台風18号はきょう(木)夕方には日本海へと進んで温帯低気圧へと変わる見通しです。
ただ、温帯低気圧に変わるといっても、雨や風が弱まるという事ではありません。引き続き台風の動きに注意し、大雨と暴風に警戒が必要です。
台風が温帯低気圧に変わってからも等圧線の間隔は狭く、強い風が吹くと予想されます。また、低気圧や前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で、西日本の太平洋側を中心に雨の強まる所があるでしょう。
<予想雨量>
4日(金)朝までの24時間(多い所で)
・四国地方 200ミリ
・東海地方 120ミリ
その後、5日(土)朝までの24時間(多い所で)
・北海道地方 100~200ミリ
・東北地方、北陸地方 100~150ミリ
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
また、台風から離れた地域でも大気の状態が不安定になりそうですから、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意をお願いします。
そして、台風周辺だけでなく、西日本や東日本の太平洋側でも風の強まる所がありそうです。
<最大瞬間風速>
あすにかけて
・東北地方、北陸地方 35メートル
・九州北部地方 30メートル
暴風や高波に警戒してください。
そして、台風18号から変わった低気圧は5日にかけて北日本方面へと進む予想です。早めに雨や風への備えをお願いします。
きょうは台風の動きにともなって、西日本から雨の範囲が広がってくるでしょう。夕方から夜にかけては東日本や北日本でも雨の降りだす所がありそうです。
また、きょうも西日本では真夏日となる所があり、全国的に平年よりも気温の高い所が多くなるでしょう。
(気象予報士・池田沙耶香)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース