富山県に春の訪れを告げる特産品のシロエビ漁が1日、富山湾で始まった。透き通った淡いピンク色の「富山湾の宝石」。射水市の新湊漁港に初物が水揚げされて競りが始まると、仲買人らが威勢良く声を上げた。漁期は11月末まで。
2~3キロ沖合の漁場に5隻の小型底引き網漁船が出漁。午前7時半ごろに最初の船が戻ると、仲買人や漁協関係者が集まり、籠をのぞき込みながら、大きさや量を確認した。水揚げは例年より少ない感触という。
射水市によると、シロエビ専門の漁が行われているのは富山湾だけ。県内外のスーパーや飲食店に届けられる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース