多くの書籍の表紙や挿絵を手掛けてきた埼玉県川越市の切り絵作家、百鬼丸(ひゃっきまる、本名・渡辺文昭)さん(72)が紙芝居づくりに取り組んでいる。70歳を過ぎてからの新たな挑戦。年明けに就任した「小江戸川越観光親善大使」として、地域活動に力を入れていく。
山梨県富士吉田市出身。いくつかの職を経て陶芸作家をめざすなか、版画の才能を生かそうと、27歳で切り絵を始めた。現在は、川越で創作に励んでいる。
「百鬼丸」として書籍などで活躍
作家名の由来は、手塚治虫が戦国時代を舞台に描いた漫画「どろろ」のキャラクター。ファンだった百鬼丸さんが、手塚本人の了解を得て名乗ってきた。
切り絵にする対象は、武将や…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル