インターネットで知り合った男性(当時50)の自分への恋愛感情につけ込んで現金を詐取したとして、名古屋地検は11日、無職渡辺真衣容疑者(25)=住居不定=を詐欺罪で追起訴し、発表した。詐取額は9月の逮捕段階から約1100万円増えて計約3800万円となった。
地検などによると、渡辺容疑者は4~8月、5回にわたり、東京都内やその周辺で、男性に対し「借金を返済すれば同居できる」「携帯電話の料金を滞納しているので現金を振り込んで」などとうそを言い、計約3800万円をだまし取ったとされる。
渡辺容疑者はSNSで「頂き女子りりちゃん」を名乗り、「パパ活」の相手から金銭的援助を受ける方法をマニュアルにして女性に指南していた。このマニュアルを大学生の女(20)=詐欺罪で公判中=に販売し、女の詐欺行為を手伝ったとして、9月13日に詐欺幇助(ほうじょ)罪で起訴されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル