ライブ配信を軸に、モデルやインフルエンサーとして活動する沖野珠美さん。配信では「笑い」を大切にしているが、最近のTikTokの動画投稿では真面目に洋服のコーディネートを紹介し、新たなファンを獲得している。 これまで様々なジャンルの動画に挑戦。バズったジャンルもあったが、「やりたいことで認知されたいと思って」大好きなファッションにテーマを絞ることにした。 自身が考えたコーディネート… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京都から輪島へ とろりとやさしく 漆椀のなかに溶け合う僕の道のり
記事の後半でレシピをご覧いただけます 石川・輪島のオーベルジュ「茶寮杣径(そまみち)」の料理長、北崎裕さん(51)はいま、金沢市内に場を借り、料理を作っています。休みの日に能登へと炊き出しに向かう道すがら、変わらぬ立山を眺め、変わった日常を考えるといいます。海と山とこれまでの道のりから生まれる北崎さんのレシピを、2回連載でお届けします。 料理人になるきっかけは、日本美術の歴史を学んだ東京での大学時代にあります。「工藝(こうげい)」に心ひかれ、「自分は言葉を操るより、手を動かして、手で考えたい」と、それまで特段興味のなかった料理の世界をのぞいてみることにしました。 「いずれは陶芸をやりたい気持ちもあって、まずは伝統文化が集約された料理から始めようと。人生を80年とすれば、回り道とは思いませんでした」 門をたたいたのは、京都の懐石料理店です。場違いな新人で、職場はとても厳しい。一方で暦や祭礼と食が密接な京の暮らしは新鮮で、朝の庭掃除すら爽快でした。 暮れは徹夜でおせちを仕上げ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
天皇、皇后両陛下、能登半島地震の被災地入り 避難所を訪問へ
天皇、皇后両陛下は22日午前、能登半島地震の被災地を見舞うため、羽田発の特別機で石川県の能登空港(輪島市)へ到着した。日帰りの日程で、自衛隊ヘリなどで輪島、珠洲両市を訪れて被災状況を視察するほか、両避難所で被災者を見舞い、災害対応に尽力した人たちをねぎらう。 両陛下は能登空港に到着後、自衛隊ヘリやマイクロバスに乗り換えて輪島市内を移動。被害が大きかった地域を視察し、避難所で被災者らに声を掛ける。その後、珠洲市にも足を運ぶ。 両陛下は被災状況に心を痛め、長女愛子さまとともに政府関係者から被害状況などの説明を受けた。現地入りした医師や看護師らからも活動内容などを聞き、「石川の被災地の特徴は」「時間の経過とともに、どんな変化がありましたか」などと質問。被災地を訪問したい意向を持ちつつ、復旧状況や被災者の気持ちなどを踏まえ、可能な時期に見舞いたい意向を示していた。 発災からまもない被災地訪問は代替わり後2度目で、台風19号で大きな被害を受けた宮城、福島両県の被災地を2019年12月に訪問して以来となる。両陛下はこれまでも皇太子ご夫妻時代から自然災害の現場に足を運び、被災者に寄り添ってきた。 皇太子ご夫妻時代には199… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
接見室でおびえたような被告 矛盾だらけの自白、それでも無期懲役に
【動画】幸せからの転落 無罪訴え無念の死 駆け出しの弁護士だった山本啓二さん(67)は、ひどく緊張していた。 1988年3月26日。弁護を担当する容疑者に初めて接見するため、滋賀県警の警察署を訪れた。強盗殺人の疑いで逮捕された、阪原弘(ひろむ)元被告(当時52)だ。 法律事務所の所長からは、「やってもいないのに自白している」と聞いていた。 80年代は死刑事件が次々と再審で無罪になった時代だ。免田事件、財田川(さいたがわ)事件、松山事件……。「自分もいつか冤罪(えんざい)事件を弁護してみたい」という漠とした思いがあった。 だが実際に会った元被告の反応は、想像とあまりに違った。 接見室で見た「完全にやられた人間の姿」 身を乗り出して無実を訴えると思っていたら、元被告は接見室に入ってくるなり背後の壁に体を預け、椅子から腰を浮かせたままこう言った。 「帰ってくれ」 目線も合わせないまま、「弁護なんかやめてくれ」「家族にも面会に来るなと言ってくれ」と繰り返した。自分が入って来たドアのほうをしきりに気にするそぶりもしていた。 「完全にやられている人間の姿だ」 そう思った。 「事件から3年以上も犯行を隠し、ついに観念したという人の態度ではない。ドアの向こうにいるはずの刑事に、ただおびえているようにしか見えなかった」 接見室を出ると、ため息が出た。 何をすればいいのか。 「真犯人でない者が仕方なく自白している」と裁判官にわかってもらうため、2回目の接見では、小型のテープレコーダーをかばんに忍ばせた。「生の供述」を記録しておくことが重要と考えたからだ。 「認めれば刑が1年で済む」 4月2日。同行した所長が「… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
外苑再開発 社会問題に著名人が声を上げる理由とは 強まる影響力
神宮球場や秩父宮ラグビー場を抱え、4列のイチョウ並木をはじめとした多くの樹木に囲まれる明治神宮外苑地区(東京都)の再開発は、多数の樹木伐採などについて音楽家の故・坂本龍一さんらが反対の声をあげたことで批判が大きく広がった。活動に支障がでる可能性があるにもかかわらず、著名人が声を上げる理由とその影響について、社会運動に詳しい成蹊大・伊藤昌亮教授に話を聞いた。 ――近年になって政治や社会問題に文化人やアーティストが声を上げるのが目立つようになったと感じています 2010年代になり色々な問題がでてきました。11年の東日本大震災による福島第一原発の事故に伴い反原発運動が盛んになりました。原発事故が日本で本当に起きてしまって、1986年のチェルノブイリの原発事故以来の危機感が高まったというのが大きいと思います。 そもそも60年代はアーティストや文化人、学者に限らず皆が政治的発言をしていました。音楽でいえばフォークゲリラ、反戦ソングなど。しかし、全共闘運動に伴う内ゲバや社会的な騒動が問題視され、政治的な姿勢を前に出すのは回避されるようになっていきました。音楽業界では70年代は個人と日常の歌が中心となり、80年代になると音楽はより商業的なものになっていきました。 ところが、86年のチェルノ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無料の洗剤1個取ったら「窃盗」で懲戒解雇 処分は妥当?重すぎる?
大型商業施設で、はす向かいに店舗を構える携帯電話ショップと銀行。携帯ショップの店頭には洗剤が並べられ、「ご自由にお取り下さい」と書かれていた。銀行の副店長が一つ取ったところ、懲戒解雇された。「解雇は重すぎる」と銀行を訴えた副店長。裁判の行方は――。 舞台となったのは長野県内にある商業施設。洗剤は、販売促進の無料提供品として、携帯ショップの前に置かれていた。 2023年3月の朝、同じフロアの斜め向かいにあった銀行の副店長は、出勤途中に洗剤を一つ取った。携帯ショップはまだ営業開始前だった。 「窃盗だ」と問題視 携帯ショップの従業員が不審に思い、防犯カメラを確認したことで発覚。携帯ショップ側は「営業時間外に販促品を取るのは窃盗だ」と問題視した。 銀行の副店長は店長と一緒にその日に謝罪し、店長やエリアマネジャーらはその後も何度も謝罪した。 携帯ショップ側は「副店長が同じフロアにいると安心して仕事ができない。異動させてほしい」と伝えた。 銀行側は、副店長だけでなく… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
視覚障害者宅への立ち入り「合理的配慮を怠った」 警察側に賠償命令
神奈川県警の警察官が承諾なく自宅に立ち入ったなどとして、視覚障害のある夫婦が県に計220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、横浜地裁であった。高取真理子裁判長は、視覚障害がなければ把握できるような情報を詳しく伝え、承諾しているかどうかを明示的に確認することを怠ったとし、県に27万5千円の賠償を命じた。 判決は、深夜に居室内に入る際、立ち入りを真に承諾しているかを慎重に確認すべきだと指摘。夫婦の視覚障害を認識していた警察官らは障害者差別解消法の趣旨に照らし、署員の人数や性別などを詳しく説明するなどし、どこまで立ち入ってよいかなどを明示的に確認すべきだったとした。 また、下着姿のまま応対していた夫に、女性署員がいると伝え、衣服を着るかを確認する合理的な配慮をする義務も怠ったとし「夫の羞恥(しゅうち)心を著しく害し、人格権を侵害した」と判断した。 判決後、妻は「視覚障害者は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
イニエスタ選手ら申告漏れ 税額に直結する居住実態、国税が把握へ
サッカー元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ選手ら3人が、Jリーグでの契約金などをめぐり申告漏れを指摘された。焦点となったのは、日本で確定申告すべき「居住者」にあたるかどうか。国税当局は外国人選手の居住実態の把握を進めているとみられる。 所得税法上、外国人選手でも生活の本拠が日本にある「居住者」なら確定申告が必要で、高額所得者の場合、4千万円を超える分には最高税率45%が適用される。一方、「非居住者」であれば約20%の源泉徴収で済み、税負担は軽くなる。 ただ、居住者かどうかは「個々の事実関係を踏まえ、総合的に判断」(国税庁)される。 1999年には、東京国税局がJリーグ事務局とプロ野球幹事球団に「目安」を提示。1年未満の契約▽家族を帯同しない▽シーズンオフは出国――の3要件を満たせば非居住者、いずれかを満たさなければ居住者とする内容だ。 それでも今回、イニエスタ、金鎮鉉(キムジンヒョン)、パトリックの3選手が、家族との同居などを理由に申告漏れを指摘された。 外国人選手の契約や移籍交渉… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
イニエスタら3選手、計21億円の申告漏れ 国税が「居住者」と判断
サッカーJリーグの契約金などをめぐり、外国人3選手が大阪国税局から計21億円を超える申告漏れを指摘されたことがわかった。ヴィッセル神戸に所属していた元スペイン代表MF、アンドレス・イニエスタ選手(39)も含まれ、指摘額は約8億6千万円とされる。生活の本拠が日本にあるのに、必要な確定申告をしていない期間があると判断されたという。 ほかに指摘を受けたのは、元韓国代表でセレッソ大阪GKの金鎮鉉(キムジンヒョン)選手(36)、ブラジル出身で名古屋グランパスFWのパトリック選手(36)。3人の追徴税額は所得税、消費税、無申告加算税を合わせ計約10億円とされる。 所得税法では、日本に生活の本拠がある「居住者」と、それ以外の「非居住者」に区分される。外国人選手の場合、非居住者は源泉徴収(約20%)だけで済み、確定申告(最高税率45%)が必要な居住者より税負担は軽い。国税庁によると、1年未満の契約で、家族を帯同しないなどの要件を満たせば非居住者扱いとなる。 関係者によると、3選手はJリーグでの契約金などをめぐり、日本の居住者になっているのに確定申告をしていない期間があると判断されたとみられる。 このうち、イニエスタ選手は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
タンカー転覆、新たに1人死亡 死者9人に、残る不明1人の捜索続く
山口県下関市沖で韓国船籍のケミカルタンカー「KEOYOUNG SUN(キョヨン・サン)」(870トン)が転覆した事故で、門司海上保安部は21日、船内から新たに乗員1人を救助したが、死亡が確認されたと発表した。 これで乗組員11人のうち生存は1人、死亡は9人となった。巡視船艇やヘリが残る行方不明者1人の捜索を続けている。国の運輸安全委員会は21日、調査官2人を現地に派遣した。 海保によると、タンカーは姫… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル