きょう(木)午前中は日の射す所もありますが、太平洋側から天気が下り坂へと向かいます。
さらに、あす・あさってと雨の範囲は広がり、あさって(土)は台風19号の被害が出ている地域でまた雨が強まるおそれがあります。
今夜の予想天気図をみると、全国的に高気圧に覆われるようにも見えますが、高気圧はやや北寄りです。
東日本・西日本は高気圧の縁にあたる為、湿った空気の通り道となってしまいます。
さらに、南海上の前線がゆっくり北上し、土曜日にかけて太平洋側から雨の範囲が広がっていくでしょう。
台風の被害が出ている地域で、また雨の強まるおそれがありますので、更なる被害の拡大に厳重な警戒が必要です。
きょう雨が降りそうなのは、太平洋側の地域が中心です。九州では昼前にも雨の降り出す所があり、夜にかけて西日本・東日本の太平洋側沿岸部で雨の範囲が広がるでしょう。
被災地では、少しの雨でも土砂災害や洪水が起こりやすくなっています。午後には雨の降り出す所もありそうですから、空模様の変化に十分お気をつけ下さい。
東北の日本海側では、一部で昼前まで雨の降る所がありますが、午後には晴れ間が戻る見込みです。
沖縄は前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定になっていますので、激しい雨に注意が必要です。
日中の気温は大体きのうと同じ位で、この時季らしい気温となるでしょう。
朝は冷え込むようになり、一日のうちの気温差が大きくなる時季です。気温の変化で体調を崩さないようにお気をつけ下さい。
(気象予報士・池田沙耶香)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース