息子になりすまして現金1千万円をだまし取ったとして、京都府警北署は8日、詐欺容疑で住居不定、職業不詳の前田勇次容疑者(27)を逮捕した。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は4月13~14日、共謀の上、京都市北区の無職男性(86)宅に息子を名乗って「新型コロナウイルスに感染した友人の代わりに金を支払わなければならない」などと嘘の電話をかけた後、男性宅を訪問し、現金1千万円をだまし取ったとしている。 同署によると、付近の防犯カメラの映像などから前田容疑者が浮上。6月4日に全国に指名手配して行方を追っていたところ、神奈川県内での目撃情報があり、同県内のネットカフェで身柄を確保したという。同署は前田容疑者が特殊詐欺の「受け子」とみて、詳しく調べる。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース