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大手繊維メーカー・ユニチカが愛知県豊橋市から無償で譲り受けた土地を売却した問題の裁判で、最高裁は市と住民双方の上告を退け、ユニチカにおよそ21億円を請求するよう市長に命じる2審判決が確定しました。 「この判決内容を踏まえて適切に対応していきたい」(佐原光一・豊橋市長) この裁判は、大手繊維メーカーのユニチカが1951年に豊橋市から無償で譲り受けた土地を、事業撤退に伴い大手住宅メーカーにおよそ63億円で売却したことに対し、市民グループが土地は市に返還する義務があるとして、佐原光一市長に対し63億円をユニチカに請求するよう求めたものです。 2審では、請求額をおよそ21億円に減らす判決が言い渡され、両者とも不服として上告していましたが、最高裁は今月21日付けで上告を棄却する決定を出しました。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース