NHK連続テレビ小説「らんまん」の脚本を書くことが発表された日の5日後、母は亡くなりました。
「らんまん」の主人公は、将来を信じる周囲のまなざしを受けて成長していきます。私も母に、私の進む未来を信じてもらっていました。とても感謝しています。
幼い頃の私は体が弱く、外で遊んだ記憶がほぼありません。家や病院で、母はたくさんの絵本を読み聞かせてくれました。思い出の1冊が言えないほどの冊数。物語が大好きになり、自分でも空想して母に聞かせていました。学校でも図書室の物語作品は全て読みたくなりました。
小学2年から学校を休みがちになりました。人が大勢いる空間や女の子のグループ内での友だち関係が苦手で。
ある時、学校で50問のかけ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル