テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の作画などを手がけた埼玉県狭山市在住の童絵(どうえ)作家、池原昭治さん(84)の絵を元に、娘の奈々さん(52)が史実を参考にしたアニメーション作品を手がけた。奈々さんは「まんが日本昔ばなしを知らない世代にも、池原昭治の絵を愛してほしい」と話している。
池原昭治さんは高松市出身。1963年に東映動画(現在の東映アニメーション)に入社し、80年代前半からまんが日本昔ばなしの原作、演出、作画、美術に参加した。これまで日本各地を訪ね歩き、民話などを題材にほのぼのとしたタッチで表現する「童絵」を描き続けている。
池原さんのマネジャーを務める奈々さんは、幼い頃からパソコンの動画に親しんでいる今の子どもたちにも池原さんの童絵に親しんでほしいとアニメーション化を思いついた。
題材にしたのは、昨年のNH…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル