染状況などを考慮し、職員の皆さんに対して定期的に一斉検査を行うようにし、高齢者や基礎疾患のある方々への集団感染を防止します。 医療資源も高齢者の方々など、重症化リスクの高い皆さんに重点化する方針です。新型コロナウイルス感染症については感染症法上、結核やSARS、MERSといった二類感染症以上の扱いをしてまいりました。これまでの知見を踏まえ、今後は政令改正を含め、運用を見直します。軽症者や無症状者は宿泊施設や自宅での療養を徹底し、保健所や医療機関の負担軽減を図ってまいります。コロナ患者を受け入れている医療機関、大学病院などでは大幅な減収となっており、国民のために日夜ご尽力いただいているにもかかわらず、大変な経営上のご苦労をお掛けしております。経営上の懸念を払拭する万全の支援を行います。インフルエンザ流行期にも十分な医療提供体制を必ず確保いたします。以上の対策について順次予備費によって措置を行い、直ちに実行に移してまいります。 コロナ対策と並んで一時の空白も許されないのが、わが国を取り巻く厳しい安全保障環境への対応であります。北朝鮮は弾道ミサイル能力を大きく向上させています。これに対し、迎撃能力を向上させるだけで本当に国民の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか。一昨日の国家安全保障会議では、現下の厳しい安全保障環境を踏まえ、ミサイル措置に関する安全保障政策の新たな方針を協議いたしました。今後、速やかに与党調整に入り、その具体化を進めます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
安倍総理 辞任の意向固める 持病悪化か体調不安も(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 体調不安がささやかれていた安倍総理大臣が辞任する意向を固めたことが分かりました。 政府関係者によりますと、安倍総理は辞任する意向を固めました。28日午後2時すぎに自民党本部に入り、二階幹事長と面会していて辞任する意向を伝えているとみられます。この後、記者会見を行って理由を説明するものとみられます。安倍総理は今月に2週連続で東京都内の大学病院に通うなど体調不安がささやかれていました。官邸側は「検査を受けた」と発表するにとどめていましたが、持病の潰瘍(かいよう)性大腸炎の悪化などが取り沙汰されています。安倍総理が辞意を固めたことで、今後の焦点は「ポスト安倍」の総裁選びとなります。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日本政治の状況「変わる」と立民幹部(共同通信)
立憲民主党の安住淳国対委員長は28日、安倍首相の辞意について国会内で記者団に「私たちが懸念していた以上に大変な状態だったのではないか。日本政治の状況は大きく変わる。この10年で最もインパクトの大きな事態だ」と述べた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小池都知事「事実なら残念」 コロナと東京五輪、連携は継続(共同通信)
東京都の小池百合子知事は28日の定例記者会見で、安倍晋三首相の辞任の意向について「事実なら残念だ」と述べた。新型コロナウイルス対策や東京五輪・パラリンピックなど都政と関連する重要テーマについては、引き続き国との連携を進めていく方針を示した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相会見で「国民に安心与えるメッセージを」 公明・斉藤幹事長(産経新聞)
公明党の斉藤鉄夫幹事長は28日午前の記者会見で、同日夕に予定されている安倍晋三首相の記者会見に関し、「今後の新型コロナウイルス対策の政府の見通しを説明し、国民に安心感を与えるメッセージを発する場となるよう大いに期待している」と述べた。 安倍首相の体調については「一番(体調を)理解されている首相自身から説明があると思っている。その説明を聞きたい」と語った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
安倍総理 午後5時会見 コロナと健康問題を説明へ(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 安倍総理大臣が28日午後5時から約2カ月半ぶりに官邸で記者会見を行います。会見では、自らの健康問題についても触れるということで注目が集まっています。 (政治部・吉野真太郎記者報告) 28日午前、気になる動きがありました。安倍総理が閣議の後、麻生副総理と1対1で30分以上面会しました。内容については分かっていません。夕方の会見では新たなコロナ対策として来年の前半までにすべての国民分のワクチンを確保すること。また、インフルエンザと同時に流行することを見据えて検査体制の拡充することなどを打ち出します。一方、体調についてですが、治療と仕事の両立に理解を求めて続投するという見方が永田町では大勢です。注目が集まるのは今後の政権運営で、まずは人事です。来月末に自民党役員の任期が切れます。それに伴う内閣改造に踏み切れるのかどうか。秋には臨時国会や首脳外交も予定されています。残された任期、約1年で何に取り組むのか。自らの体調と折り合いを付けながら総理大臣の激務に耐えられるのかが問われ続けることになります。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「原発ゼロ」見直し要請 連合会長、立民・枝野代表に(産経新聞)
連合の神津里季生(りきお)会長は27日、立憲民主党の枝野幸男代表と都内の連合本部で会談した。神津氏は、国民民主党との合流新党の綱領に「原発ゼロ」が盛り込まれたことに「強い懸念」を表明し、立民などが国会提出済みの原発ゼロ法案について、新党設立後の検証と見直しを求めた。 決定済みで修正できないとされる綱領以外の部分で「原発ゼロ」のトーンを弱めることで、綱領に反発する国民所属の労組出身議員らに新党参加を促す狙いがある。神津氏は、発言や選挙公約でも「原発ゼロ」を使わないよう要請し、「スローガン的な言葉で扇動する政治ではなく、現実的なエネルギー政策を求めたい」と記者団に語った。 これに対し、枝野氏は「原発ゼロという言葉の印象がプラスの方もいる」としたうえで「政治家がある言葉を使う、使わないという話ではなく、誤解を拡大するという懸念については受け止めたい」と記者団に語った。原発ゼロ法案については提出済み法案全体を精査して判断するとした。 一方、連合の相原康伸事務局長、立民の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長も27日、連合本部で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた新たな社会像として、3者が共有する「理念」を発表した。 原発に関しては「低炭素なエネルギーシステムを確立する。二項対立的思考に陥ることなく、科学的知見に依拠する」と書き込んだ。労組系議員の参加を促すため、こちらも綱領のトーンを弱めた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース