新型コロナウイルスに伴う時短協力金のコールセンターに「ガソリンをまいて大勢を道連れにする」などと電話をしたとして、大阪府警は29日、同府豊中市宮山町1丁目、飲食業の山田正信容疑者(53)を威力業務妨害容疑で逮捕し、発表した。「電話をして『ガソリンをまいて死ぬ』と言ったのは間違いない」と容疑を認めているという。
住之江署によると、山田容疑者は1月26、27日に計3回、府営業時間短縮協力金のコールセンターに電話し、業務を妨害した疑いがある。電話で「今、貯金で生活し、それがなくなったら死ぬ。どこかでガソリンをぐわっとまいて大勢のやつを道連れにしてやる」「このままでは自殺する」「幼稚園や小学校の子どもを巻き込んでやる。そうなったら誰に批判が行くだろうな」「協力金の審査が全然進まずこういった行動に出たと遺書に書く」などと話したという。
コールセンターを運営する府の部署が28日午後、府警に相談。山田容疑者は実際に協力金を府に申請していたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル