古城博隆、池田拓哉
中央道の笹子トンネル(山梨県大月市)で天井板が崩落して9人が死亡した事故から12月2日で10年。
この事故を機に道路やトンネルといったインフラの老朽化は社会全体の課題と認識され始めたものの、実は専門家たちはその10年も前から「警告」を発し続けていた。
土木の専門家らからなる国土交通省の審議会は2002年以降、インフラについて「適切な投資を行い修繕を行わなければ、近い将来大きな負担が生じる」と繰り返し警告していた。
笹子トンネルの事故から1年…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル