不審火が相次いでいた愛知県尾張旭市のアパートで、29日、住人の35歳の女が火のついたティッシュを投げ捨てたとして威力業務妨害の疑いで逮捕されました。
警察は、女が連続不審火に関与しているとみて調べています。女は逮捕前、東海テレビの取材に対し、「犯人を許せない」と話していました。
逮捕されたのは、尾張旭市北山町の無職・日比野千雅容疑者(35)です。
日比野容疑者は2月29日午前8時半前、自身が住むアパートの敷地内に火のついたティッシュを投げ捨て、管理会社の従業員に現場を確認させるなどした、威力業務妨害の疑いが持たれています。
このアパートでは、他にも2月25日から28日にかけて、駐輪場の自転車や屋外の雨どいなどが燃える不審火が6件、相次いでいました。
周辺を警戒していた警察官が29日午前8時半前、アパートの敷地内で焦げたティッシュなどを見つけ、付近の防犯カメラの映像などから日比野容疑者を特定しました。
日比野容疑者は逮捕前日、東海テレビの取材に対し、「犯人を許せない。やめてと一言(言いたい)。眠れないし、ずっと気を張っているから疲れる。私ですら足震えたりとか、足すくんじゃいますし」と話していました。
逮捕後の調べに対し、日比野容疑者は「火のついた紙をベランダに投げ込まれたので投げ捨てただけ」と容疑を否認しています。
警察はこのアパートで相次ぐ6件の不審火についても、日比野容疑者が関与しているとみて捜査しています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース