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水曜日は梅雨前線が北上し、活動が一段と活発化する見込みです。大雨の範囲が、西日本・東日本へと広がるでしょう。
すでに大雨となっている九州では、局地的に猛烈な雨が降り、さらに雨の量が増えるおそれがあります。土砂災害に厳重な警戒が必要です。
火曜日に九州南部付近にあった梅雨前線が、水曜日は九州北部付近に北上する見込みです。暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動がさらに活発になるでしょう。
午前中から、九州付近には発達した雨雲が流れ込み、激しい雨の降る所がありそうです。
昼前からは西日本で雨の範囲が広がるでしょう。特に、九州北部地方では、雷を伴って、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降るおそれがあります。四国の太平洋側でも非常に激しい雨が降るでしょう。
夜以降、木曜日にかけては、九州南部でも局地的に猛烈な雨が降り、東海など東日本でも激しい雨の降る所がある見込みです。また、北日本にも雨の範囲が広がりそうです。
水曜日夕方までに予想される雨の量は、多い所で、九州北部地方で180ミリ、九州南部で150ミリ、四国で120ミリの予想となっています。
その後木曜日夕方にかけてもさらに雨の量が増え、九州では300~400ミリと、平年の7月の1か月分に相当するくらいの大雨がたった1日で降るおそれもあります。
すでに九州では南部で降り始めからの雨量が800ミリを超えるなど、記録的な大雨となっている所がありますが、その後も土曜日頃にかけてさらに雨量が増える見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。
最低気温は関東から西で22℃前後でしょう。最高気温は27℃前後の所が多く、蒸し暑さが続く見込みです。(気象予報士・宮崎由依子)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース