「前世のお母さんを探しています」。福岡県に住む女性が、息子の“前世”の母親を探しているとTwitterに投稿。3万件以上もRTされ話題を呼んだ。
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書店に行けば、確かに『魂の教科書』『前世を記憶する子供たち』といった関連本が並んでいるが、人が生まれ変わるということがあり得るのだろうか。ツイートした、野村知恵さん母子を取材した。
知恵さんが「前世の記憶を持っているかもしれない」と感じているのが、息子の咲太郎君(7)だ。きっかけは4年前のこと。当時3歳の咲太郎君の寝かしつけていると、「今のお母さんの声はかわいくないよね」「前の咲ちゃんは死んで、今の咲ちゃんになったけど、前の咲ちゃんの時のお母さんの声はかわいかった」と言われたのだという。
当初は子どもの他愛ない作り話だと気にも留めなかった両親だが、咲太郎君は「前世でバイクの免許を取った17歳の時の話」として、「車が急にぶ~んとぶつかってきて、ぶ~んってきて、バーンって。服が破れて開いとった。ちょっとだけ。手術して入院しとるときに死んじゃった」と話し出した。咲太郎が描いた“事故現場”の絵を見てみると、横断歩道のある交差点で、信号は音響装置つき。歩道には長い点字ブロックがあった。「(車の色は)白っぽかった。車の大きさは普通で、家の車と比べるとちょっとだけ小さかった」。
Twitterで情報を呼びかけた理由について知恵さんに尋ねると、「同じ母親として、(前世の)お母様が“バイクを買い与えなければよかったとか、後悔の念でいっぱいなのではないか”と思う。できればお会いできるといいと思った。結果、全国からたくさんのメールをいただいた。感謝でいっぱいだが、全てにお返事ができていなくて申し訳ない」。
“前世の記憶”を語り始めて4年。最初は信じることのできなかった両親だが、今は違うようだ。「話がブレないので、親の気を引くためでもなく、ふと話し始める。僕は前世というものを信じてはいないが、彼が嘘をついている感じはしないので、そういうものかなと感じている」と父・英樹さん。知恵さんも「最初は語彙力がないのでたどたどしい感じだったが、大きくなって言葉が増えると、話が繋がってきた感じがする。今は(前世は)あるのではないかと思っている」。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース