3日午前8時25分ごろ、東京都瑞穂町箱根ケ崎西松原の交差点で、犬の散歩中だった会社員宮原隆彦さん(56)=同町長岡1丁目=が、立川バス(本社・東京都立川市)の路線バスにはねられた後に下敷きになった。宮原さんは、全身を強く打つなどして搬送先の病院で死亡した。乗客3人にけがはなかった。
警視庁福生署は、運転手の藤沢道郎容疑者(56)=東京都昭島市武蔵野2丁目=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。署によると、バスは交差点を右折した際、横断歩道を渡っていた宮原さんをはねた疑いがあるという。連れていた犬も死んだ。藤沢容疑者は調べに「太陽の光がまぶしくて歩行者に気がつかなかった」などと話しているという。
立川バスの担当者は取材に「情報を確認中です。ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル