東京の真ん中、明治神宮外苑の再開発工事が3月に始まり、これからどうなるかが注目されています。いったい、どんな場所なのか。そもそもから解説します。
Q 再開発が始まった明治神宮外苑(がいえん)地区とは、そもそもどういう場所?
A 歴史は1920(大正9)年にさかのぼる。その8年前に亡くなった明治天皇と妻の昭憲皇太后をまつる明治神宮がつくられた。東京・代々木の御料地(ごりょうち)に本殿(ほんでん)などが建てられ、全国から献木(けんぼく)された10万本の植樹もしてつくった人工の森もある内苑とは別に、外苑は神宮創建の記念として設けられた。国民がお金を寄付したり、ボランティアで働いたりして26年に完成した。土地の多くは今も明治神宮が持っている。
Q どんな施設(しせつ)が造られた?
A 今もある聖徳記念絵画館…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル