北海道のコンビニ最大手セコマは18日から、グループ会社が生産する不織布マスクを「セイコーマート」など全1220店舗で発売する。新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが品薄になり、供給体制を強化したい政府の要請に応じ、8月から生産を始めていた。
価格は7枚入りで税別258円(茨城県や埼玉県の店舗では同268円)。王子ネピア(東京)から調達する不織布をはじめ、耳ひもなど他の材料もすべて国産を使用し、「純日本製」をアピールする。
北海道石狩市にあるセコマのグループ会社が生産を手がける。生産能力は月100万枚。投資額は国の補助金を含めて約1億円。災害時に避難所などで必要になった場合は、政府や自治体に優先的に供給する。(長崎潤一郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル