大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師が教え子の女子児童への強制わいせつ容疑などで逮捕された事件で、警視庁は別の教え子を盗撮したとしてこの元講師の森崇翔(そうしょう)容疑者(24)=東京都日野市=を性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで再逮捕し、2日発表した。森容疑者と共謀した疑いで元同僚で元講師の中村成美容疑者(26)=東京都あきる野市=も逮捕した。
森容疑者は塾の女子児童の個人情報をSNSのグループチャットに投稿して参加者が見られる状態にしており、警視庁は2日、個人情報保護法違反容疑で書類送検した。同法の両罰規定で法人としての四谷大塚(東京都中野区)も同容疑で書類送検した。同法違反による塾の立件は異例。
少年育成課によると森、中村両容疑者は共謀し、講師だった8月上旬、四谷大塚の都内の教室で、教え子の女子児童(当時7)を椅子の上に立たせ、森容疑者が女児と2人の状況で、携帯電話でスカート内の下着を盗撮した疑いがある。
2人とも容疑を認め、森容疑者は「可愛い女子生徒で以前から下着を盗撮してみたいと思っていた」、中村容疑者は「以前から森が盗撮していたのを知っていた。提供してもらおうと思い森を教室に呼び入れた」とそれぞれ供述しているという。中村容疑者は、被害児童に限定して盗撮することを森容疑者と事前に合意。SNSで「楽しみにしてます」とメッセージを送っていたという。
容疑者「よりリアルに感じてもらいたい」
森容疑者は盗撮した画像など…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル