「秋の全国交通安全運動」の最終日の30日、警視庁小松川署は、自転車で移動することが多い少年野球チームの子どもたちを対象に交通安全教室を開いた。それに先立って野球教室も開かれ、元プロ野球選手の警察官が参加し、子どもたちは野球と自転車を運転する際の注意点を学んだ。
教室は東京都江戸川区立鎌田小学校で開かれ、同区を拠点とする「南篠崎ランチャーズ」と「篠田堀ボーイズ」の小学生約30人が参加。前半は、同区で野球を始めた元プロ選手で同庁第4機動隊の大田阿斗里(あとり)巡査長(34)らと一緒に、バッティング練習などをした。
後半は、署員らが「自転車は車道の左側を走る」、「安全確認をする時は右、左、右、右後ろをよく見よう」などと指導。実際に自転車を使い、曲がり角での安全確認を実践するなどした。参加した子どもたちは「安全確認は毎回やるように気をつけたい」、「野球の練習に行く時に気をつけるようにします」などと話した。(増山祐史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル