名古屋地裁は25日、2019年に愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の負担金などの未払いを名古屋市に命じる判決を出した。「市民らに嫌悪を催させ、違法性が明らかな作品の展示を公金で援助することは許されない」とする市の主張は退けられた。判決を受け、河村たかし市長は同日夜、名古屋市役所で記者団の取材に応じた。
主なやりとりは次の通り。
――判決の受け止めは。
「とんでもない判決。司法に対する市民のみなさんの信頼が揺らいだんじゃないか。明日(26日)、弁護士と相談して、今後の対応については、著しく、厳しく、市民、国民を守る観点から対応させていただきます」
――全面的に市の主張が認められなかった。
「びっくりした。めちゃくちゃですよ。もう本当に」
――控訴しないことはありえるのか。
「ありえんでしょう。ものす…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル