コロナ禍で従業員を休業させた場合に支給される国の雇用調整助成金を不正受給したとして三重労働局は4日、「ブラックカレー」で知られる老舗飲食業の東洋軒(津市丸之内)など3事業者を公表した。
労働局によると、東洋軒は2020年4月~22年6月、複数の従業員が出勤していたのに休業していたように装った申請書を提出し、助成金約9045万円を不正受給していた。東洋軒は全額返還した。
東洋軒は1889年に東京で創業、1928年に津市で開店、現在は東京や名古屋を含め10店舗を展開している。同社の担当者は「不正する意図はなく出勤状況を正確に把握しないで書類を作成してしまった」と取材に話した。
ほかに不正受給が公表された…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル