大分県別府市のマンションで大分市の渡辺京子さん(60)=大分市城原=が殺害されているのが見つかった事件で、県警は10日、現場の部屋への住居侵入の疑いで逮捕した住所職業不詳の小堀勇太容疑者(31)を死体遺棄の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。 県警によると、小堀容疑者は9月27日ごろ、渡辺さんの次女で元妻の住む別府市浜町のマンションの部屋で、渡辺さんの遺体に布団や衣類をかけて隠し、遺棄した疑いがある。渡辺さんの殺害についても事情を知っているとみて調べる。 大分地検は住居侵入容疑について処分保留とした。 Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
路線バスに宅配荷物も 路線維持と宅配効率化狙い 宮崎
乗客減に悩む宮崎県の山あいの路線バスに、宅配の荷物を載せる「客貨混載」の取り組みが今月、始まった。乗車率が10%を割る路線の維持と宅配会社の効率化をねらった協力で、西日本では初という。 「混載バス」で協力するのは宮崎交通(宮崎市)とヤマト運輸(東京都)。対象は同県西都市と西米良村を結ぶ路線で、車両の中央部に荷台スペース(高さ64センチ、幅197センチ、奥行き73センチ)を設置した。座席数は30から22に減ったが、乗客への影響はないという。 西米良村のバス停を出るバスに、ヤマトのドライバーが村内で集めた荷物を載せる。ほかのバス停でも荷を積み、西都バスセンターでヤマト側が荷物を受け取る。戻りのバスにも荷物を載せ、各バス停で受け取るドライバーが各家庭に配達する。1日4往復8便(休日3往復6便)のうち3便で実施。ヤマトが宮交に配送料金を支払う。 Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
画商が寄託絵画詐取 兵庫県、持ち主へ賠償2億円パーに
旧兵庫県立近代美術館(現・県立美術館王子分館、神戸市灘区)が預かっていた絵画50点を仲介役の画商にだまし取られ、県が所有者に損害賠償金として支払った約2億円について、県が画商から回収できないまま債権を放棄していたことがわかった。画商は2006年に海外で死亡。昨年時効が成立していた。 県教委によると美術館は1985年以降、都内にギャラリーを持つ男性画商の仲介で、大阪府内に住む女性から神戸市ゆかりの画家小磯良平氏などの絵画108点の寄託を受けた。同館は1点ごとに女性に預かり証を発行した。 しかし画商は「女性が返還を求めている」と同館に偽造した預かり証を示し、90~93年に計50点を同館から詐取。館側は女性の意思や預かり証の真贋(しんがん)を確かめなかった。画商は絵画を担保に金融機関から融資を受けたと見られるという。 Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
福山さん結婚…「産んで国家に貢献を」菅長官発言に波紋
「福山ロス」と言われるほど女性ファンに衝撃的だった福山雅治さんと吹石一恵さんの結婚。職場や家庭で喪失感が広がる中、菅義偉官房長官の「産んで国家に貢献を」との発言が波紋を広げている。ビッグカップルの結婚がなぜ、「出産」に結びつくのか。 ■同席の尾木直樹氏「違和感はない」 菅氏の発言は2人の結婚発表から一夜明けた9月29日。フジテレビの午後2時からの生放送の情報番組で、安藤優子キャスターに「福山さんの結婚、いかがですか」と振られ、こう切り返した。「この結婚を機に、ママさんたちが一緒に子ども産みたいとか、そういう形で国家に貢献してくれればいいなと思っています」。安藤キャスターの「なるほど、少子化にね」との相づちの後、菅氏は笑顔で続けた。「たくさん産んでください」 菅氏とともに番組に出演していた教育評論家の尾木直樹さんによると、菅氏はスタジオのセット近くで出番を待ちながら、番組が流す福山さんの結婚を報じる映像を見ていた。その日のメインテーマは「観光立国」で、福山さんの結婚の話題は予定になかったという。 放送の合間に、スタジオで「言いたいことがある時はどうしますか?」という話題になった際、菅氏は「寸止めします」と語っていたという。尾木さんは「字面だけみると、『産めよ増やせよ』と受け取る方もいるかもしれないが、お祝いの雰囲気の中で出た言葉。自分には違和感はなかった」と振り返る。 Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
秋葉原にアライグマ出没 捕獲の警察官ら3人軽いけが
[PR] 4日午後6時45分ごろ、東京都千代田区外神田の路上で、街路樹の上にアライグマとみられる小動物がいるのを近くの男性が見つけ、警視庁万世橋署に届け出た。現場は大通り沿いで、JR秋葉原駅から約300メートルの繁華街の一角。パトカーやはしご車が駆けつけ、一時騒然となった。 万世橋署によると、現場には10人の警察官が出動したが捕獲できず、東京消防庁に応援を要請。出動したはしご車で、木を揺らすなどした。約2時間後に捕獲したものの、男性警察官2人と一般人男性の計3人が手の指をかまれ、軽いけがをしたという。 捕獲された動物は興奮状態で、万世橋署は5日以降に専門家に鑑定を依頼する予定。飼育されていたとみられ、署は飼い主を捜すという。 Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
渡船が護岸に乗り上げ、数人が軽傷 大阪・岸和田
4日午後8時15分ごろ、大阪府岸和田市岸之浦町の防波堤近くの護岸に「渡船が乗り上げた」と、乗客から118番通報があった。岸和田海上保安署によると、岸和田渡船所有の「第2山田丸」(約12トン)で、後部の船底部分が護岸に敷かれた石に挟まった状態で乗り上げていた。乗客の男女47人のうち数人が擦り傷を負ったが、全員が別の渡船に救助された。 岸和田海保によると、乗客は防波堤で釣りをした帰りで、阪南港に帰る途中だった。当時は海上に風速5~6メートルの風が吹いており、船長の男性(42)は「風で(護岸に)寄せられてしまった」と話しているという。海保は業務上過失往来妨害の疑いで、船長から事情を聴いている。 Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
ツタヤ図書館計画、反対多数 愛知・小牧市住民投票
愛知県小牧市の新図書館建設計画を巡る住民投票が4日、投開票された。反対が賛成を上回り、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連携した市計画は、見直しを迫られることになる。当日有権者数は11万6624人で、投票率は50・38%。 20歳以上の有権者が、計画に「賛成」「反対」に○を付ける形で投票し、反対は3万2352票、賛成は2万4981票だった。無効票は1427票あった。 小牧市は、既にCCCの提案を反映した基本設計案を策定。「ツタヤ図書館」として話題を呼んだ佐賀県の武雄市図書館と同様、書店やカフェを併設し、CCCは開館後の指定管理者候補の一つだ。新図書館の延べ床面積(5770平方メートル)は現図書館の2・6倍で、最大収容冊数も2倍強の50万冊を計画。建設費は42億円で3年後の開館を目指していた。 山下史守朗(しずお)市長は、名鉄小牧駅前の再開発を踏まえて、「単なる図書館ではにぎわい創出、中心市街地の活性化は難しい。ほかに選択肢はないと判断した」と計画の必要性を主張。 これに対し、住民投票条例の制定を直接請求した市民グループは「市民の声を聴いていない」と経緯を批判するとともに、武雄市図書館で明らかになった選書の不透明さや、建設費の高さなどから計画反対を訴えていた。グループの渡辺育代共同代表は4日深夜に会見し、「市民の声をどう生かしていくのか、今後、市長にも市議にも問われていると思う」と述べた。 住民投票条例は「市長と市議会は住民投票の結果を尊重する」と定めている。5日未明の会見で山下市長は「結果は真摯(しんし)に受け止める。計画を丁寧に検証し、明らかな問題があれば見直す」と話した。(松下和彦) Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
水で膨らむボール、幼児の誤飲注意 腹中で膨らみ重症も
国民生活センターは1日、インテリア用品として売られている水で膨らむボール状の樹脂製品を2歳女児が誤ってのみ込み、腸がふさがれる重症事故が発生したと発表し、注意を呼びかけた。女児は開腹手術で製品を摘出し、一命を取り留めた。直径1~1・5センチほどの製品が4センチほどに膨らんでいたという。 発表によると、同様の品は100円ショップなどで売られている。赤や青などに着色されており、透明な器に入れて飾る。「高吸水性樹脂」などと呼ばれるものを用いており、吸水すると膨らみゲル状になる。 女児は今年6月に嘔吐(おうと)が続いて受診し、開腹手術したところ、十二指腸から製品が見つかった。手術前の検査では異物を見つけられなかった。症状が出てから摘出まで7日間、体内に残っていた。保護者は「引っ越しの際に出てきたものを誤飲したかもしれない」と話したという。 米国でも生後8カ月の乳児が同様の製品を誤飲し、手術で取り除いた例があるという。センターは「高吸水性樹脂はX線撮影で写らない可能性が高い。乳幼児の目や手の届かない場所に保管し、絶対に誤飲しない環境にしてほしい」と呼びかけた。(毛利光輝) Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
グリコ看板のランナー、生い立ち見せます 大阪・道頓堀
大阪・道頓堀の名物「グリコ」の看板が1日夜から、15分おきに約1分間の特別映像を流している。8日までの限定で、日が暮れると始まる。江崎グリコが子会社のグリコ乳業を1日、吸収合併したことを記念した。赤ちゃんが大人に成長する姿を描くことで、グリコグループの発展を表しているという。 看板が昨年10月に6代目に変わってから初めて、備え付けのスピーカーからオリジナルのピアノ曲を流した。映像では赤ちゃんが少年に成長し、転んだり、息切れしたりしながら走り続け、最後には大人になる。おなじみのランナーがゴールする画像には、合併は新たな始まりという意味を込めて、「ゴールではなく、スタートだ」と書いた。 特別映像は日没30分後以降、毎時0分、15分、30分、45分に約1分間流れる。それ以外は通常の看板を表示する。(溝呂木佐季) Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image
純金1キロのガンダム、大阪に立つ 東京では売却実績も
大阪・心斎橋の宝石店で1日、純金製の「機動戦士ガンダム」の展示が始まった。高さ12・5センチでガンプラ(プラモデル)のサイズだが、重さは約1キロ。 展示するのは「GINZA TANAKA心斎橋店」。東京で7~9月に開かれた「機動戦士ガンダム展」で展示し、2千万円で販売すると、1体売れた。 「ガンダム世代も40~50代になって、財布に余裕が出たのかも」と担当者。今回は非売品だが、「この機会に宝石をどうぞ」とPR。展示は12日まで。 Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル Image Source : Google Image