徳島県鳴門市と兵庫県の淡路島間の鳴門海峡で、渦潮が見頃を迎えている。特に、春と秋に複数連なって現れる渦潮は、最大直径20メートルにもなる。観潮船では横から迫力のある渦潮を、大鳴門橋では上から複数の渦巻き状の形を楽しめる。鳴門海峡の潮流はイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とならんで「世界三大潮流」と呼ばれている。
鳴門市うずしお観光協会によると、近年は外国人観光客も増えているという。ただ、渦潮が現れる時間は毎日違う。担当者は、「ずれた時間に来て渦潮を見られない人もいる。ホームページなどで潮見表を確認し、渦潮が現れる時間に来て欲しい」と話す。
また、鳴門市は新鮮な魚や大塚国際美術館も見どころだ。担当者は、「渦潮と一緒に鳴門市も楽しんで欲しい」という。大きな渦潮は5月下旬まで楽しめる。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル