東急電鉄によると、東急池上線は20日午後7時48分ごろ、長原~洗足池駅間で起きた人身事故の影響で、五反田~雪が谷大塚駅で運転を見合わせていたが、同8時45分ごろ運転を再開した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
水深1mプール飛び込み大事故に 「授業で禁止」がなぜ
【動画】中学校の水泳の授業で、プールに飛び込んで障害を負った新嵩晃崇さん。特別支援学校を経て、現在は大学で学んでいる プールでの飛び込みは、小中学校の体育の授業で禁じられているが、重大な事故が後を絶たない。なぜ危険なのか。取材すると、学校のプールの構造的な背景も見えてきた。 島で生まれ育ち、泳ぎは得意だった しゃがんだ形から水面へ。頭を打った感じはなかったが、体がしびれ、動かなくなった。新嵩晃崇(あらたけあきたか)さん(20)は、あの瞬間を覚えている。 日本最西端の与那国島。2013年7月、中学3年の11人で水泳の授業を受けていた。場所は沖縄県与那国町立プール。習うのはこの日が初めてだった。2回目の飛び込みで、プールの底に頭を打ち、頸椎(けいつい)を損傷して首から下が動かなくなった。 晃崇さんは、石垣島の病院で首を固定する手術を受けた。その後、寝たきりのベッドで、頭をわしづかみにされるような痛みに泣いて過ごした。「死んだ方がよかった」。家族には、そう言った。 ある日、好きなゲームをしている夢を見た。だが、目覚めた自分の体は動かない。現実に押しつぶされそうになった。 それでも、福岡の病院でリハビリに取り組んだ。1年後に退院。「もう一度ゲームをしたいという思いで、少しずつ動けた」と振り返る。 沖縄本島の特別支援学校を経て昨年、沖縄国際大に入学した。支援学校では、情報処理やWEBデザインなど四つの資格を取得した。今は、母あすかさん(47)の介助を受けながら車いすでの生活を続ける。 島で生まれ育ち、泳ぎは得意だった。海によく飛び込んでいた。それでも事故は起きた。小学生も使うプールの水深は、約1メートル。「浅すぎた」と晃崇さん。 あすかさんは「車いすの日々は一生続く。こんな事故が二度とないように、学校の先生は我が子と思って細心の注意を払ってほしい」と話す。 相次ぐ飛び込み事故を受け、国は学習指導要領を改訂。小学校は2011年度、中学校は12年度から授業での飛び込みを禁じていた。この学校の授業で、なぜ飛び込みは行われたのか。町教育委員会は取材に「記録がなく、詳しい経緯は分からない」と述べた。 ■部活動の事故、3年間で1… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鉄製巨大ロボ、お台場に 輸入したのは愛知の中小企業
巨大ロボットを使ったイベント開催を検討している三笠製作所(愛知県犬山市)などが、東京・お台場で高さ5・2メートル、重さ約6トンの鉄製ロボットを披露した。 米国から見本として輸入し、2人まで乗り込める。エンジンが駆動すると前に進んだり、後ろに下がったりできる。手も動かせる。遠隔でも動かせるため、三笠製作所はeスポーツでの活用を模索している。ロボットは1年かけて各地を訪れ、需要を探る。(竹山栄太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海女に泡盛、塩づくりも 「日本遺産」に16件認定
文化庁は20日、文化や伝統を伝えるストーリー(物語)を認定する「日本遺産」に「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」など16件(21道府県の90市町)を認定し、発表した。市町村が歴史的経緯や地域の風土に根ざした伝承など文化財にまつわるものを生かし、地域活性化を目指す計画を申請する。今回は72件の申請があった。 認定されれば1件につき3年間で計約7千万円の補助金が出る。文化庁は東京五輪・パラリンピックのある20年度までに100件程度まで増やす方針で、認定数は計83件となった。 新たに認定されたのは以下の通り。 ・本邦国策を北海道に観(み)よ!~北の産業革命「炭鉄港」~(北海道) ・みちのくGOLD浪漫(ろまん)―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―(宮城、岩手) ・里沼(SATO―NUMA)―「祈り」「実り」「守り」の沼が磨き上げた館林の沼辺文化―(群馬) ・400年の歴史の扉を開ける旅~石から読み解く中世・近世のまちづくり 越前・福井~(福井) ・江戸時代の情緒に触れる絞りの産地~藍染(あいぞめ)が風にゆれる町 有松~(愛知) ・海女(Ama)に出逢(であ)えるまち 鳥羽・志摩~素潜り漁に生きる女性たち(三重) ・1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~(滋賀、岐阜、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山) ・旅引付(たびひきつけ)と二枚の絵図が伝えるまち―中世日根荘(ひねのしょう)の風景―(大阪) ・中世に出逢えるまち~千年にわたり護(まも)られてきた中世文化遺産の宝庫~(同) ・「日本第一」の塩を産したまち 播州赤穂(兵庫) ・日本海の風が生んだ絶景と秘境―幸せを呼ぶ霊獣・麒麟(きりん)が舞う大地「因幡・但馬」(鳥取、兵庫) ・神々や鬼たちが躍動する神話の世界~石見地域で伝承される神楽~(島根) ・知ってる!?悠久の時が流れる石の島~海を越え、日本の礎を築いたせとうち備讃諸島~(岡山、香川) ・藍のふるさと 阿波~日本中を染め上げた至高の青を訪ねて~(徳島) ・薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓(ふもと)」を歩く~(鹿児島) ・琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」(沖縄)(上田真由美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮崎・串間で大雨 2437人に避難指示
宮崎県串間市は20日午前4時43分、大雨で土砂災害や河川の氾濫の危険性が高まっているとして、市木地区と本城地区の1316世帯、2437人に避難指示を出した。県によると地元の中学校には38世帯38人が避難している。日南市では17日午前3時から20日午前7時までの雨量が421ミリに達した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
春の褒章、石川さゆりさんら670人 ベテラン漫才師も
学術や芸術、社会福祉など、様々な分野で功績のあった人をたたえる2019年春の褒章の受章者が決まった。政府が20日付で発表した。受章者は670人(うち女性195人)と19団体。21日に発令される。例年は4月29日に発令されるが、今回は新天皇即位後に延期していた。 学術研究や芸術、文化などへの功労者に贈られる紫綬褒章は21人(同2人)。漫才師のオール阪神さん(62)とオール巨人さん(67)のコンビのほか、歌手の石川さゆりさん(61)、建築家の隈研吾さん(64)らが受章する。 危険を顧みず人命救助にあたった人に贈られる紅綬褒章は1人。受章する奈良県安堵町の池田一光さん(67)は、昨年6月、同県斑鳩町の遮断機の下りた踏切内で転倒した高齢女性を救助した。 社会奉仕活動を対象にした緑綬褒章は13人(同10人)と19団体が受章。農業や商工業など、長年一つの仕事に打ち込んだ人への黄綬褒章は187人(同24人)、公共の利益に尽力した人への藍綬褒章は448人(同159人)に贈られる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
巨人さん、褒章にしみじみ「他人ですが、嫁はんより…」
紫綬褒章を受章する漫才師のオール阪神・巨人さん、歌手の石川さゆりさんが、それぞれ喜びを語った。 オール阪神さん(62)、オール巨人さん(67) 身長184センチと160センチのコンビ。小柄な阪神さんは「今回(の褒章で)初めて家族がオーッと言いました。それまでは全部鼻で笑われてたんですが」。巨人さんは「そんなんいうたらあかん。今までもうた賞どうなんねん。アホやからすんません」。漫才のような掛け合いで笑わせた。 師匠は吉本新喜劇の故・岡八朗… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長続きの秘密は借金に離婚 褒章のオール阪神・巨人さん
紫綬褒章を受章したオール阪神・巨人は、1975年に結成したベテラン漫才コンビ。2人の会見での主なやりとりは以下の通り。 ――今回の章の受け止めと、どういったところを評価されたと思うか オール阪神 相方が「若いうちに漫才やめよ」。そんな話もあったが、僕は「もうちょっとやってよ」と。今までやってこられて、元気に皆さんに笑いを届けて、まじめに一生懸命やってきてよかった。高校を卒業してからどこにも就職したことなく、オール巨人さんとコンビ組んだんが初めての仕事で、これが生涯続いているのが、自分としてはがんばってきたなという思いです。 オール巨人 45歳くらいで漫才をやめたかったんですが、阪神ちゃんの借金、離婚騒動。「もうちょっとやってくれへんかな、返さなあかんねん」ということで。借金、離婚に感謝状です。 ――受章した自分へのご褒美は 阪神 だれに言うわけでなく、自分1人で布団の中でニヤ~っとしてます。分かりますかねえ。ニヤ~っと。優越感で楽しいです。 ――上方漫才では、他人のコンビでの受章は初めて。ここまでこられたことについての思いを 巨人 僕らは赤の他人ですが、他人以上、嫁はん以上、兄弟以上、一番2人でいてる時間長いです。 こないだも阪神くんが脳梗塞(こうそく)で入院した時、すぐに見舞いに行くと言うたら、マネジャーに「絶対安静やから病院も入れてくれません」と。「家族やったら入れるんか」と言うたら、「家族は行ってる」。「オレは家族以上のもんやと思うから」と言ったら、すぐに行けまして。僕はホントに家族以上に思ってます。 阪神 確かにその通り。私生活では1回離婚しておりますが、このコンビは離婚してません。 みんなから言われるのが、「巨人さんキツいやろ。よう続いてんな」「やっぱりケンカあるやろ」って。そりゃ、ありますよ。でもね、相性の問題で。もう知り合うて50年近く、半世紀ですからね。僕が中学生のころから知ってて、「あんちゃん、あんちゃん」言うてたころからの付き合いですから。今はお互いの体のいたわり合いができる。顔見たら「ちょっと悪いんやないか」「大丈夫か」「いま薬何飲んでんねん」。そんな話をするようになりました。 ――結成当初から今まで、互いへの思いはどう変化してきたか 巨人 若い時はどこの漫才師も… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
世界的彫刻家の豊福知徳さん死去 「那の津往還」など
世界的な彫刻家の豊福知徳(とよふく・とものり)さんが18日、福岡市内の病院で死去した。94歳だった。葬儀は近親者で行う。喪主は長女夏子さん。後日、お別れの会を開く。 福岡県久留米市出身。59年に高村光太郎賞を受賞し、60年のベネチア・ビエンナーレ出品を機にイタリアへ移住。ミラノにアトリエを構え、40年以上にわたり現地で制作を続けた。楕円(だえん)形の穴をいくつも開けた独特な造形作品で知られ、ローマ国立近代美術館や東京国立近代美術館など、国内外の美術館に作品が所蔵されている。 福岡市の博多港引揚(ひきあげ)記念碑「那の津往還」などの作品も手がけ、昨年には福岡市早良区百道浜に専門ギャラリーが開設された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
合唱コン、今年度の日程決まる おかあさんコーラスなど
全日本合唱連盟(岸信介理事長)は19日、東京都内で総会を開き、今年度の事業計画を決めた。主な催しは次の通り(いずれも朝日新聞社と共催で、おかあさんカンタート、おかあさんコーラスはキユーピー協賛)。 ▽おかあさんカンタート 7月20、21日(福井市・福井県立音楽堂)▽全日本おかあさんコーラス全国大会 8月24、25日(金沢市・金沢歌劇座)▽全日本合唱コンクール全国大会中学校・高校部門 10月26、27日(岡山市・岡山シンフォニーホール)▽同小学校部門 11月3日(東京・新宿文化センター)▽同大学職場一般部門 11月23、24日(京都市・ロームシアター京都) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル