大麻取締法違反(譲受未遂)の罪に問われた早稲田大学3年で元相撲部員の園田陽司被告(20)=福岡県内在住=の初公判が23日、福岡地裁であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役10カ月を求刑し、弁護側は執行猶予が相当と訴え、結審した。判決は30日。
起訴状などによると、被告は2023年7月中旬ごろ、高校時代の先輩にあたる福岡県内の広渡翔馬被告(22)=同法違反罪(所持)で公判中=に電話で依頼し、大麻を含む植物片1・568グラムを入れた郵便物1個を用意させ、譲り受けようとしたとされる。
検察側の冒頭陳述などによると、被告は22年ごろから、広渡被告に勧められ、大麻の使用を始めた。検察官の質問に対して被告は「最初は怖かったが、何度も勧められるうちに吸ってしまった」と述べた。23年2月ごろから、当時住んでいた東京都内の学生寮に大麻リキッドなどを送ってもらうようになったとも話した。
被告はまた、寮にいた時は週…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル