新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置が解除され、3年ぶりに観客制限がなくなったプロ野球。東京都内の新規感染者数は増加傾向で、シーズンを待ちわびたファンたちの間では、「いつもの楽しみ」を少し我慢しながら観戦する姿があった。
1日、ヤクルト対横浜戦があった神宮球場(東京都新宿区)には、試合開始の午後6時の前から、グッズを身につけた両チームのファンが詰めかけていた。
東京都北区の会社員井上勝司さん(52)は今年2試合目の観戦。「(応援歌の)東京音頭を大声で歌いたいけど、球場で感染者が出たらまた無観客になるかもと気を使う。酒を飲みながらしゃべる人も中にはいて、それは気になるかな」と話す。神宮球場は屋外球場で、春は風が吹くと寒いと感じる。「この時期は観客が少ないかもしれないけど、夏にかけて増えていくことに期待したい」
コロナ禍前の2019年と比…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル