京都府内の保津川で川下りの船が転覆し、船頭の男性(51)が死亡し、別の船頭の男性1人が行方不明になっている事故で、乗船していた客が朝日新聞の取材に応じた。
小学4年の息子と船に乗っていた大阪府の40代の男性によると、転覆後に100メートルほど流されたという。2人とも運良く浅瀬に流れ着いて助かったという。男性は「正直、死ぬかなと思った。流れに身を任せて浅瀬に着くのを待った」と話した。
息子は「船はゆらゆら揺れて転覆した。泳ぐのは危ないので、そのまま自然に流されて足がつくのを待った。すぐそこにお父さんがいたのでつかまった。めちゃくちゃ冷たかった」と疲れた表情だった。(西田健作)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル